Le cheval noir

全然更新できてない…orz

なんだとー!?!?

2010年10月13日 22時09分00秒 | other jockeys
ぶえなにすみよんだと!?

てか、今年も来てくれるのねん。
去年末はまた騎乗停止で強制送還されたんで「もうこんな国嫌じゃ」って
思われてたらどうしようと思っていたんですが!

「G1勝つまで俺は帰らねぇ!!!」ってことでいいんでしょうか(^皿^)


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似てる?似てない?

2010年07月31日 23時02分39秒 | other jockeys
小倉遠征時に思ったのですが、

ホワイト騎手ってルメさんと横顔が似ていませんか???



最初は暑すぎて&ルメさんが恋しすぎて(笑)ついに私はおかしくなったのかと思いましたが、

たくとさんも賛同してくれましたし、せんちょ~さんも渋々同意?してくれたので、幻覚ではない…?


るめもホワイトも横顔なんてマジマジと見たことないよーっ!という方の為に今回は二人の横顔写真を何枚か用意してみました。

真正面から見ると全然似てないお二人ですが、横から見た目と眉の位置関係とかが意外に…















どうですか?
同じ人の写真が6枚並べてあるように見えた人は…さすがにいないか(^皿^)






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確かに似てるかもしれない!と思ったらクリック、クリック♪

Leading of England,23年ぶりの英雄~09年WSJS番外前編~

2010年02月18日 12時45分57秒 | other jockeys
今日は今更ながら、昨年の12月に阪神競馬場で行われたWSJSレポの番外編をお送りします。
12月の頃からずっと、ず~~~~っと書こうと思っていたのですが、忙しかったり、他に書かなければいけないことがたくさんあったりして後回しになっていました。

ようやく書く暇が出来て嬉しいです(涙)







私は3年前からWSJSを現地で見るようになったんですが、
毎年ある目標を立てていて、それを達成出来るように心がけています。

それが、一回につき一人ずつMOJ(Most面白いジョッキー)を選出する!(笑)
騎乗が際立っていた、挙動不審だ(爆)、とにかく笑顔が爽やかだぜ!
もうなんでもいいんです。自分にとって印象に残った人であれば誰でもいいんです。

そして、これをきっかけに普段はあまり見ない海外や地方の競馬のことを、
そこで活躍する彼らの事を考える機会をつくれたら…
そういう真面目なんだか不真面目なんだかよくわからないのが理由です。
まあぶっちゃけ、WSJSを楽しめればなんでもいいんですけどね(笑)


別にどこの代表騎手だからということで差別はしていないのですが、
どうしても普段中央の競馬場では見ることの出来ない地方代表や海外各国の代表に目が行ってしまうのは許して下さいね。



ちなみに3年前と一昨年のMOJは

2007年度がフランス代表のステファン・パスキエ騎手(Stephane Pasquier)でした。

ゲート裏でのファンへのアピールに余念がなかったことと、
ウイナーズサークルでのはしゃぎっぷりが評価されての受賞でした(笑)


2008年度はアメリカ代表のアラン・ガルシア騎手(Alan Garcia)。

すさまじい勢いで穴を空けまくって馬券オヤジからも大注目の的になったことと、
爽やか好青年キャラで女性ファンの心も鷲掴みにしたことが選出の要でした。
あと、師匠ブログの伝説に残る回に彼が登場するのも大きいような気がします(^皿^)



そして昨年2009年度のMOJは…
イギリス代表のライアン・ムーア騎手(Ryan Moore)を選んでみました♪

最初の題で思いっきりネタバレしていますが、誰がなんと言おうと彼で決まりです(笑)
たぶん、誰やそれ!って思っている方が多いと思うので彼の略歴を紹介しますね。

ムーアさんはイギリス、イングランドはイーストサセックス州生まれの現在26歳になる騎手さんです。
祖父は元調教師、父は元障害騎手で現調教師、すぐ下の弟は障害騎手で妹と末の弟もアマチュア騎手、つまり4人兄妹全員騎手!
というこれ以上はない競馬一家に生まれたんだとか。凄いな。

2006年に若干23歳にして初のイギリスリーディングを奪取したんですが、
これはイギリスにおいて史上2番目に早い記録でした。
さらに、20年以上他国(イタリアとかアイルランドとか)の騎手がとり続けていたイギリスリーディングを
そのイギリス出身の、さらにイングランドの騎手が戴冠したのも23年ぶりの快挙だったそうです。
本当に凄いな!


