goo blog サービス終了のお知らせ 

[WWF]へーげる奥田の空談言説

サークル「WWF」主宰・へーげる奥田が適当に告知したり興味の対象について論じたりするウェブログである。

韓国大統領とか

2008-04-25 00:19:21 | Weblog
このところのニュース関係について。

まず、韓国大統領の来日ですが、例によっての過剰に偉そうな態度でムカついた日本人も多かったみたいですね。韓国の新聞の社説はみんな「日本は反省しる」「日本は韓国に技術移転とか行うニダ」とか偉そうトーン一色って感じです。
今回の韓国側報道では、「日韓関係が冷え込んだのは全部日本のせい」ということになっています。竹島の日とかが原因、みたいなトーンです。まあ韓国の世界観は「よくないことは日本のせい」というのが公準なのでしょうがないですが、日本側もこういう主張にぜんぜん反論しないのが困ったもんですね。
ウリミンジョクはすばやく忘れていますが(日本人も気にもとめていませんが)、竹島問題が再燃したのは2004年1月に韓国が日本に対する挑発と国内世論の鼓舞のために、日本側の中止要請を無視して竹島切手の発行に踏み切ったのがそもそもの原因です。これに端を発して2005年に島根県が「竹島の日」を決めたわけですが、韓国側は自分から挑発したことはこれまた瞬時に忘れ、「チョッパリが竹島挑発を行ったニダ!」とかそういう流れで関係冷却化が進んだという自爆だったわけですね。困るのは日本側からもこういう韓国側の勝手な主張への反論がないことです。

反論がないと言えば、謝罪を要求って、いったいなんの謝罪を要求なんだかよくわかりません。中国だったらわかりますね、日本と戦争したんだから。それかせ何だか「謝罪するのが当然」みたいなトーンで、しかも誰もこれに反論しない。まあ反論したら友好ムードはおしまいなのはわかりきってる場面なんでしょうがないんでしょうけど、そういう容赦のないインターネットの掲示板なんかで韓国人と日本人が議論すると、高い確率で韓国人が論破されてしまうというようなことが恒常的になっている状況ではどうも歯がゆいものがあります。韓国でも「とにかく日本が全部悪くてウリナラは被害者ニダ」史観の教科書に修正を加えようという動きがあるみたいですが、さてどうなることか。
韓国も国際デビューしてけっこうたつんですから、そろそろ他国とのつきあい方を学ぶ頃合いだと思いますねえ。

あと、ここんとこ気になるのが自殺の問題。なんか硫化水素だかの自殺方法が流行ってるみたいですが、まったくもってケシカランですな。私は条件付自殺肯定論者ですが、人を巻き込む自殺方法は大反対です。自殺方法はもっとちゃんと指導すべきだと思いますな。昔「完全自殺マニュアル」とかあったですが、これはある程度まわりの迷惑なんかも考慮していましたけどね。
自殺に関してはもっといろいろ意見あるのですがそれはまた別途。

最後にどうでもいいことですが。

ニュース23に出ているちくしの後任のキャスターの人。



どっかで見たことがあるなあ、とずっと気になっていたんですが、ようやっと思い出しました。


コレです。



どうでもいいことでした。

映画『靖国 YASUKUNI』について

2008-04-06 22:50:15 | Weblog
なんでもヤスクニとかそういったタイトルのチャイニーズ的映画が上映できるのできないのとかいってモメているようですな。まあ内容を見ていないので現状ではなんとも言えないんですが、メディア関係は「表現の自由の侵害」のセンで攻めてるようです。

たしかに、右翼団体とかいったゴロツキ的な活動をする連中の妨害工作によって映画の上映自体が不可能になるという状況は由々しき問題だと思います。
ただ、見聞きしたかぎりでは、問題なのは、この映画が「日本映画」に与えられる「芸術文化振興基金の助成」を受けているのだが、この基金の助成は政治的、宗教的宣伝意図があるとダメなのでカネの使い方の審査をちゃんとやっているのか? ということらしいじゃないですか。なんか審査員には憲法九条系(笑)の活動家の方も入っているとかなんとかいったところみたいですし。
あと、作中には事実と微妙に異なって誤解を招くような描写があるとか(たとえば靖国神社の御神体が「日本刀」だと作中では言ってるらしいが、実は神器としての両刃の神剣らしい)、助成の申請をした際の映画のタイトル、出演者、共同製作者、協賛、申請代表者の本名なども後になってみんな中国系に変更になっていて、これを「日本映画」と称するのはいかがなものかとか、被写体になった人を本人に断りもなく勝手に「キャスト」にしちゃっていて肖像権とかそういうのをクリアしていないとかの点らしいです。でもそういうのはちっとも報道されないみたいですね。

そういうことは全部置いといてゲンロンの自由が重要と言うのなら、たとえば国土交通省が道路特定財源で上演したミュージカル『みちぶしん』をやめさせるというのは言論封殺とか言わないとダブルスタンダードっぽいですね。まあ状況がけっこう違いますからアレですが、これだってヤスクニと同じに、内容はともかくカネの使われ方が問題だった件ですから、少なくとも同じ態度で報道しなくちゃあかんでしょう。なんか自分らの気に入るものと気に入らないもので対応の仕方が違うってな感じがしちゃいます。

日本もなんかもっとどんどんこの手の政治的プロパガンダ映画作ってユーチューブにのっけてやるのがいいと思うんですが、そういうことするサークルとかいないんですかね。まあなんとも。

児童ポルノ規制について

2008-03-17 00:35:36 | Weblog
年度末の繁忙期がやや治まってまいりました。しかしサラリーマンは休みが少なくていかんですな。知り合いの漁師さんなんか年間3ヶ月仕事をしてあとはバケーションですよ? ていうか特殊事例?

