防災ブログ Let's Design with Nature

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標高を理解している人の方が防災行動が積極的

2008年10月29日 | 災害の記憶と想像力
牛山先生が自然災害科学学会に参加されたときの記事です

http://disaster-i.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/102526-bc23.html
岩手県陸前高田市今泉地区で実施した住民対象調査を元に,「標高を理解している人の方が防災行動が積極的なようだ」という結果をとりまとめたものです

人々が地図に触れるのは、たいがい道路地図が、街中の案内図です。現在位置の平面的確認です。なかなか標高まで確認する人はいません。

しかし、標高を意識できる人は、ものの動き、空間認識ができる人ですから、防災に限らず本質的に美しい景観にも敏感なのだろうと思います。三次元の世界を紙に書くとき二次元にしてしまうのは確かに楽ですが、想像力を失っていると思います。

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