「いまどきの若い者は。。。」といい始めたときが若くない時期の始まりだとか聞いたことがあります。で、早速いまどきの若い者はといってしまいます。
梅棹 忠夫;『知的生産の技術』を知っているのでしょうか。
紙の厚さから、色、紙質など、とにかく「なぜそうあるべきなのか」という理由が必ず存在しており、
そして何かの迷いが生じたときには「そもそもの目的は何か」という原点に立ち戻ることを忘れない。
防災を語る人は、災害をその場で経験している人と、(阪神・淡路大震災のときの私がそうであるように)恐怖感は感じたが被災はたいしたことない人と、傍観していた人とでは、語る言葉の重みが全然違うし、防災に関わる知的生産性も全然違ってきます。
私はこうしてブログを書いているわけですが、「知的生産の技術」では日記の効用についても述べられています。そして、その大きな目標のひとつが、太田ジオリサーチの太田さんのブログです。http://www.ohta-geo.com/cgi-bin/diary9/diary9.cgi
その太田さんのブログで、私が書いた記事が紹介されました。
10年一昔では救われない
http://blog.goo.ne.jp/geo1024/e/5e55664e5830c4f60fda2e1e61a672ee
ブログは実名を出していれば、良質な情報を24時間いつでも得られる可能性を秘めています。これは、21世紀の知的生産の技術といえます。
話はガラッと飛ぶようですが、野茂投手が「メジャーで通用するか否かというより、アメリカで野球を楽しみたい」といった発言に対して、「楽しみたい」だけが軽~くカット&ペーストされ、みんなオリンピックを楽しみたいだのと言いますが、いまの多くのブログ、またマスコミ報道を見ていると、そんな原点・本質の抜け落ちた軽薄さを感じざるを得ません。
ブログは自分自身を鍛えるツールでもあり、良質な情報を得る楽しみもあるので、実名顔出し毎日を原則に続けていきたいと思っています。
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