で、現在腹立たしいことをいくつか想起してみますと、そのほとんどがインターネットを介する現象というのはやや不健全な話ですが、そのひとつに児童ポルノ禁止うんぬんというのがあります。
正直なところ、私はいまから20年ほど前は退廃的なコミックマーケット文化にかなり嫌悪感をもっていて、児童ポルノ関係はもっと規制を強化するべきだという考えだったものですが、現在はある程度考え方が変わってきています。
まず大きな原則として、国家等が個人の思想信条等に容喙することは、公共の福祉に対して定量的な実害がないかぎり避けるべきだと考えています。実在の児童に対する児童ポルノは、多くの場合いわゆる「商業的性的搾取」であることが多く、またその現実的方法として誘拐やら監禁やら殺人やらが起こるという状況があるため、たしかにこれを商業的ベースとして規制することは妥当な方法だと思います。
ただ、何ですか「準児童ポルノ」って。実在の被写体のない絵などまで規制対象にするというのはどう考えても論理的な発想ではありません。なんでそういう発想に? と思ってググってみましたが、なんか「世論」以外に明確な根拠は見あたりません。
以前に「論争のためのタバコ煙害問題」という文章で書いたことがありますが、そもそも猥褻画像の規制というのも、どうも胡散臭い部分があります。
「人によっては、青少年に猥褻画像などを見せると青少年犯罪が増加すると主張しますが、この主張にはほとんど根拠がなく、せいぜい「自分だったら猥褻画像を見ると犯罪がしたくなるから他の人もそうだろう」といった憶測でものを言っているにすぎません。統計では、日本の青少年犯罪の発生率は1960年代ごろがピークですが、この時代は今より猥褻画像等の規制は強力でした。また、日本よりも猥褻画像等の規制の強い韓国では、暴力犯罪の発生率が日本よりも有意に高いと言えます。つまり、少なくとも統計で見るかぎり、猥褻画像等の自由化と青少年犯罪の発生率の間には、負の相関性があると言えなくもありません」というのがこのときの文章ですが、基本的な考え方は現在でもかわらず、CGや絵画を規制する合理的なロジックは、あいかわらず私には考えつきません。「準児童ポルノ」だとかいう怪しげな概念を創作して何でもかんでも規制だとか言ってる人には、とにかくもっと論理的な説明を要求したいところです。
まあ、それでもその「準児童ポルノ」とやらを取り締まるのだとかいうのであればそれはそれでひとつの社会的コンベンションですからいいんですが、そうするとこういうハダカの「児童」がいっぱい描かれたたぐいの絵は「準児童ポルノ」ですからみんなこうですな。いやはや。

南大門焼失

2008-02-12 00:24:47 | Weblog

韓国では現在例の南大門消失で大騒ぎですな。ウリミンジョクの自尊心の象徴である国宝が消失したことは大変不幸なことでありまして、その点ではシリアスに悼む気持ちはあるんですが、

http://blog.goo.ne.jp/pandiani/e/5eee22f6fbfc6425e79f4c38b0f7f07a
>また、今回の崇礼門全焼で全国民が衝撃に陥る中、
>2月11日が日本の建国記念日であると知られて、
>一層大きい衝撃を与えている。

って、何だかこう、気持ちはわかるがおまえら面白すぎといった感じですな。日本側の反応は素直に同情の意を表した人が多かったようですが、こういう報道があるとまた反応が変化するでしょうなあ。

ちなみに南大門は朝鮮戦争で焼けちゃったそうで、昔から残っているのは石垣の部分のみってことらしいので、焼けたのは割と新しい部分なのでまた作れば大丈夫ですよきっと。

なんか一度は鎮火したのだと思って安心したら新しい酸素が入って燃えちゃったとか、お役所が「壊さないで消火するニダ!」とか消防の邪魔をしたみたいな話もあるみたいです。消防がかなり不手際なことは事実でしょうが、鎮火の判断というのは相当難しいみたいだし、いろんな横やりが入ったりするのは同情を禁じ得ません。火災保険も1,000万円程度だったみたいだし。


しかし、グーグルは仕事早いですな。

http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&msa=0&msid=117071787222826458775.00000113236407410aec2&ll=37.579481,126.985216&spn=0.043602,0.080338&t=h&z=14&om=0&iwloc=0000011323703ea1d7659

いろんな意味で情報の速度が速い時代であることを実感した事件でありました。

タバコ情勢いろいろ

2008-02-04 00:31:51 | Weblog

私こういう流れにあるとは知らなかったんですが、横浜駅周辺が禁煙になったみたいですね。

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080121/trd0801211113005-n1.htm
>横浜駅周辺、吸ったら2000円 喫煙過料徴収始まる
>2008.1.21 11:13
> 横浜市中心部の横浜駅とJR関内、桜木町の両駅周辺の3カ所が21日、
>屋外の公共の場での喫煙を禁じる市条例の「喫煙禁止地区」に指定され、
>違反者から過料2000円を徴収する罰則の適用が始まった。


