[WWF]へーげる奥田の空談言説

サークル「WWF」主宰・へーげる奥田が適当に告知したり興味の対象について論じたりするウェブログである。

「日本軍は悪逆非道に決まってる」的通念の一要素に修正

2006-08-28 00:37:21 | Weblog
【産経新聞】
「軍命令は創作」初証言 渡嘉敷島集団自決 元琉球政府の照屋昇雄さん
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/16661/

と、このニュース。現時点では全体的に扱いが小さいですが、以降の左巻きの方々の反応が楽しみですな。大方の見方どおり見て見ぬふりのスルーで押し通すか、はたまた「ほんの小さい事実修整にすぎない」とかなんとか言って従来の姿勢を継続するか。

私はテツガク系の人間なので、原理主義的な考え方はなるべくしないようにしています。つまり、「○○はいいに決まっている」「○○は悪いに決まっている」というような考え方ではなくて、なるべく是々非々、個別に考えるということです。そういう柔軟性は、いまの反戦平和原理主義の方々にはあまりないように思いますねえ。

とりあえず、ちくしとかオーエとか無防備マンとかにご意見訊いてみたいところです。


ぜんぜん関係ないけど写真はヨコハマ名物・崎陽軒のシウマイ弁当。シウマイ1個食べちゃってから撮影しましたんで4個しかありませんがデフォルト5個です。

ロシアによる拿捕

2006-08-20 23:58:49 | Weblog
例のロシアによる漁船拿捕はたいへん心配ですな。ここ何年かおくさん友達のお宅にお邪魔していますが、そのご近所の漁師さんの職場の近くみたいですし。

平和ボケといえばそれまでなんですが、日本はこういった物理的軋轢に対してあまりにも論じてこなかったため、これを論じるための言葉を持たないで来てしまいましたからねえ。相手は韓国みたいなお笑い国家とは違う、相当にエグいことやってくる国家ですからねえ。たすけてッ!! 無防備マン!!
これからの世の中はやはり、キレイゴトという論理の形式をいかに乗り越えて現実的な状況に対応するか、その「言葉」が重要となってくるように思います。

しかし実際、おくさん友達のお宅とかに逗留していると、100メートル先が海で、北方領土がある訳ですよ。ある日突然海からロシア軍が上陸したら? とか思うと、とてもじゃないが無防備ナントカとか言ってられません。現実を見ないといかん時代なんですけどね。

写真はおくさん友達のお宅近くで移動中に撮影した国後。

小泉さんの靖国参拝

2006-08-16 03:01:51 | Weblog
今週はお盆休みということで三日間のんびりしているところであります。

終戦記念日ということでようやっと小泉氏が靖国参拝したようですが、とりあえずよかったことです。他国の内政問題をバーターとして首脳会談を行わないぞなどと圧力をかけるというのは、理性的な国家のすることでは断固としてないのですが、国内メディアでそういう論調はあまり見ませんね。報道管制でもあるんでしょうか。

戦後の総括がどうのこうのとかメディア関係はハァハァ言ってますが、まあ、たしかに国内的な総括というものも必要かもしれません。

東京裁判では「平和に対する罪」「通常の戦争犯罪」「人道に対する罪」というかどでアメリカを中心とする連合国が報復裁判したわけで、対外的にはそれが「総括」という形とのことですが、国内的総括がダメだとかチョッパリメディアは言うわけです。

で、当時の最も重い「戦犯」について考えてみました。文面どおりに考えると、政治的判断を誤った「平和に対する罪」に対し、民族浄化を企てたり民間人に対する大量虐殺を行うことを定義した「人道に対する罪」のほうがはるかに大きい気がします。そのへんがちょっと引っかかりますが、私は「オイコラ」とかいう知性のない軍部が大嫌いなので、当時のトップは自発的に腹を切るべきだったんじゃないかと思っていますし、日本人は国が敗れた際はトノサマは切腹するということが当然という伝統を持っていますから東京裁判とかもある程度納得したところがあるのでは、などと考えます。

しかし当時の状況から、裁かれるべき大罪を犯した者がいまだにのさばっていますねえ。21世紀的観点から定義してみるに、それは「情報に対する罪」とでもいうべき戦争犯罪です。それは特定の意図をもって報道の内容を恣意的に操作し、世論を意図する方向に誘導した罪であり、大戦の戦争責任のうち最も重い罪だと私は思います。朝日新聞をはじめとする各新聞社は即刻社をたたんで総括するのが妥当ではないかと。なぜなら、戦後60年以上たった現在においてなお、意図的に情報を操作し、国民世論を思うままに操らんとする所行を、戦前とまったくかわらずなおも続けているからです。

メディアは正しい情報を、なるべくわかりやすく、意図的なバイアスをかけずに国民に伝えるべし。それが「あるべき姿」だと私は思います。愚かなる国民のために代わりにエリートであるメディア関連企業が考えて啓蒙してやろう、なんて時代じゃありませんよもう。そして、それを見て判断した国民の意思決定の結果は、国民の自己責任です。しかし、それがどのような方向であれ、メディア関連企業の恣意的な意図で情報が操作され、その結果国民が意思決定を誤ったとしたら、この責任はメディア関連企業にあります。

といっても戦前体質の日本メディア関連企業は、自分らはエライので愚かなる庶民どもと違って間違いなど起こすはずがない的夜郎自大というか、無謬性に拘泥するあまり間違いに対する自浄力自体がほとんどないということで、これでは2ちゃんねるよりダメな存在に頽落するっぽい感じがします。困ったもんですね。

写真は今日おくさんと食べに行った壱鵠堂のギョウザ。なかなかうまかったですな。

夏はプールですな

2006-08-06 23:24:09 | Weblog
何しろ私はインドア派といますか、あんまり野外に繰り出したりしないタチなんですが、最低限ひと夏に一度は泳ぎに行くようにしています。まあ絶対というほどのもんじゃなく、いわゆる「ベストエフォート」ってやつですが。
で、今年も行ってきました大磯ロングビーチ。おりしもやたら暑くなったもんでけっこう混んでいましたが、なかなかに楽しめました。けっこう泳ぎましたねえ。

ただ、せっかくこれでカロリーを消費したと思ったものの、帰りにステーキとか食べたもので帳消しでしょうかねえ。