それでも、そんな凄い経歴の人であっても日本ではあまり馴染みがないんじゃない?と思ったそこのアナタ!
それはさすがにルメさんやデムーロさんとは比べちゃいけません。
でもね、多分ここ4年くらい毎年無意識にでも彼のことは観ていると思いますよ!もちろん日本で。


たとえば去年はWSJS以外でもJCで


(mattariさん写真ありがとうございました♪)

本命視もされていたコンデュイットに騎乗していましたし、
2007年(キャンディケート)、2008年(ペイパルブル)とJCには密かに3年連続参戦。
リーディングを取る前の見習い騎手時代にも2004年に京王杯スプリングCで8番人気ながら3着に突っ込んできたりしていました。

ね、意外に日本にちょくちょく来てるでしょ?この方(^皿^)


しかし、私がムーアさんに注目する理由はこれだけではありません。
それはこの人のガッツとキャラクター!


とりあえず、このレースを観て欲しいです。
2007 エクリプスS (英)


大本命だったオーソライズドとジョージワシントンの叩きあいを尻目に、
大外ラチをただ一頭ひた走る3番人気のノットナウケイト&ムーア騎手…

もちろん、戦前にこのことを相談した調教師さんには止められたそうです。
それでもあの2騎に勝つにはこれしかない!と大胆不敵な作戦を実行に移してしまった
彼の胆力にはもう脱帽するしかないです。



性格については詳しいインタビューなんかをあまり読んだ事がないので表彰式なんかの様子や短いインタビューを読んでの、あくまで想像の域を出ないんですが、

ペリエ先輩や世界のデットーリ氏のような陽気なタイプでもない、ルメさんのような素敵紳士タイプでもなく、
スミのような闘志溢れ過ぎタイプでもない、
なんというか、ストイックな職人タイプの騎手さんなのかなぁという印象を受けました。
上手く表現出来ないんですが一番近いイメージはキネーンさんとかかなぁ?


まあ、どんな人であるにせよ、WSJSでそれなりに活躍してくれれば
ある程度のキャラはつかめるでしょ!


そう思っていた時期が私にもありました。

まさか、あんなに混乱させられる事になるとは思わなんだ。

彼は良い意味で矛盾に満ちていました(笑)


後編に続く!!!




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略歴長過ぎ(爆)

Topの写真は数が苦さんから頂きました♪
ありがとうございました!

すみよん観察記~8年越しの宿願・後編~

2009年11月03日 00時05分42秒 | other jockeys
メインのG2スワンSは誰が勝ってもおかしくない混戦メンバーでした。

気難しいキンシャサノキセキ(トップの写真)をすみよんが上手く折り合わせて、
好位追走から直線抜け出して快勝した時は本当にこんなオチありか!?と自分の目を疑いましたよ…


いや~ド派手な来日第二章が幕を開けましたね。
レースについては私からは何も言うことはないです。
すみよんナイス騎乗!これに尽きる。以上!



私がどんなレース回顧をするのか楽しみにして下さっていた方、いらっしゃったらすみません。
でもご安心下さい。
もちろん記事はここで終わりではありません。


むしろ、私の本領発揮はここからです。

すみよんいじりはじまるよー!!!




まずは口取り式から。


クリックで大きくなります

うん、立ち位置がおかしいね☆

今まで数え切れない程関西での口取り式を見てきましたが、馬の前に立ってる人は初めて観たかも(汗)
フランスではよくあることなのかな?
キンシャサ君のレイ(首にかかっているもの)が見えないよ~
「8年前とは違う大活躍したオレを、オレを撮れ!」状態!?

