当たり前のことを当たり前にすること。
現代では難門だと思う。
なぜ。
当たり前とは何か、正常とは何かが
わからなくなってきている。
所謂、ボーダレス社会、サブカルチャー社会
といわれる世の中だから、「価値観が違うから」
の連発で終焉。
価値観の統一とは何であろうか。
パラダイムの一致、ＬＯＧＩＣＡＬ ＳＹＮＴＡＸ（論理統語）
の習得。
「センター、バック、ジャンプ、ナイスキャッチ！」
ラジオの野球中継でこのような言葉をよく耳にする。
「中央、後ろ、飛ぶ、すばらしい捕球」？
と訳しますか。野球を知っているから、
中継アナウンサーの言葉がわかる。
子供は機関車を知らないと、車と間違える。
機関車を知っていると、識別出来る。
リンゴを見たことのない子供が絵本で
リンゴを見てもわからない。
真実を知る。社会を知る。これが論理統語と
言ってもいいかも知れない。
当たり前のことを深く知る。
こんなに難しいことはない。
でも、これが出来ると価値観の統一。
抽象物です。具体物では統一は無理でしょう。
リンゴと蜜柑のどっちが好きか。
これは価値観とは呼びません。
受験生、現代文や古文、漢文、英語長文
は最後は常識を身に付けたかどうかで決まります。
単語・文法は勿論、常識が入っていないと
文は読めません。人の心もわかりません。
読解とか洞察力は身に付いた抽象的な常識、
つまり、当たり前がわかるかです。
英語・現代文・古文・漢文は何のために
学習するのか、を知り、常識＝本物の理解です。
ここが自分ではなかなかできないんですよ。
単語・文法の暗記では成績は伸びないでしょう。
もうひとつの真実、常識を時間を惜しまず、学びましょう。
ＨＩＲＯＳＨＩ ＫＩＭＵＲＡ
ＧＥＳ進学予備校
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