私は他人の出した汚煙を無理矢理吸わされるのはゴカンベンというたちなのでこれは大変好ましいことなのですが、新制度が額面通り運用されるかあまり信用できないもんだなあと思います。確かアキハバラなんかも同様の取り締まりを行っていたはずですが、現在はどうなっているんだかよくわかりません。先日横浜駅周辺を通りかかりましたが、なんか別にいつもと同じ状況でしたね。たしかに、横浜駅相鉄口周辺あたりなんかはもうそれって何か義務とかデスカ? と問いたくなるぐらい喫煙者がどいつもこいつも必死になってタバコ吸ってたりして困ったもんですので、ちょっとそういう制度にしてもらったほうがありがたいんですが。

ただ、こういう実力行使的な制度ができるとどうしても反発が生じます。先日も東京のタクシーが禁煙になったとかで、タクシー運転手のひとが同業者に蹴りいれられたりしてましたし。
養老孟司のじいさんなんかもう感極まっちゃって「禁煙運動はナチズム」だとか言ってましたね。

http://www.j-cast.com/2007/09/18011417.html
>他人に生き方を押し付けて快感を覚える禁煙運動家?
>
>文藝春秋を巡って、日本禁煙学会は公開質問状を出した 掲載されたのは
>「文芸春秋」07年10月号。タイトルは「変な国・日本の禁煙原理主義」。
>養老さんと劇作家の山崎正和さんの対談記事で、なぜ禁煙活動が起こったのか、
>なぜ健康至上主義になっていったのか、などが論じられている。2人に共通
>するのは、禁煙や健康至上主義に見え隠れするのが「ファシズム」「ナチズム」
>であること。養老さんは、禁煙運動家は非常に権力的で、他人に生き方を
>押し付けて快感を覚えるタイプだ、と痛烈に批判している。
>
> 養老さんは、そもそもたばこに害があるなど証明されていないとし、
>
>「『肺がんの原因がたばこである』と医学的に証明されたらノーベル賞もの
>ですよ」(略)

とかなんとか、まあ確かに「ある事物が人の健康に影響している」ことは、それがいかなるものであれ、完全に証明することは認識論的に絶対に不可能ですんで、言ってることはある意味正しいです。特に「毒」、それも遅効性の毒ってのは立証するのが非常に難しい。というより「毒」って何!? ということがまず難しいわけで、かの有名なDHMOだって使い方によっちゃ毒と言い張れば毒なわけですし、毒じゃないと言い張れば毒じゃないものですね。そういうテツガク的な議論をはじめればどんな結論でもひねくり出せるわけで、それでJTは裁判とかでうまく責任逃れて立ち回ってるわけですが、まあ養老先生ご本人もそういったことをまじめに議論するほどの元気はないみたいで、やっぱちょっと言ってみたかっただけみたいな感じです。

この手の逆ギレ的意見を言う人は多々いるんですが、「タバコが他に類を見ない規模で人に迷惑をかけていること」についてのエクスキューズはたいていありません。「禁煙運動家は非常に権力的で、他人に生き方を押し付けて快感を覚えるタイプだ」って、そりゃこっちの言うセリフでして、こっちは別にあんたらが煙吸い込んで恍惚としようがなんだろうが知ったこっちゃないのだが、こっちが普通の空気が吸いたいのに無理矢理自分の好みの臭気で汚染された空気を吸わせるのはどういう権利の押しつけですか? という部分が問いたいところですよな。

私はタバコに関して健康がどうこうとはあまり言いたくありませんし、基本的に国などが個人の嗜好に干渉することはよくないと考えています。ただ、問題は「タバコという財が特殊なものである」という点でして、この製品の特徴は「吸いたくない物に無理矢理煙や刺激臭を吸わせる」という、他者に攻撃的に干渉する製品仕様をもっているのが困った点なわけですね。一般にそれがどんなに危険だろうと、たとえ「使うと確実に死ぬ」ものであろうと、「嗜好は自由」なんですが、人の嗜好に干渉する嗜好というのだけは自由にしたらアカンということです。これは「自由」の原理的な問題ですよな。

つまり、タバコの問題は「毒性がある」とか「健康に悪い」という点なのではなく、「煙や匂いや火の行方をコントロールすることが難しい」という点にあるわけです。まあ、実はその他にもいろんな位相で特殊な「よくないところ」がある製品なのですが、今回はふれません。

現代は、「自由」がいろいろひしめきあっちゃう時代なので、「他人の自由を奪う」性質の嗜好というものは、非常に高価で贅沢な嗜好であることを理解する必要があります。本当だったら、吸うなら吸うでちゃんと汚煙の処理体制を整えたシステム上で吸うのがあるべき消費の仕方であって、いいかげんにその辺でカネもかけずに消費していい製品ではないんですよな。この時代。

なんて言ってたら、またまた知らないうちに自動販売機にオトナ判別用のIDカードとかが導入されたですか。

http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/080201/sty0802010917005-n1.htm
>たばこ買うにも成人の証明 きょうから自販機カード

これは私も10年ぐらい前から提唱していたものだったりなんかするもので、たいへんよいことです。さらに言えば、ちゃんと免許制にして、吸いたい人はちゃんと免許取って公明正大に吸うようにすればいいのに、と考えています。でもまあ、こういうのってなかなか普及しないものですからねえ。現状では「フーン」ってところでしょう。まあ、気長に見るですかいねえ。

エコ偽装

2008-01-21 00:09:39 | Weblog
さて、巷間騒がれている製紙会社のエコ偽装問題ですが、どうも釈然としませんですな。これは食品偽装とかとはかなり違う性格のもののように思えます。
もちろん、法令遵守の観点から当該企業がよくなかったことは当然ですが、今回の状況の背後にはいろんなオトナの事情があり、結果として製紙会社がビンボ籤を引いた、というような気がします。