そして相変わらず悪人顔である。


そんな彼ですが、場を和ませる一面も。



ム●ゴ●ウさんばりにキンシャサ君を撫で回す、すみよんの図。
馬には優しいのね…


そしてキンシャサ君は先に退場し、関係者の皆様の表彰式が始まりました。

調教師さんや馬主さん、生産牧場の方、厩務員さん、そして騎手がお立ち台に登って一人ずつトロフィーや優勝賞品の目録なんかを渡されたりするのですが、
なにせすみよんがお立ち台に登るのは8年ぶり(6年前にも勝っているが未勝利戦だった)。

勝手がわからなかったのでしょう。




5秒に一度くらいの間隔でキョロキョロしていました^^;
挙動不審だよ!


しかし、それよりも気になったのは




お辞儀をしてるのにもかかわらず常に顔だけが前を向いていることでした(滝汗)

すみー、顔、顔!!

ちなみに表彰されている時は凄く素敵な笑顔でした。
なんだ、優しい顔も出来るんじゃん…



そうそう、お辞儀がちょっとぎこちないすみよんに朗報です。
今週末からあなたのフランスでの同僚も日本に来るそうですが、彼はお辞儀のプロです。
並みの日本人よりも余程綺麗です。





ね。

マナー講師にどうですか?駄目ですか。




そんな感じで初めての表彰式が終わり、インタビューが始まりました。
外国語オンチの私でも通訳さん無しで理解出来るくらいわかりやすい発音の英語でした(ペリエさんやルメさんもおなじような感じです)
その最初と最後集まった観客に、そして壇上に上がる前に関係者の方々に対して、ぶっきらぼうな印象でしたが日本語で「アリガトウゴザイマス」と何度も礼をされていたのが心に残りました。

人の心構えはちょっとしたしぐさにも現れるといいます。
今回は本当に本気で日本で頑張ろうと思われているんだな、気持ちの持ち様が違うんだな、と改めて感じさせられました。


そして最終レース。

一度ついた勢いはもう誰にも止められません。



最終も勝っちゃいました!!

最終R後のイベントといえばウイナーズサークル(口取り式&表彰式を行う場所)でのサイン会(やってくれる人もいればやらない人もいますが)ですね。

私もNanetteさんの為に超近写狙いでその場で待っていたのですが…








クリックで大きくなります

目の前に生すみよんが。ズーム無しで驚きの近さ。
ウイナにはめちゃくちゃたくさんの人が集まって来ていて、
彼の注目度の高さを改めて感じました。

たいていの人は写真にもあるようにサイン色紙にサインを書いてもらっていましたが、中にはZarkavaの写真を持って持ってきている人もいて、
すみよんも「Oh、ザルカヴァ!!」と喜んでいました。

あるおじさんなんかは何故か手のひらにサインを要求(汗)
「そんなところに書くの?」と苦笑しつつもしっかり書いてました。書くんかい(笑)


ちなみに、この色々なやり取りの間、すみの後ろにはJRAの職員さんがずっと一緒にいらっしゃって、

「もう東京に行かないといけないんでこの辺りで…」

と何度もサイン会の中断をお願いしていましたが、すみはそのたびに

「フィニ、フィニ!(仏語で「終わる、終わるから!」みたいな意味&使い方でしょうか?)」

と言いつつも呼びかけの内容を完全無視して、ついでに同時刻に東京で行われた最終レースをターフビジョンで確認しつつも、
黙々とサインを書き続けおそらくほぼ全てを捌き切ってくれていました。
我侭悪王子万歳!


そうそう、↑の写真の通り私もすみよんの目の前に陣取っていた(というか後ろからどんどん人が来て出れない状態にあった)のですが、
何も行動を起こさないわけがありません
私は仏語は少しかわからないし片言しか話せませんが、声かけ自体はルメさんで慣れています。


玄 「Félicitations!(おめでとう!)」

す 「Merci beaucoup♪(どうもありがとう♪)」


言葉が聞き取れなかったせいなのか、
あまりそれまでファンの呼びかけには反応していなかったすみよんでしたが、
母国語(ベルギーの公用語は仏語、独語、蘭語)だったおかげでしょうか、
満面の笑みで応えてくれました♪

なによ、普通に良い人じゃないか…




クリックで大きくなるよ!

