防災ブログ Let's Design with Nature

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補助金は技術者の恥 - 武田先生のブログから -

2010年04月25日 | 技術動向
武田邦彦先生のブログに上記タイトルの記事がありました。途中引用しますと

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技術が素晴らしくて良い物を安くできる技術があったとしよう。かつての日本商品が世界で活躍したのは、その技術が素晴らしいので「良い製品を安く作る」ことが出来たからだ。 たとえば「世界の平均的な技術では、この性能のテレビが10万円」という時に、日本の家電メーカーは「7万円」で作った。だからたとえ9万円で売っても 2万円だけ有利だった。 これが技術者の誇りだ。そして、「安い」ということは「技術が良いので、無駄が少なく、省エネルギーで製品ができる」ということだから、技術としては鼻高々だ。 ところが技術が拙劣で12万円もかかるとすると、2万円の補助金を貰って10万円にしないと世間様と太刀打ちできない。 つまり、補助金とは「自分の技術はこんなに劣っています」ということを世間に公言することに他ならない。 http://takedanet.com/2010/04/post_01da.html
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防災に関しては、家具の転倒防止金具くらいはあるにしても、がけ崩れや盛土など土地(資産と言い換えてもいいでしょう)の崩壊を防ぐ手立てには”商品”があまり開発されておらず、殆どが公共事業に頼っている現実があります。防災を自立した産業にするにも、補助金は実はじゃまなのでしょう。


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