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学問の素-GES生に贈る-

2007-05-30 00:03:11 | 受験・学校
GES進学生諸君、重要なことをお話し致します。
難関国立大学・慶應義塾大学を目指し、社会を
引っ張って行きたい人には必要条件です。
難しいとは思いますが、自分で必ず、紐解いてください。
「学問の素」です。

難関国立大を目指す人は文理問わず、
数学が必要です。
なぜ、難関大学が数学力を問うのでしょうか。
何を求めているのでしょうか。
大半の難関大学生がこれを習得・習熟していないと、
大学は全くつまらないレジャーランドと化すでしょう。

高校生は小論文という形で訳も分からず、書いています。
小論文は数学的帰納法という論証法を使って書いて下さい。
そうしないと全く、小論文を書く目的は達成されていません。(記号論)
「現代社会を知る」という背景的常識面では益はあります。(意味論)

すべての学問に言えることである。
また、学問という範疇を超えた我々の生活に言えることである。
法曹には必ず必要である。

自然科学という学問は
いずれも「原理」と「定義」から成り立っている。
この原理(数学的な言い方では公理という)・定義を
有機的に結びつけ、
それらから新たな法則を導く際に使用するのが論理である。
この導く作業は一般に論証といわれ、
数学での主要な位置を占めると共に、
新たな法則を発見したときの、一つの山ともなっている。

論証が出来ていなければ、
それを数学上の法則と認めることは出来ない。
現代においても予想の段階で、論
証が不十分な法則が数多く存在する。
たとえば、整数論の「角谷予想」などはその一つである。
以上のようなことから分かるとおり、
論理が出来なければ数学は決して出来るようにならない。

高校の数学はhow toを覚えて解けるものが多いが、
大抵の数学は本質的な理解、
すなわちwhyを理解することによってのみ
解くことができる問題ばかりである。
How toで解けない問題は多いがwhyで解けない問題は存在しない。
論理・論証力なるものは日常の数学の学習において
十分に身につくはずのものであるが、
how toを知るだけの学習では身につけることが出来ない。

また、上記のような事実から分かるとおり、
論理用語の理解はテニスのルールを覚えるのと同様で、
実際の論証、つまり、テニスのプレイにはつながらない。
この講義で、生きた論理を運用することを知り、
それを利用して数学を学習して欲しい。
それにより飛躍的に実力を上げることが出来る。
そして、公式が証明できるようになり、
深い理解へとつながるのである。

HIROSHI  KIMURA

GES進学予備校
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仏心

2007-05-28 02:06:11 | 受験・学校
記号としての言語
名詞が数字
接続語が論理記号
文は式
「文と文の関係」は「式と式」の関係に等しい。
語と語、文と文、それらがどういう関係にあるのか。
論理統語でその関係を繋ぐ。

こう考えると、数学と言語は同じだ。
只、1つ、語には意味がある。
複数の意味がある。
これを一意に固定しなくては数学にはならない。
1+1=2
1本+1枚=?
1の意味が違うと語と語は結びつかない。