おばあちゃんに握手をしてあげているところの写真ですv
近いっ




彼は8年前に日本での初勝利を挙げた際にこう言っていたそうです。

「日本のファンに愛されるような騎手になりたい」

彼の願いは、当時は騎乗停止→免許の途中で帰国となったことで、叶うことはありませんでした。


だからこそ、今回は力を出しつくせるように頑張って欲しい。

8年前とは違う人間であるということを証明してみせて欲しい。

今度こそ、本当に日本の競馬ファンに愛される騎手になって欲しい。

今は、心からそう願います。






【日本へやって来たフランスの愉快な仲間達Link】

大本命の理由→ルメさん
08年応援記総まとめ→ルメさん
感動の再会@ロンシャン→ルメさん
短期免許のパイオニア→ペリエ先輩
予想外の邂逅@ロンシャン→ペリエ&パスキエ
子どもが生まれてから円くなったらしい(笑)→パスキエさん
今年のWSJSも楽しみにしていますね→メンディザバルさん
眉毛ばかりに目がいったら負け→クラストゥス君



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来週からは普通のルメさんファンブログに戻ります。




【拍手お返事】
コメントありの方も、そうでない方も皆さんありがとうございました!!

11月2日
Nanetteさんへ

ストーカーって(笑)これからもどんどんしちゃって下さい♪

>なんでカメラ目線なの?(笑)
私も本人に聞きたいです(微笑)
>なんで微妙に不安げな表情なのー?!
例えるなら「見知らぬ土地に一頭だけでほったらかしにされて怯えている仔馬のような表情」みたいな?
でも先週の大活躍の後ですから、今週は逆にふんぞりかえっていてもおかしくない様な気がしてしまうのはすみよん故でしょうか(笑)

レースの映像はJRAのHP(競馬メニュー→レース結果)でも観ることが出来ますよ♪
あ、お土産の内容はこの記事でバレちゃいましたかね^^;


すみよん観察記~8年越しの宿願・中編~

2009年11月02日 00時59分14秒 | other jockeys
昨日の観戦の最初の目標はすみファンのNanetteさんの為に写真を撮って来ることだったはずなのですが、
予想以上にネタまみれの一日になったので、前編は真面目に書きましたが、
中編&後編ではすみよんをいじり倒すよ!

うちのブログでは騎手の皆さんはイジられてナンボなので、
劇的に記事のテンションが変化しますが、皆さんついてきて下さいね^^;


===============


6年ぶりの騎乗は土曜の京都競馬場の7Rでした。

6Rのジャニ弟の新馬戦(3着…)を捨ててパドックに待機していると、まだ騎手が出てくる時間でもないのに
(フランスと違ってパドックに騎手が出てくる時間が日本では決められています)
すみよんが私達の前に姿を現しました。
自分の乗る馬をチェックしているようでした。

気合乗りも抜群です^^;
しかし、乗り過ぎてイレ込んでしまったのか

待機所から騎手が出てきて整列する時になると、
そのまま走って馬へ駆け寄ろうとし、整列所へ連れ戻されていました(笑)



前編でも使用したこの写真、実はその時のものだったんです。この整列は日本特有のものらしいので、

うんうん、外国人騎手が誰もが一度は通る道だよね…わかります。

と最初は思っていたんですが、よく考えたら彼は一度その道を通り抜けていることに思い当たりました(汗)


整列と礼を済ませ、改めて騎乗馬メイショウローツェへ駆け寄ったすみよん。
パドック一周目はなんだかキョロキョロ。
お客さんの方見てるのかな?と思っていたら






カ、カメラ目線ありがと…う!?


ああ、ビックリした;
2周目はオッズ板(トップの画像)をガン見しながら通り過ぎていきました。

ちなみにこれが私の「フランスを代表する4騎手(ルメさん、ペリエ先輩、パスキエさん、すみよん)のカメラ目線コレクション」での最後の写真でした(笑)
この4人の中では一番難易度が高い(客の方なんか見ない)と思ってたのに…一番早かったかも。
偶然とはいえラッキーでした!
あ、でもすみよんだけ「偶然」なんだよなぁ…

あとの3人はカメラ目線写真の枚数が軽く3ケタを越しているルメさん、阪神のゲート裏でノリノリだったパスキエさん、そしてまいどおなじみペリエさん(フランスにてv写真はまだ未公開です)で、カメラ目線を「くれた」んですよね。
皆さん、その節はありがとうございました♪

いつかすみよんも振り向かせてやるぜ!(え?)




