すっかり秋めいてきましたが、それとは裏腹に砂防関係を中心に忙しくなってきました。巨大な補正予算に始まり、豪雨災害、政権交代と、砂防関連の仕事を一気呵成に発注する理由が、今年はそろってしまっています。
ただ、このミニバブルというべき現象は今年限りだと思っています。心配なことは仕事の数が多い割には、新鮮さに欠けることです。2~3年前の計画の焼き直しや、思い出したような維持管理業務です。そこに防災に対する使命感というよりは、事務所の維持に躍起になっていることが、いつにもまして見えてしまうわけです。
来年以降、民主党改革が本格化するでしょう。ムダを省くというのはいいことですが、その現場をよく知る技術者が入札時にちょっと高く応札してしまったがゆえ、初心者的な技術者にまわってしまうような制度も変わってほしいものです。
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