まず古紙配合率の基準が技術水準を無視して策定されていたんじゃないかという気がしてしょうがありません。メーカーはさかんに品質水準に満たなかったのでとか言ってましたが、おそらく古紙配合率があまり高いと、印刷する際に機械で不備が生じたりしてクレームがばんばん来ていた、とかそういう状況ではなかったかと想像するですよ? じっさい今回のケースについて偉そうに批判している新聞とかだって、印刷の関係でもっと品質がよくないとダメだとかさんざんクレームつけて、あまり古紙配合率が高い紙を使いたがらなかったみたいな話も聞きます。ハガキだって似た状況だったんじゃないでしょうか。発注元の客先企業から、「こんなんじゃ印刷機にかけられないよ! もっとちゃんとした品質のを入れろ」とか言われたら、一般のメーカーとしては飲まない訳にはいかないでしょうからねえ。
結局、人間系はたいして気にしなくても、印刷とかの機械でいろいろ問題が出てきちゃうという実際の業務上の状況を無視した結果ではないかと想像するわけです。まああくまでも状況証拠しかない想像ですけどね。
ただ、私なんかも内部監査で指摘事項を出す場合、社内ルールにあるからといっても、実業務の状況から現実離れした決めごととかに対してはとても気を遣います。いい加減でコンプライアンス違反な業界慣例なら厳しく正すのが筋ですが、あまりにも理想論的なルールは結局いろんなところに問題を引き起こしますな。

だいたい、生産の部門で出た問題はやたら騒がれますが、一方のリサイクル側はどうなんだという感じもします。なんですか、こないだナニゲにさらっと報道していましたが、プラごみの分別とかやらせておいて、なんか結局一緒に燃やしているケースがけっこう多いということらしいじゃないですか。「最近の焼却炉は高温の仕様なのでプラも燃やせるんですよ」とか偉そうに言ってましたが、これも立派なエコ偽装ですよな。なんのために消費者が高い工数をかけて分別してると思ってんだってことです。以前の半透明のゴミ袋のときも公官庁のいい加減なルールでずいぶんムダが出たみたいですし。今回なんか誰も糾弾しようとしないのがムカつきますな。
まあ、エコもいいんですが現実的なレベルの基準を作るか、あるいは社会全体がもっと壮絶な覚悟を決めるかしないとダメな問題なんでしょうねえ。

モノを考えない奴の常識押しつけほど腹立つものはない

2008-01-06 00:59:52 | Weblog

さて、2008年になりました。

懸案であったコミックマーケットは持ち込み分すべて完売の成功裏におわりまして、たっぷりと寝正月ならぬドリャクエ正月を送りましたな。今のところニワトリの人を倒すのに16ターンかかるという状況です。

で、今年は細かい愚痴から入りたいと思います。
年末に横浜のデパートに行ったんですな。確かクリスマスちょっと前だったのですごく混んでいたわけですよ。もう、なかなかエスカレータに乗れないぐらいの状況ですね。そういう感じに混んでいるのに、何だか知らないけどエスカレータの右側に誰も乗らない。エスカレータを歩いて上る奴のために律儀にあけてるわけです。

私はどちらかと言えば「エスカレータを歩く奴のためにあけておく必要はない派」ですが、別に原理主義者ではないので、いかなる場合でも必ずこうしろとか言う気はありません。ただ、こういう阿呆な状況はいかがなものかと思いますね。たとえば駅では、電車の発車時刻が迫っていたりして急ぐのはじゅうぶん理解できますので急ぐ人のためにあけておくのもアリでしょう。特に朝は全体的に急ぎ度が高いですからねえ。しかし、午後のデパートで寸刻を惜しんで急ぐシチュエーションって何ですか。まあ年始だったら福袋の発売とかいろいろあって急ぐケースもあるでしょうが、特にそういう状況でもないのであれば、レストランの予約に間に合わないとか友人との待ち合わせに遅れそうとか、そういう非常に特殊な状況ぐらいしかないのでは、と思います。そういうレアケースのために、たいへんな混雑を引き起こしつつエスカレータの輸送性能を半分しか機能させず、馬鹿のひとつ覚えみたいに機械的に右側を使わないであけておくというのは愚かだと、私は思うのですがどうでしょう。

なので私はこういうケースのときは割と平気で右側に立っていたりします。そうすると、どけとか言う奴がいるんですよね。不思議なことに、この手のどけ的発言をうけるのは決まってデパートのエスカレータで、決まってオバサンです。なんか闇の組織とか関与してるみたいな感じです。
どうもこいうい連中って、無思考的に他者に自分の「常識」を押しつけるようなんですが、何が腹立つってものを考えていない奴の干渉ってのは非常に腹立ちますな。繰り返しますが私は原理主義者ではないので、しかるべきロジックで納得すれば即座に態度を変えますが、そういう人からちゃんとした理論を聞くことはあまりありません。ちなみに言えば、エスカレータの右側あけ(関西では左らしい)については、安全面や機械的仕様として想定していないというメーカー・技術者サイドからの意見、急いで駆け上がりたい奴は階段を使うべき等の意見のほうが説得力をもつように、私は感じています。