レースでの人気は何故か3番人気で、どう考えても過剰人気…orz
「とりあえずすみよん買っとくか!」的なミーハーなおっちゃん達の影響かな。


(クリックで大きくなります)

ちょっとかかり気味で前、前の競馬をしたおかげで勝ち馬(シャア)にはいい展開になりました。
このレースでのすみよんの仕事は残念ながらそれだけ。






2鞍目は9R萩Sのダノンハラショーさんに騎乗しました(10頭中4着)

「イレ込んでいて、レース前に消耗していた。
手前の替え方も硬くて、伸び切れなかったね。
でも、道中の走りっぷりはよかったよ。」

とレース後コメントしていたそうですが、実際パドックでは一頭だけここは真夏なのか!?
と言いたくなるくらい汗をかいていました…

このレースはすみよんらしい内々で馬群の中を進む→直線で満を持して外へ持ち出す!
を見れたので嬉しかったです。
これは初勝利は遠くはないな、と思っていた矢先にあんなことが起こるなんて誰が考えただろうか。


いや、意外に皆想像はついてた???



後編へ続く。
(↑の写真は10Rのスペルバインド3着。だんだん着順が上がってきました)


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すみよん観察記~8年越しの宿願・前編~

2009年11月01日 00時39分09秒 | other jockeys
スミヨンが日本へ来るというニュースを聞いた時の私の最初の感想は


「香港の誤植でしょ?まさかまさか、彼が日本に来るわけがない」だった。


彼はここ数年オフシーズンの間は日本ではなく香港で騎乗し、いくつものG1を手にする大成功を収めていた。
賞金は高いとはいえ、同じアジアの日本に鞍替えする必要はないんじゃないかと思っていた。

それに、私がニュースを信じなかった理由はもう一つあった。

それは、8年前に短期免許で来日した際の経験が彼にとっては悪夢以外の何物でもなかったという事を知っていたからだ。


当時、まだ若干19歳でG1勝ちもなかった彼は、今に比べると技術的にも精神的にも幼いところがあったのだと思う。

今でこそ彼の大得意とする「直線でのインからの馬群割り」も、その頃はまだ完成されてはいなかった。
そして言動も奔放だった(これに関しては今も同じかもしれないが…)。
それらに合わせ若さゆえの怖いもの知らずも手伝ってか、他の騎手達からの風当たりはかなりきつかったらしい。

そんな彼に止めを差したのはラティールに騎乗した阪急杯での降着、騎乗停止6日間という重い判決だった。

自業自得な部分もあると思うが、さぞ悔しい思いを、辛い思いをしたと思う。

その後は03年にWSJSに参加しただけで、05、06年にフランスのリーディングジョッキーになった時も、
来日のオファーに彼が首を縦に振ることは無かった。
苦々しい思い出しか残っていない国にわざわざ行く必要はないと彼が考えたとしてもおかしくは無いはずだ。


だから、再び来日する、短期免許を取得すると聞いて本当に驚いた。

何が狙いなのか?国際レースに騎乗馬が来るのか??
色々なことが頭を過ったが、肝心の答はスミヨン自身が答えてくれた。


「あれから世界各国で騎乗して、経験を積んだ。
他のフランスのジョッキーが日本で結果を出しているし、自分も試してみたいと思った。
前回来日した時と今とでは、違っていることを証明するしかない。」


ああ、なんだ、そういうことだったんだ。



フランスで、イギリスで、アイルランドで、アメリカで、そして香港で。

主要な競馬開催国のほとんどで彼は実績を残してきた。

でも、日本では苦い思い出意外は何も残せなかった。


だから彼は取り戻しに来たんだ。

8年前に失いかけたジョッキーとしての意地と誇りという落し物を。

確かめに来たんだ。

自分が世界のトップクラスにいるという確かな証を。



たった数行のインタビューだったけれど、
その数行に彼の強い想いを見たような気がした。



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中編、後編に続きます

スミヨン観察記(予告)

2009年10月31日 21時57分55秒 | other jockeys
はじまるよー


今日の結果で明日の秋天のフジの取捨を迷い始めた人は多いはず!?



