グリフォンの日記

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ワールドカップ2010に行く前に確認を

2010-04-11 22:50:53 | 自己防衛

さて、今月は、自己防衛をテーマに書き進めていきますが、今回は、2010年6月 FIFAワールドカップの開催地、ヨハネスブルグについて、書いてみようと思います。

ヨハネスブルグは、日本から飛行機で約20時間もかかる南アフリカの都市。もしかしたら、サッカー大好きの老若男女が、既にツアーなどに申し込んでいるかもしれません。しかし、相手の国や文化を知らずに渡航するのは、さすがに無謀です。そこで、申し込む前に少し検索をしてみましょう。

【ヨハネスブルグについて】

・「世界最悪の犯罪都市」「世界の犯罪首都」と呼ばれています。

・地元警察発表による一日の殺人事件:80人/日(内20人が、外国人)但し、犯罪が表沙汰にならないケースも多く、不明死体として処理されるものもある。

・アパルトヘイト廃止後、国外から不法入国者を含むアフリカ人が流れ込んだ。しかし、学問の乏しい者達が多く(これは、アパルトヘイト時代、黒人に教育を施してこなかったことや不法入国者の出身地である近隣の国の情勢が絡んでいる)職を得る機会が乏しく、結果、犯罪が増大し、白人達は、北部のサントンなどの近郊へと職場と住居を移すことになる。そのため、更に失業者が増え、多くの不法入国者を含む黒人達は、犯罪へと手を染めていくことになる。

・失業率の高さ、エイズの蔓延による失望感、銃器が容易に入手可能といった環境であるため、殺人犯罪が簡単に行われている。

上記は、Wikipedia(←ここをクリック)の情報を整理しました。

【危険地区】

・ヨハネスブルグの市街中心地(Central Business District(CBD)
・エリスパークスタジアム付近

・タウンシップ(いわゆる黒人居住区)

・ソウェト付近:サッカーワールドカップの決勝戦会場となるサッカーシティー・スタジアム

・首都:プレトリア-セントラル地区(強盗・窃盗が日常茶飯事)

・サッカーワールドカップ会場のロフタス・スタジアムがあるサニーサイド地区

・プレトリア・ウエスト地区などなど・・・。

詳しくは、外務省の海外安全ホームページをご覧下さい。

と言う事で、サッカースタジアムを含め、かなり危険な地域であると言うことが判りましたね。では、行くなと行っても、どうしても行く馬鹿・・・いや、無謀な馬鹿・・・いえいえ、熱心なサッカーファンの方もおられるでしょう。そこで、今度は対策を考えなければいけません。もちろん外務省のページに書いてある事は、一読されたことでしょうし、まとめておきましょう。

【対策】

・ホテルは、外務省のホームページを参照し、危険地域外の場所にあるホテルにする。

・空港に着いても、送迎車が来ない限り、絶対に空港外に出ない事。そして、ホテルからの送迎用の車以外を利用しない。(英語も喋れない人間がタクシーなんてもってのほか。何処か別の地域に連れて行かれて身包み剥がされるのがオチ。下手すれば身元不明の遺体に・・・。)

・鉄道やバスなどの公共交通機関は、基本的に黒人専用だと思い、絶対に乗らないこと。

・サッカースタジアム~ホテル以外は、外出しない事。(ホテルの近くに店があると、うかつに、入りたくなるであろうが、昼夜問わず、絶対にホテルから外に出ない事。これは、アメリカでの出来事。新婚旅行で訪れた新婦は、たまたま泊まったホテルの目の前にあったコンビニに、日本の感覚で買い物に1人で行ってしまった。ところが、そこでレイプされ、1年後黒い赤ん坊が生まれたと言う事件がある。犯罪が発生するのは、ホテルとの店の距離は関係ないと言うことである。だから、海外では、慎重にかつ警戒しながら、日本の治安と海外の治安を履き違えないことが重要)

・ホテル内でも、単独行動は避け、闇雲に歩き回らないこと。(外から利用客を装い、入り込んだ犯罪者と対面することになるかもしれませんよ。)

・クレジットカードを使用する際は、スキミング等の犯罪に注意すること。

・ホテルのドアは、基本的に開けないこと。ホテルの従業員であると、言われても、直ぐに開けずにフロントへ確認しよう。そして、どうしても開ける際は、キーチェーンをはめた状態で、少し開くようにして対応する。

・飲食物や土産は、空港やホテル内で購入すること(特に海外では、安全は買うものと心得よ。)

・夜は、多勢でも、絶対に出歩かない事。(日本が勝ったら馬鹿騒ぎしたくなるであろうが、特に夜は、拳銃を持った犯罪者だらけであると思った方が良い。当然、素手で適うわけが無い。相手の言いなりになるしかない状況に追い込まれるか、我慢して安全を取るか、選択は、自由ですけどね。)

・パスポートは、常に携行しよう。(奪われる可能性もありますが、事件・事故等に巻き込まれた際に自分の身分を証明するものとして使用されます)

・貴重品は、なるべく機内荷物にする。

・病気や怪我などで治療を受ける場合、高額になる場合があるので、海外保険に加入すること。(お金も大事ですが、命あってのモノダネですよ。)

■ヨハネスブルグでの犯罪被害

以上です。最後に諺を一つ。「君子、危うきに近寄らず(行いや行動の正しい人は、危ないことに近づかないものである。)(ことわざ・由来や意味より引用)」

■ここも参照。芸人社長のブログ「南アフリカW杯に来るなら命がけはマジ!」

■旅行大通りのページ 危険な旅路 南アフリカ ヨハネスブルグ