現代日本では自分の意見の押しつけはあまりイクナイとされていますが、無思考的に自分の常識を押しつけることは世界的にはむしろ多数派です。韓国なんかの儒教的思考ではむしろ自分の考えを押しつけるのがあたりまえというか倫理的行動みたいですし、昨今のオーストラリアの捕鯨に対する誹謗なんかまさにそういうものでしょうね。例のオーストラリアの動物虐殺についての動画(http://jp.youtube.com/watch?v=e8lvep0-Ii0)とか見ましたが、哺乳動物の絶滅の記録保持とか絶滅危惧種の虐殺とかカンガルー撃って袋から赤ん坊引っ張り出してカカトで踏みつぶすとか、あれほど悪逆非道なことやっててそういう誹謗中傷するか? という感じですね。相手は無思考的態度の「常識」とかそういう感覚的というか昆虫みたいなレベルで自己の考えを押しつけてきますから話になりません。まあ困ったもんですね。


佐世保市発砲事件の戦闘現象

2007-12-17 01:08:35 | Weblog
ようやっと同人誌制作が終わりましたが1ヶ月近く放置してましたな。
まあそういうこともあります。

で、ちょっと触れたいのが例の佐世保市スポーツクラブ発砲事件ですな。
これは未だに動機その他が解明できていない状況ですが、ここで気になったのが戦闘現象的な部分です。「戦闘現象」という概念は私が勝手に提唱しているものでして、詳細は
http://www.yk.rim.or.jp/~h_okuda/wwf/w25_okuda.htm
あたりを見ていただくといいと思いますが、現実の銃撃というものがここまで生々しく展開し報道されたということに私は興味をいだきました。あ、もちろん被害者の方々に対するシンパシーや哀悼の心もありますよ言うまでもなく。

私の父親は結構てっぽうが好きな人物だったもので、子供の頃からてっぽう教育を受けました。私はちょっと大きくなった頃から父親に反発したものでそれ以上深入りしませんでしたが、弟はエアライフルでインターハイとかに行ったりしていましたねえ。

で、今回の事件ですが、まず最初の報道で「ライフルを撃ちまくって」とか報道されていました。ライフルの所持は散弾銃より厳しいはずだし、しかも「乱射していた」という証言もあったので、もしかすると自動小銃のようなものを使ったんじゃなかろうかという憶測も報道サイドから出ていました。なので、もしこれが本当だったら結構どえらい事件だなあ(どっちにしてもどえらい事件ですが)と思ったんですが、じきにやっぱり散弾銃だったらしいということが判明しました。
そこで今度は、犯人は何発もてっぽう撃ちまくっていたという証言があり、特に「4発続けて撃った」という証言があったので、これはどういう状況だったのかと疑問に思いました。というのは、日本では散弾銃は3発までしか弾を装填できないようにしなければいかんからです。しかも証言者は、空薬莢が飛んでいたと言っていました。とすると犯人はオートマチックの猟銃を装填しながら撃ちまくったのか、あるいは弾倉のチューブを取る違法改造して3発以上撃てるようにしたのか、などと思いました。オートマチックのものは、弾倉に2発と薬室に1発の計3発のシェル(弾)が入る上に、2発撃って銃の下部からまた2発シェルを入れれば続けて射撃できるはずです。また、輸入モノの散弾銃の一部は4発以上の弾が入りますが、日本の法律で制限があるので、弾倉には2発までしか入らないようにチューブを入れて制限するようなキマリになっているっぽいです。
ただ、テレビにさかんに出てきた散弾銃はみんな中折れ式の上下二連でして、はっきりとは報道していませんが、たぶん犯人が使ったのもこのタイプだったのではないかと思います。これはまあたしかにクレー射撃用として非常に一般的なものですし。2発撃って装填すればまた2発撃てる、つまりつごう4発だったのでは、とも思いますね。

で、犯人は被害者を殺す気で撃ったみたいですが、どうも報道からみると、近距離にもかかわらずみんな貫通していない傷(盲貫銃創)だったようです。じつはこれ、『マスターキートン』の中でどっかのエピソードに出てくるものがあり、「散弾が人体を貫通するわけないだろ」とかそういう感じのやりとりがあったのを記憶していまして、観ていて「そんなのわかるんか」と思った記憶があります。常時銃を扱っているひとでも、散弾銃で至近距離から人を撃った場合どんな現象が起こるのかなんてわかんないんじゃないの? と思ったわけです。今回の場合、クレー用の2ミリぐらいの粒の弾を使っていたのでたまたまそうなったんでしょうが、スラッグという散弾じゃない弾だったらどうなったかわかりません。スラッグというのは大きなエモノを撃つための1発弾で、弾体にライフリングみたいなのが彫ってあります。父親に見せてもらったことがあります(たぶん違法)。犯人がもっと本気で相手を殺すつもりだったらスラッグやOOバックを使ったんでしょうが、まあそこまで徹底しなくても当たれば死ぬと思ったんでしょう。どっちにしても嫌な状況です。私なんか場に居合わせたらもう恐怖でパニックに陥りそうです。『ワイルドセブン』なんかにも、ショットガン持ってる奴と喧嘩するな、とかそんな感じの文言があったような気がしますし。

私は銃器ファンにはシンパシーがかなりありますが、銃器の自由化には大反対です。私の基準は、「ユーザーにコントロールできないものは規制すべき」というものです。銃器はユーザーサイドでのコントロールが相対的にかなりしづらいと思います。
猟銃なんかについても、鳥獣駆除に必要な部分はたしかにあるのでそのへんはやむを得ないのですが、持つ必要のないひとが結構持ってるのも事実です。ちょっと前にも、5歳児が弟を撃っちゃった事件というのがありましたね。アメリカでは実包を装填したまましまっている人が多いので、この手の事故は多いと聞きます。少なくとも日本ではもっと規制を強化すべきだと私も思いますねえ。