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【拍手お返事】
皆さんありがとうございまーす!!


10月31日

Nanetteさん

>フグをプレゼント
その発想はなかったです(笑)
ブリとか赤身の魚ならまだしも、コストが…orz

>倍になって返される
初日からいきなり「騎手としての格の違いを見せ付けられる」という形で報復は既に受けたかもしれません。
いや~すみ凄かったです!!
詳しくは後ほど記事で報告しまーす

>写真
いえいえ、お気になさらず^^
ありがとうございます!待ってますね♪

(追記) そうそう、Nanetteさんにお土産があるんですよ!(何なのかはまだヒミツ)
どうやってお渡しすればいいですかね???





たくとさん

>府中もくっつけて~
私も東京に行かなければならない用事をつくりたいです(涙)
観戦は7日だけなんですね。
じゃあすみもまだどっちかわからないですね…
競馬ブ●クの速報を待つしかない感じでしょうか。

春天計画が成功することを祈っていますっ!!

フグ料理にゴキゲン

2009年10月30日 16時22分50秒 | other jockeys
すっかり親日派

らしいですよ(笑)またまたスミヨンの話です。

そういえば何年か前にルメさんも「昨日はブリを食べたよ」って話をなぜかスポーツ紙のインタビューでしていたし、ペリエさんも「日本で食べる赤身の魚はヘルシーで美味しい」と自伝で語っていたような…皆魚の話し過ぎ(^皿^)


「反骨の男が日本に帰ってきた」と、あるスポーツ紙に大きく取り上げられていたそうです。
バイト中に友人がわざわざメールを送ってきてくれました。

前にも書きましたが、彼が日本に来たのは6年ぶり。
短期免許取得は実に8年ぶりです。前回は19歳の時でした。


インタビューでは
「あれから世界各国で騎乗して、経験を積んだ。
他のフランス人ジョッキー(ペリエ先輩&ルメさんのことか)が日本で結果を出しているし、自分も試してみたいと思った。
日本競馬のレベルが高いことは、僕もすごく感じている。
前回来日した時と今とでは、違っていることを証明するしかない。」


殺る気満々です。

彼の実力は折り紙つきです。間違いなく世界のトップクラスです。

しかしながら、
(詳しくは今回の来日で初勝利を挙げた時に書こうと思うのですが、)
世界の名手もあの頃は若かった。
19歳での初来日時は散々だったんです。
いや、もう、本当に。

なにせ、悪王子(by すみファンのNanetteさん)なので、
本人も相当無茶なことをしたり言ったりしたみたいなんですが
ティーンエイジャーには酷な色々があったみたいです。

なので、その過去を払拭したいという思いも当然彼にはあるんだと思います。
それがインタの太字の部分に表れてるんじゃないかな…

明日が楽しみです♪




アマポーラちゃんの鞍上問題

すみよんで決まりだそうです。
ということは、ルメさんはShalanayaなのか…

何かと後々に遺恨が残りそうでぶっちゃけ逆がよかったです(汗)
何度も書きますが殿下(Shalanayaの馬主)とすみよんの契約はまだ終わってないんじゃ???
私にはわかりません。



Conduitをビックレットファームが購入

えぇえええぇえええぇええ!?!?
JCに来るんでしょうか?とりあえずBCT連覇を目指して欲しいんですが!
もしかして主戦のムーアさんが日本で観れたりするんでしょうか?(そこか)




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東京競馬場に行きたい




【拍手お返事】

10月29日 
たくとさんへ

こんばんは!第一印象ではいつも「A型っぽいね」といわれる典型的B型です(笑)
あ、計画って東京へ行く話だったんですね。帝王理解しました!
勘の悪い私は、てっきり「もしかしてたくとさん京都に来るのかな?」って思ったりもしていました(しょんぼり)
ルメさんはわかりませんが、少なくともすみよんはアル共でジャガーメイルに乗ることが決まっているので確実に会えますよ♪
来週の3日の気温がかなりヤバイみたいですね。
お互い体調崩さないように頑張りましょう!!



