グリフォンの日記

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歪められた真実の証言

2007-11-11 21:06:02 | 日記・エッセイ・コラム

ソース:izaβ版
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/99394/
 
沖縄戦に参加し、座間味島で守備隊長をしていた梅沢裕さん(90)が、今月9日証言台に立たれた。沖縄の住民達へ集団自決するよう旧日本軍が命令を出したか否かを法廷で争う裁判である。大江健三郎氏の著、「沖縄ノート」や今だに続く教科書検定問題を引き摺り続け、62年の歳月を経てようやくこうした裁判が表立って行われるのである。
 
今まで、日本は加害国であると我々は信じ込まされてきた。しかし、本当の真実を歪め伝えてきた連中や自分達に都合の悪い事はひた隠しにしてきた連中によって、我々は盲目にされてきた。それが、ネットや携帯電話の普及によって、所詮メッキ、塗装した偽装真実なんぞ、本当の真実には到底叶わぬものであることが実証されようとしている。

「自決命令は出していない」毅然とした態度で、臨んだ裁判。他の部隊が命令した事実は、全く無いとも言い切れないが、この梅沢氏が所属していた部隊に限って言えば、命令などするようなことはしなかったであろうと思われる。それは記事を読めば判る通り、当時の生き残った女性の証言や当時の助役の弟の証言があることが、それらを物語っているからである。
  
既に10月のブログでも、記したように沖縄県での戦闘の激しさとアメリカ軍の上陸、占領の恐怖におののく住民達の心境を考えると、自決命令があってもなくても、混乱と恐怖により錯乱した状態が続けば、自滅へと走っていってもなんら可笑しくはない。記憶というのは、実に曖昧である。特に錯乱状態に陥っている状態で、冷静に沈着に正しく判断できる方が稀なのである。にも拘らず、それが真実であると、何を以って決定づけれるのであろうか。
 
もし、自決した方々が、日記でもつけておられたら、きっとそれは証拠になりうるであっただろう。しかし、今更、証拠も無いのに、掘り返して自分達は被害者。日本の本土にいる人達は加害者であると言い続ける沖縄の一部の半日本人連中に耳を貸す必要がどこにある?教科書問題というが、自国の歴史すらまともにかけないのなら、出版社なんて辞めてしまえ。

その証拠に、日本軍が犯罪行為を行ったと言う事柄について、その中に朝鮮人が多分に含まれていたことは、あまり書かないではないか。通州事件でどれだけの民間人が惨い殺され方をしたのか書いているのか。それらを書かずして何処が、真実なのだ?本来の真実と言う点で言うならば、悪い反省点とともに良かったことも合わせて書くべきである。それが、バランスの取れた教科書であると言うものだろう。
 
もう、いいだろう。日本民族が一つになっては困る人間の掌で踊るのは、止めよう。オランダが従軍慰安婦について馬鹿な法案を可決したらしいが、正直どうでもいい。オランダよりもっと日本との距離を縮められる国との友好を深めるべき時に来ているのだ。無用な戦いは避けるべきであるが、八方美人的外交を何故止めれないのだろうか。今の混沌とした状況を見るにつれ、我々日本民族が、一つに団結する必要があると言う、先祖からの与えられた試練なのかもしれないと思う今日この頃である。


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