防災ブログ Let's Design with Nature

北風より太陽 ソフトなブログを目指します。

扇子と地すべり

2008年08月22日 | 資格に関すること

それにしてもなんちゅうタイトル(自分でつけといて)
先日ある場所の地すべり対策を考えていました。地下水を抜けばとりあえず地面は滑らないので、最優先で考えるようにしています。

竹内先生がおっしゃるように地下水には水ミチがあり、偏った分布をしているのですが、ピンポイントであてるのはなかなか難しいので、扇子のような排水ボーリングを計画します。

○地表から3m以下にある浅層地下水を排除するには、一般に上向き10°~15°で口径66㎜ですが、曲がりやすいという問題点がある。滞水層(水ミチ)に達するにはストレーナのついた塩化ビニール管かガス管を挿入する。普通30~50mですから宅地レベルですね。さらに大規模な地すべりになると


○長い横ボーリング工になって、土層や基盤岩の区別なく掘進可能で、不動岩盤へ5~10m貫くことを原則、滞水層(水ミチ)の圧力が大きい場合には、下向き5~10°で自噴させる場合もある


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