ウリナラ国連事務総長大活躍

2007-11-18 14:35:48 | Weblog

現在同人誌の編集中につき忙しいですよ。年に2~3回はそういう感じですな。
ということで手短に。

ご存じの通り、現在の国連事務総長は韓国の潘基文(バンギムン)韓国外交通商相です。この人が国連事務総長に内定したときに述べた言葉が「我が国の国益を伸長させ、外交の幅を広げる」という感じだったのでまあ韓国人らしいなあといったところだったわけですね。

<引用はじめ>
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20061003k0000e030032000c.html(リンク切れ)

国連総長選:「重い責任感じる」就任内定で潘・韓国外相
(略) 潘氏は選出が確定したわけではないことを指摘しつつ、「(国連の)全加盟国の支持を受けられるよう引き続き努力する」と言及。さらに、韓国民の「関心と声援」に謝意を表明するとともに、「期待を裏切らないよう最大限努力して、我が国の国益を伸長させ、外交の幅を広げる」と事務総長就任をにらんだ抱負を述べた。
<引用ここまで>



まあ、ウリナラの認識では、国連事務総長というのは「世界大統領」だそーなので(笑)、もう世界を征服したみたいな気分なわけなんでしょうね。


そうしたら、さっそくコレです。



<引用はじめ>
http://www.chosunonline.com/article/20070505000001
記事入力 : 2007/05/05 07:24:10
潘国連事務総長「イラクの債務3兆6000億円帳消しに」

 潘基文(パン・ギムン)国連事務総長は、イラク復興を支援するために世界中の債権国が300億ドル(約3兆6000億円)の債務を帳消しにすることを約束したと3日に発表した。

 潘事務総長はこの日、エジプトで開催されたイラク復興支援国際会議に参加し、「ブルガリア、中国、サウジアラビア、ギリシャなどが借金を帳消しにした。その規模は300億ドルを超える」と述べた。韓国も2億ドル(約40億円)の債権の約80%を帳消しにすることにした。しかし、17億ドル(約2043億円)に達する現代建設など韓国のゼネコンや貿易商社の債権は免除対象ではないという。
(後略)
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
<引用ここまで>


イラクの債務は帳消しだけど「現代建設など韓国のゼネコンや貿易商社の債権は免除対象ではない」というのでまあ国益増長の一環ですね。


あと


<引用はじめ>
http://www.chosunonline.com/article/20071022000003
記事入力 : 2007/10/22 07:30:07

主要ポストに韓国人起用、国連内で反発相次ぐ=米紙
 1月に就任した潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が、国連の主要なポストに韓国人を起用していることから内部での反発が相次いでいるとワシントン・ポスト電子版が21日付で報じた。最近コートジボワール特使に任命されたチェ・ヨンジン前国連大使ら韓国出身の国連幹部が増えているのは、国際的な外交の舞台で韓国の立場が強まっている証拠でもあるが、一部の職員や外交官たちは韓国政府の利益を優先しているとの印象を受けているというのだ。

 オーストリアのクルト・ワルトハイム氏やエジプトのブトロス・ガリ氏ら以前の事務総長を輩出した国の外務省は、側近や実務担当者を自国から派遣した。しかし潘事務総長は、事実上のナンバー2とされているキム・ウォンス総長特補、ハン・スンス気候変動特使を初めとして主な部署の管理職に韓国人を重用し、指揮系統に混乱をきたしているというのだ。

 これらの主張に対して潘事務総長は先週、「(批判は)非常に不当だ」と3回も強調し、「あえて韓国と距離を置くために努力してきた」と反論した。実際に潘事務総長就任後、国連内の韓国人は54人から66人へと増加したが、国連への財政支援がはるかに少ないフィリピン人職員の759人に比べると非常に少ない数だ。
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
<引用ここまで>



とか。

「主要ポストに韓国人起用」の問題についてはけっこう批判が集まったそうですが、これに対してウリナラ世界大統は「そんなのおまいらの嫉妬ニダ」みたいな反論をしてるですな。

まあその程度なら別にこっちに実害ないですが、これはいかんですな。



<引用はじめ>
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/071116/plc0711160945004-n1.htm
日本海→「東海」表記のパンフ 韓国が国連行事で配布

2007.11.16 09:45
このニュースのトピックス:国連
 10月24日の「国連の日」に米ニューヨークの国連本部で行われた潘基文事務総長主催のコンサートで、日本海を「東海」などと表記した英文パンフレットが式次第とともに配られ、日本政府が国連と韓国に対し、強く抗議していたことが15日、分かった。韓国側は地名の表記方法などについて話し合う国連地名標準化会議で、日本海の呼称を「東海」と併記するよう求めており、加盟国大使らが多数出席するコンサートの場を利用して自らの主張の定着を狙ったものとみられる。潘氏は韓国の前外交通商相で、国連側はパンフレットの配布を取り締まらなかった。

 国連の日に行う事務総長主催のコンサートは毎年開催される恒例行事で、今年は加盟192カ国の大使や外交官ら約1600人が出席した。今年1月に事務総長に就任した潘氏の意向で、ソウル市交響楽団が公演を行い、ソウル市と韓国国連代表部がコンサートを後援した。

 外務省によると、パンフレットは当日の招待席にコンサートの式次第とともに配布されていたという。その内容は韓国全般を紹介したものだったが、日本海を「東海」と表記し、韓国が不法占拠する竹島(韓国名・独島)を韓国領とするなどの内容が記載されていたため、翌日に日本の国連代表部から国連事務局と韓国国連代表部に対し、文書などで抗議を行った。

