○竹内の自然地下水研究所 http://homepage1.nifty.com/takeu-a/index.htm
今日、京都大学防災研究所の竹内篤雄先生の貴重なお話を伺うことができました。竹内先生は、地下水の通り道(水ミチと表現されています)を長年研究されてこられました。
地下水といえば、地理の時間に帯水層や被圧地下水といったように、面的に分布するものだというイメージが強かったのですが、竹内先生のお話を伺って、地下水には通りやすいミチがあることがわかりました。
例えば、地すべりの対策工としての集水井に設置した排水パイプには、地下水がとうとうと流れ出ているパイプとまったくでていないパイプがあることからも、水のとおりやすいミチが確実に存在するという話でした。
ホームページの言葉を引用すると、地すべり・山崩れなどの山地地盤災害あるいは近年大きな社会問題となっている地下水汚染など、地下水が大きく関与している現象を正しく解明するためには、地下水のあるがままの姿を明らかにし、それが各種災害とどのように関係しているかを解明する必要があります。ここに「自然地下水調査法」の必要性があると考えます。とのこと。
あらゆる地盤災害に水は関与します。常に現場の経験の積み重ねあるのみですが、ブログをよんで9万キロ走破としってびっくり。
頭が下がります。
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