防災ブログ Let's Design with Nature

北風より太陽 ソフトなブログを目指します。

東名路肩崩落 原因は盛り土の下層の劣化

2009年09月29日 | 盛土が安定すれば安心
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090928-00000022-maip-soci
駿河湾を震源とする8月の地震で、東名高速道路の路肩が崩落した原因を調査する中日本高速道路の検討委員会が28日開かれた。ボーリング調査などの結果、盛り土の下層が劣化し、浸透性が低下していたことが判明。盛り土内に地下水がたまりやすい軟弱な地盤になっていたところに揺れが加わり、崩落したと推定した。
検討委と同社によると、崩落現場で12カ所をボーリングしたところ、盛り土の最下層に使用していた泥岩が粘土のように変質していた。泥岩の劣化は建設当時は知られておらず、対策が講じられていないという。また、現場は尾根状の谷地に盛り土されて造成されており、雨などが流れ込みやすい地形だった。このため、検討委は今後、東名高速の盛り土部分のうち、泥岩使用地点や水が流れ込みやすい類似地形などを優先的に点検する場所として選定する方針。

 検討委では、本復旧工事に水はけの良い土を使うことや、盛り土の安定性を確保するためくいを盛り土内部に打つなどの工法案が了承された
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政権交代やオリンピックなどの話題にすっかり隠れてしまいました。しかし、東名高速は日本の大動脈です。切れたらCO2削減や子供手あてなど悠長なこととなるでしょう。地味で確実な防災をすることは、経済活動の基盤を支えます。

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1 コメント

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Unknown (一人親方)
2009-09-29 12:34:52
お疲れです!

東名だけじゃなく、かなり昔に工事をした道路は注意する必要があると思いますね(施工に、いい加減な時代もありましたから)。

ベイラーに関して俺のブログで説明していますから、役に立てばいいと思います。

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