防災ブログ Let's Design with Nature

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基本に忠実な侍ジャパンと防災のあり方

2009年03月24日 | 防災・環境のコンセプト

WBC(よくボクシング団体が抗議しないものです)で日本が連覇を果たしました。決勝戦は手に汗握る激闘でした。イチロー選手をして「神が舞い降りた」と言わしめるのですから。

一連の記事のなかで、アメリカの選手のコメントがとても印象に残りました。

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準決勝で松坂から先頭打者本塁打を放ったロバーツ(オリオールズ)は、「日本と韓国は、とても基本に忠実な野球をしている誰もが学ばなければならないことがそこにある。米国はそれができていない。不幸なことだが、大リーグは金や契約の話ばかりになっているのが現実だ」と脱帽した。
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ここでいう基本に忠実とは、勝利のためにヒットやホームランを狙うこと。金や契約の話ばかりになっているとは、ホームラン1本につきナンボ、といったインセンティブ契約など、自分の懐をむいて野球をしていると勝手に解釈しました。

さて、私たちの関わる防災分野ではどうでしょうか。基本に忠実であることとは、市民社会に直接関わり必要に応じた調査・対策を提示し、依頼者の納得を得ることと言えるでしょう。そして、本来税金を使った公共事業もそうあるべきです。

しかしどうでしょう。仕事を得るために資格試験の替え玉受験があったり、まともにできないのを分かっていて”安さ”を”技術力”より優先させて低額でもとにかく仕事をとること、それこそ金や契約の話ばっかりになっていないでしょうか。


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