 日本の抗議に対し、国連事務局は「国連のパンフレットではなく、事実関係をしっかり確認したい」と返答しているという。

 外務省北東アジア課によると、事務総長が主催する国連コンサートで韓国側がこうしたパンフレットを配布したのは過去に例がないという。

 今回は、韓国国連代表部が後援についたため「韓国側の資料配付に気づかなかった」(外務省幹部)との見方もあるが、国連側はその場で回収するなどの措置も取らなかった。日本は国連事務局に広報局長として外務省出身の赤阪清隆事務次長を送り込んでいるが、事前にチェックできなかった。

 潘氏は昨年11月まで約3年間、韓国の外交通商相を務め、アナン前事務総長の退任に伴い、今年1月に第8代国連事務総長に就任した。日本海の呼称について、日本側は国連で支持・使用されていることを根拠の1つとしており、国連の今後の対応次第ではよりどころとする論拠を失うおそれもある。
<引用ここまで>



まあ、やりたい放題という感じに思えます。こういうのに対して日本はほとんど強硬措置を執ることはないでしょうから、韓国だったらやり得ということでこれからもどんどんやってくることはまず間違いありません。こんなん、「こういうことを放置するなら分担金払わねえぞ」ぐらい言えばいいんでしょうけど、日本は律儀というか馬鹿正直というか、そういうことはしようとしないですからねえ。「分担金を払わないと大変なことになる」とか思ってビビりまくっているんでしょうねえ。こういう国もありますけど。


<引用はじめ>
http://www.chosunonline.com/article/20050223000080
記事入力 : 2005/02/23 19:41:11
韓国の国際機関分担金の滞納額8100万ドル

 韓国が国連などの国際機関に納める分担金を払えず、滞納額が昨年末現在で8100万ドルに上ることが分かった。

 外交通商部当局者は23日、「韓国の経済規模が大きくなり、国際機関に納める金額の規模が大きくなっている」とし、「一方で政府の予算増加率はその規模に追いつかず、義務分担金の滞納額が大幅に増えた」と述べた。
(後略)
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
<引用ここまで>


こういうのも「やったもん勝ち」ということなんでしょう。

国際外交では、汚いこと、図々しいこと、反倫理的なことを平然と行いつつ、自分は相手を非難するというようなことがごく普通に行われています。日本も、イイトコのお坊ちゃんみたいな態度を取ることに固執するばかりでなく、もう少しえげつない対応もできるようになるべきなんでしょうが、今の政権じゃとても無理でしょうね。


写真は『真・女立喰師列伝』を観に行ったときに食べたペスカトーレ。mixiに載せたのですが、mixiが掲載できる写真のサイズを縮小したみたいで不満なのでこちらにも掲載。

動画アップロードサイトについて

2007-10-29 00:37:46 | Weblog

このところ興味を引く記事はいろいろあるんですが、ちょっとこれが気になりました。

アニメ製作者が、アニメの違法アップロード&ニワンゴに問題提起
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1047553.html
>「偽まる」こと川瀬浩平(GENEON)、「UPLIFT」こと伊平崇耶
>(Showgate)、アニメプロデューサーの里見哲朗の3名が、
>ネットラジオでアニメの違法アップロードに言及。
>(略)
>「youtubeはおもしろい。自分の作った創作物をみんなに見てもらう、そういう場としては良いと思う。
> ただ、俺達が作った物をお前が上げる権利はどこにも無い、っていう(笑)」
>
>「タダで見れる環境に満足してる人たちがいる。」
>「人が汗かいて作った物に対して、お金を払わなくなっちゃった。」



これは大変難しい問題だと思います。私自身、コピーレフト的な考え方をもってはいますが、同時にコストをかけてソフトウェアやコンテンツを制作した人は十分な対価を受け取るべきだとも考えています。DVDで売り出されたパッケージをそのままアップロードされたらなるほど死活問題でしょうねえ。

よく言われる意見ですが、動画アップロードサーバに上げられたために宣伝効果を生み、結果として売れたコンテンツもあるでしょう。ハルヒとか。また、音楽の話ですが、Winnyでダウンロードして満足してしまう人は、アップロードされたものを視聴しようとしまいと結局パッケージは買わないという調査もあります。


>http://www.mainichi-msn.co.jp/it/coverstory/news/20050307org00m300062000c.html
(毎日新聞2005/03/07;リンク切れ)
>
>モバイル社会研:Winnyで売り上げ下がらず? 研究成果発表
> 活発な議論が行われたモバイル社会研究所のシンポ
>
> 急速に普及している携帯電話が社会にどのような影響を及ぼすか
>調査するためNTTドコモが「モバイル社会研究所」を設置してから
>まもなく1年となる。研究所では5日に、この1年の成果を社会に還元
>するためのシンポジウムを東京で開催した。著作権侵害として問題に
>なっているファイル共有ソフト「Winny」がCDの売り上げ減少には
>つながらない、衣服ごしでも非接触式ICカードの情報が盗み取られて
>しまうなど、貴重な研究成果が報告された。【柴沼 均】
>
>■■WinnyでCDの売り上げは下がらない?
>
> 田中辰雄慶応大学経済部助教授は「著作権の最適保護水準を求めて」
>との研究成果を発表。WinnyがCDの売り上げの相関関係を計量経済学的に
>分析したところ、売り上げ減少につながっていないとの結果がでた。
>
> 調査はオリコン売り上げ上位30枚のアルバムとWinnyのダウンロード数
>をプロット。CDの売り上げが増えるほど、ダウンロード数も増えると
>いう関係がわかった。これはダウンロードで売り上げが増えるわけで
>なく、人気があるからダウンロードが増えると推定される。
>
> このため、ダウンロード数が売り上げに及ぼす効果を操作変数法を
>使って分離した。ダウンロード数の係数が有意に負になっていれば、
>CD売り上げ減少になっているが、推定値は0.879であり、両者の関係は
>見出せなかったという。
>
> また、学生500人にアンケート調査を行い、1年に買うCD枚数を調査
>したところ、Winnyを使用前と使用後でも購入枚数に差がなかった。
>田中助教授は、「オリジナルがほしい人はコピーの有無にかかわらず
>購入し、コピーを利用する人はコピーを禁止されても購入するわけでは
>ない。両者の需要が違うため、影響はないのではないか」と分析した。
(後略)


