昨日上司がこんな話をしてくれました。
-------------------------------------------------------------------------------
もし宅地耐震化、谷埋め盛土の滑動崩落防止を経験に技術士を目指すのであれば、応用理学部門だ。でもひと昔前にそんなことを言っていたら、「河川・砂防及び海岸部門で、砂防のなかに地すべりがあるのだからそっちにしなさいよ」といわれ、ハイ、それまでだった。
-------------------------------------------------------------------------------
いま宅地耐震化でいちばん議論されるべきは、安定解析手法なんです。いわゆる地すべりの簡便法的な2次元解析でやれることになっています。谷埋め盛土は、底面の勾配が急になると、むしろ地下水が抜けてしまってすべりにくいということも言われていますし、なにより側部抵抗力がいちばん効くのですが、それが2次元では反映されません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
高知県でも宅地耐震化事業が始まるようです。
http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/171701/takutitaisinnka-index.html
最新の画像[もっと見る]
- デジタルブック第四紀地質学 14年前
- 考える原点は色鉛筆 14年前
- 宝石は、女性の最良の友 - B.W.ピプキン・D.D.トレント著「環境と地質」より - 14年前
- Field Geology Illustrated 14年前
- 無名の工匠 14年前
- 三渓園の建築と風景 14年前
- 七面山登山 - 日蓮宗と岩盤クリープのシンボル - 14年前
- 人生ゲーム最新版 14年前
- 日本列島”お豆腐”論 14年前
- アイスランドの火山噴火と歴史 14年前