言葉には意味がある。
言葉の意味は平安時代の古文語と現代語の意が
違うのと同様、平安文化と昭和文化は違う。
これを同じ意味で捉えると、計算間違えをする。

時代的異文化
地理的異文化

これらを学ぶことが本当にコミュニケーションが
正常に行われる基盤となる。

曖昧な知識で対話をすると大きなすれ違いが起こる。
国際平和から家庭平和まで言語能力で世界が異なってくる。

国語が大事と昔から言われてきたが、伝わってきたのみ。
なぜ、大事なのか、知る人は少ない。

愚かな喧嘩は「相手をつぶす」が目的。
賢い討論は「お互いに止揚する」が目的。

誰もが平和を望んでいる。
喧嘩、戦争を心から望む人間はいない。

仏心即ち素直な心。
ここから精進は始まる。
学習・学問の目的はここにある。
自己の幸福ではない。
他者の幸福を願うこと。
結果、自己の幸福にも繋がるのである。

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憲法改正考

2007-05-26 14:39:04 | 受験・学校
国会で「憲法改正」のためのまず「国民投票法案」が可決、成立。
一方、安倍総理大臣は、憲法改正を夏の参議院選挙の争点とすることを明言しています。
自民党からは、「新憲法草案」なるものまで発表され、
日本国憲法の改正が、具体性を帯びて語られるようになってきました。
「集団的自衛権」「自衛軍」「民法772条」「前中曽根総理の前文」「18歳問題」
1つの法が多くの法に連鎖していますから、大変な作業です。
「社会保険庁」絶体絶命!もう後がない。
受験生は、「憲法を変える必要があるのか」考えていますか。
憲法を変えるのであれば、どこをどう変えればよいのか。
そして、一口に「憲法改正」とは言いますが、果たして
どのような手続きを経て、どのような結果になれば憲法は
改正されるのか。
また、憲法改正案が否決されたとき、結果
「憲法改正」は、国民生活はいかに。。。
国民が考えるべき局面に入りました。
憲法改正について「前文」から「9条」等、受験生に関係ない?
否、背景的常識に大きく影響します。
このような問題を多方面から考えて、論文・本日のレポートを
書いてください。

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現代文を読むカラクリ

2007-05-24 06:14:19 | インポート
-異時代・異文化背景常識- 
時と場所の相違から文は読めなくなる。
話が通じなくなる。

デカルト的懐疑論 第1章  
① 「デカルト的懐疑」、それはキリストの教えから
逸脱した「一切を疑う」という姿勢であった。
「一切を疑う」ならばこの世界も幻ではないか、
「一切を疑う」ならばこの私も幻ではないか、
そこにあるのは私が滅却する暗黒への収束である。
 だからこそ、デカルトは、「一切を疑い」ながらも拠点を必要とした。
そしてそれこそが、「一切を疑うことはできるが、
この疑っている我を疑うことはできない。」という境地である。
「我思う、故に我あり」。「コギト・エルゴ・スム」。
これはもちろん「一切を疑うが故に、
その疑う我という存在が確かに実在する」という意味である。
 ここから近代哲学は始まった。
つまり神に対しての重要な拠点、「我」の確立である。
もちろんデカルトですら「時代」を超えることができない以上、
キリスト教自体を疑った訳ではない。
例えば、デカルトは解析幾何学の祖でもあるが、
同時にこの世界が幾何学という美によって構成されていることを
証明することは、そのまま、その美の世界のデザイナーたる
神の存在証明を目指してのことだったのである。
 しかしデカルトは「我」という境地を見い出した。
そしてそこにはルネッサンスという新しい時代の胎動があった。
デカルト的懐疑が動き始めた17世紀とは、
まさに近代という時代に深く足を踏み入れていた時なのである。

2003.01.18放送

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修行VOL.1

2007-05-24 05:52:04 | 日記・エッセイ・コラム
<修 行>
今日はまた遅くなってしまったね。
風邪はどうだい。
仕事には慣れたかい。
辛いかい人生賭けだよ。
迷うことなく、いいと判断したら思いっきり、走るべきだよ。
どんな時も、守りには入らない。
典型的日本人はモノを蓄積しようとする。
よく考えてごらん。
君が持ってて世の中よくなるの。
才ある人に預けるとその人の才能で
そのモノが世の中を素晴しく変えていく、と考えたら、
君はそれでも持ち続けるかい。
私は社会に預けます。
そんなタレント(才能)が誰しもにあると
日本はガンバレるよね。
一人々々の才能が摘まれる時代に入ったら大変だ。
皆が知の生産者のプロになれば不安は終焉を迎える。
当然だろ。人生、この海に身を預けてごらん。
怖いかい。
私は飛び込まない方が怖いと思うよ。
わかるかい。

2003.04.17. Written by Hiroshi Kimura
今日もまた明るくなっている。
バイオリズムが狂ってしまった。

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