5教科を習熟し得る学問
基本はいつも言う「論理」です。
論理思考は小学生から算数で鍛えています。
論理思考が中高で崩れる理由は「論理の複合化」
です。1つの論理を追うのは簡単でしょう。
そこには「自然の法則を知る」ことが大前提にありますが。
これら法則が複数混在すると、1つ1つの「自然の論理」を
しっかり習得していないと、難でしょう。
所謂、基本の融合です。
これが難問と言われるものです。
基本=難問
「語彙の基本定義」は必須です。
語彙は社会を知らなければ、わかりません。
学問はまず、「現代を知る。」
「歴史という時代の積分を知る。」
「人間界外(宇宙)を知る」
ところから、始まります。
お経は主として「人間の生き方」を書いています。
学問は主として「人間を取り巻く社会状況」を書いています。
では、この2つを知ることから5教科制覇は始まります。
数理を諦める人は多いですが、論理と自然現象を知ることを
断念してしまい、延いては語学・歴史学・政治経済までも
磨かれていない論理で考えることになります。
論理を磨いている人同士の話は故意的に感情論を避けます。
人間の特徴は自然・社会常識の中に潜むこの「論理公式」を
見出し、その力を付けていくことでしょう。
さて、ではしばらくぶりに「現代文を読むカラクリ」講義に入りましょう。
【難関大学突破難文難語】
-攻略のための海図― 西洋史
<第1章>
歴史を知らずして現代を知ることは出来ない。
私たちは、今もなお二重の渦の中にある、
すなわち、伝統という幻想と西欧という幻想である。
それゆえ、もし、仮に私たちを振り返るならば、
伝統を見つめる視線と共に、西欧
を西欧を見つめる視線を有しなければならない。
西欧とは何か、それはまず、キリスト教であると規定しよう。
ナザレのイエスが起こした
新興教団は、勿論、ユダヤ教の中の小さな一変種に過ぎなかった。
しかし、それがイエス亡き後の信徒たちの布教によって
帝国ローマへと広がり、さらにそれがローマにおいて
国教化されるに及び、西欧全域の魂を律する支配原理の源となった。
そこでは王権は神に
よって授けられ、死者の魂は天国へと導かれるのだ。
それ故、人々は神と契約をしなければならない。
信仰を得ることで、魂を差し出すことで
得られえるのは現世と死後の安息である。
キリスト教は、来るべき世界の破滅を預言し、
人々は真にその言説に戦慄した。
西欧全域に展開された魂の王国は、
このように死後の世界を包み込む世界として、
人々の前に厳然と存在したのだ。
2003.02.08 FM放送済
【お知らせ】
お待たせしました。
「論理エンジンPS」が完成したようです。
出口汪先生、ご苦労様でした。
OS終了した人は、PSに進んで下さい。
どこまでできるでしょうか。
標準編ですが、少々骨があると思います。
「GES進学は
5教科の土台となる常識を入れる、
当たり前のことをできるようにする予備校です。
これが将来、今の学力を将来に応用出来る人間を
作ることになります。」
GES進学予備校
塾 長:木村 浩
※実務学習も学校教科学習の考え方を使うことが
重要です。司法試験が論理力を問うように
他資格も論理力が要です。
基本はいつも言う「論理」です。
論理思考は小学生から算数で鍛えています。
論理思考が中高で崩れる理由は「論理の複合化」
です。1つの論理を追うのは簡単でしょう。
そこには「自然の法則を知る」ことが大前提にありますが。
これら法則が複数混在すると、1つ1つの「自然の論理」を
しっかり習得していないと、難でしょう。
所謂、基本の融合です。
これが難問と言われるものです。
基本=難問
「語彙の基本定義」は必須です。
語彙は社会を知らなければ、わかりません。
学問はまず、「現代を知る。」
「歴史という時代の積分を知る。」
「人間界外(宇宙)を知る」
ところから、始まります。
お経は主として「人間の生き方」を書いています。
学問は主として「人間を取り巻く社会状況」を書いています。
では、この2つを知ることから5教科制覇は始まります。
数理を諦める人は多いですが、論理と自然現象を知ることを
断念してしまい、延いては語学・歴史学・政治経済までも
磨かれていない論理で考えることになります。
論理を磨いている人同士の話は故意的に感情論を避けます。
人間の特徴は自然・社会常識の中に潜むこの「論理公式」を
見出し、その力を付けていくことでしょう。
さて、ではしばらくぶりに「現代文を読むカラクリ」講義に入りましょう。
【難関大学突破難文難語】
-攻略のための海図― 西洋史
<第1章>
歴史を知らずして現代を知ることは出来ない。
私たちは、今もなお二重の渦の中にある、
すなわち、伝統という幻想と西欧という幻想である。
それゆえ、もし、仮に私たちを振り返るならば、
伝統を見つめる視線と共に、西欧
を西欧を見つめる視線を有しなければならない。
西欧とは何か、それはまず、キリスト教であると規定しよう。
ナザレのイエスが起こした
新興教団は、勿論、ユダヤ教の中の小さな一変種に過ぎなかった。
しかし、それがイエス亡き後の信徒たちの布教によって
帝国ローマへと広がり、さらにそれがローマにおいて
国教化されるに及び、西欧全域の魂を律する支配原理の源となった。
そこでは王権は神に
よって授けられ、死者の魂は天国へと導かれるのだ。
それ故、人々は神と契約をしなければならない。
信仰を得ることで、魂を差し出すことで
得られえるのは現世と死後の安息である。
キリスト教は、来るべき世界の破滅を預言し、
人々は真にその言説に戦慄した。
西欧全域に展開された魂の王国は、
このように死後の世界を包み込む世界として、
人々の前に厳然と存在したのだ。
2003.02.08 FM放送済
【お知らせ】
お待たせしました。
「論理エンジンPS」が完成したようです。
出口汪先生、ご苦労様でした。
OS終了した人は、PSに進んで下さい。
どこまでできるでしょうか。
標準編ですが、少々骨があると思います。
「GES進学は
5教科の土台となる常識を入れる、
当たり前のことをできるようにする予備校です。
これが将来、今の学力を将来に応用出来る人間を
作ることになります。」
GES進学予備校
塾 長:木村 浩
※実務学習も学校教科学習の考え方を使うことが
重要です。司法試験が論理力を問うように
他資格も論理力が要です。