たしかに、私もユーチューブとかでたまにTVシリーズの動画を観たりしますが、観なくてもたぶんDVDは買いません。やたら高いし。でも買うべきものは買います。押井守作品とか。

ただ、「宣伝になっている」というのは、たまたまそういう一例があるというだけで、全称的に一般化して論じていいとは言えないようにも思えます。また、音楽におけるWinny利用(悪用?)のダウンロードと販売傾向とに相関関係が認められないという説は、そのまま動画配信サーバとDVDとの相関関係に結びつけていいのか、という疑問が大きいように思えます。それは、Winnyに比べてユーチューブやニコニコ動画は非常に手軽、すなわち工数的コストがかなり低いことなどから想像することでこれまた確たる根拠はないのですが。

どちらにせよ、前に中国のいんちき遊園地でニセキティちゃんとかがあったのと似たような現象であることは確かですね。本来なら彼らは然るべき対価を払わなくてはならないのに、コストの負担は拒否するわけです。韓国なんかも日本のアニメとか観放題ですよね。違法アップロードサーバで。こういうのはメシの食い上げでしょうな。

ここからは単なる愚痴モードなのですが、私としては現在のDVD価格が高すぎるというのも一因だと思うですな。まあ制作費に2千万とかかかるのはしょうがないし、それはどこかでペイしないとダメでしょうが、30分モノが2本入って6,000円とかの価格設定はどうなんでしょう。そんなに強い所有欲持ってないですよ当方は。となると貸しビデオ屋とかで借りたり、友人に借りたりして済ませちゃったりするわけです。

この価格に関しては、ビジネスモデルに問題がある部分が大きいようにも思えます。まず、この業界で喰ってる人はみんなちゃんと仕事してるのかという点です。昨今は多くの業界で、コストダウンとか業務の最適化とかでたいへんな苦労している訳ですよ。そういう中で、上の記事にも「既得権益です」とか平気で言ってるという状況がある。きょうびこんなんで許される仕事というのはどんどん減ってきていますね。おりしもJ-SOX的な流れで、丸投げ、すなわち元請けが仕事しないで下請けの仕事をピンハネするのは会計報告的に厳しくなるっぽい話も聞きます。この業界も、苦労して付加価値を創り出した者がきちんと対価を受け取り、仕事もしないしリスクも負担しない者が既得権益でカネをつまむという状況をなくしていくことが「あるべき姿」でしょう。

そのための方法としては、結局のところ課金方式だと思います。ユーチューブなりニコニコ動画なり、部分的に有料にするというか、「カネを払えるようなしくみ」を作るのがよいと思います。実際、私は「これはおもしろい」というコンテンツにはカネ払う気はけっこうあります。が、現在では、個人がリリース元にカネを払うルートが、「DVDを買う」という部分にしかない。これは面倒なのでけっこうダメです。私なんかめんどくさがりですから、そんな面倒をするならいいや、ということになります。

一方で、私はけっこうiチューンストアで音楽データを買います。わりとめんどくさくないし、けっこう安いからです。CDは比較的買いません。なんと言っても、CDを1枚買うと欲しくもない抱き合わせ曲が入っていて、3,000円とか払わされるからです。動画もこの方式を採るといいんではないでしょうか。動画アップロードサーバには、解像度を絞ったものを載せて、いい画像の画像データは画像のよさによって500円、1000円、2000円とか値段をつける。著作権制限とかしなくても、カネを払える、オヒネリを投げられるルートさえあれば、けっこうみんなカネ払うと思うんですが。あ、でも高すぎるのはダメです。価格設定はある程度みんな納得するぐらいの水準に押さえて、薄く広くサラミ法的に取るビジネスを考えないと。少数からどーんと取るビジネスはどんどんうまく行かなくなってきますよこれからの時代は。まあ、これをやると一部テレビ局、特に地方局は大きなダメージを受けることとなるでしょうが、時代に合わなくなった業種には退場していただくのが経済のならいです。しようがないですな。

あと、どうでもいい話ですが、私はニコニコ動画は敵対勢力と決めつけているのでアクセスしません。というか「あなたのユーザIDはアクセスできません」とか言って排除されるので2回しかアクセスに成功したことはありません。新しいIDだけがダメという不平等なシステムがムカつくので「じゃあこねえヨ」という感じです。いったんそうなるともう何もかもムカついていかんです。そういう不平等なシステムのくせに「あなたのブログに動画を貼りましょう」とか外部に出てくるのも腹立たしいですな。一部の人間には見せないというポリシーなら一般化すんなって話です。ってまあヤツアタリなんですが。どうも相性が悪いですな。