結花さんへ

おお、すみと誕生日が一緒とは!!
フジとの相性は良いと思うんですよ♪
同じ日に生まれたよしみで応援してあげて下さい!
騎手の方々は確かに皆さん個性的ですが、その中でもB型の人は群を抜いているような!?
完全な贔屓目です(笑)

すみ来襲

2009年10月29日 19時25分29秒 | other jockeys
ついに正式発表きましたね!

クラストゥス君&すみよんに短期騎手免許


2人とも10月31日(土)~12月30日(水)ですって。
出馬表もさっそく確認してきましたが、2人ともそれなりに乗鞍がありますね。
よかったよかったv

クラストゥス君の方は日曜がゼロっぽいですが、
G1を勝っていない若手が初上陸の国で重賞の無い土曜とはいえ、
府中で9鞍も乗り鞍がもらえるのは凄いと思うんですよ。

日本の同じような若手(年齢、成績的にはユースケ君くらいのポジションか?)が海外に行ってもなかなかこうはならないんじゃないか。


ちなみにうちのブログでの彼の初登場はこの時でした。
私の記念すべきロンシャン観戦の第1戦目の勝利騎手がクラストゥス君だったんですよね!
この後、最終レースでカメラ目線も貰ったのですが撮影に失敗…orz

関東の皆さん、今年の日本におけるフランス第三の男、クラストゥスをどうかよろしくお願いします。



そして忘れちゃいけないすみよん。
↑のリンク先の騎手情報を最初は流し読みしていたんですが、最後の一行に私の目は釘付け。

血液型B型

な、何ーっ!?
日本ではプロフィールの血液型欄は一般的ですが、海外ではまずありえないことなんですよ。
実は私もB型なんです。そしてルメさんも…
血液型をカミングアウトしたとたんに軽い迫害にあうのが常なので(笑)
なんだか急に親近感がわいてきました^^;

…果てしなく、本当に激しくどうでもいいですね。
期待した方、いらっしゃいましたら(いませんよね?)すみません。



昔、やはりB型の友人が言っていました。
「B型の人間同士は相性が抜群に良いか、最悪かの両極端しかありえない」

ほんまかいな^^;
果たして、私とすみよんの相性は?
一度目の出会い→騎乗停止、二度目→復活G1勝利
…いいのか悪いのか(笑)ちなみにうちブでの初登場はこの時でした。

土曜は7Rからという重役出勤みたいなので、のんびり応援しに行ってこようと思います。



おまけ:ペリエ先輩の世界周遊!ぶらり騎乗旅日程発表

アメリカでBC騎乗(頑張れGoldikova!)
11月半ば→日本(おかえり~/涙)
12月2週目→香港ジョッキーチャンピオンシップに参加
クリスマス→帰国
1月→ドバイ&カタール


日本に来ないなんて信じられない!と思ってはいましたが、やっぱり来てくれるみたいです♪
でも期間が短いからなぁ…短期免許じゃないというし、遠征馬に乗るのかな???





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ちなみに、ユーガ君もユーイチさんもCさんもB型です。
やっぱり個性的な人が多い?

群雄割拠、短期免許戦国時代

2009年10月24日 10時49分05秒 | other jockeys
来週の中ごろにはもはや「日本競馬秋・冬の風物詩」と言っても過言ではない、短期免許騎手の来日が始まるわけですが、今年は凄いですよ。

何がって?メンバーが。

ここ数年はおなじみのペリエ先輩、ルメさん、デムーロさんで固定されていたわけですが、今年はいつになく多い総勢5人!!

なんていうか、短期免許戦国時代???




まずはおなじみペリエ先輩…と言いたいところなんですが、
実は今年は諸事情により短期免許での来日はなしなんだそうです。
昨年はG1でも乗鞍が無いことが多く、良い馬が集まらなくなったのも原因かも…と個人的に推測しています。
ペリエさんのいない日本の冬競馬なんてつまら~ん(涙)
またいつか、日本に戻ってきてくれることを期待します。


それからルメさん
既にイギリス、フランスで騎乗を開始しているのですが、日本には11月2週目からの参戦になりそうです。
今年はあの事故が起こるまでは絶好調だったので、日本でも良い成績が残せたらいいなぁ。
ただし、怪我には気をつけて!



で、驚きなのがすみよん
ここ数年オフシーズンはずっと香港を主戦場にしていたので、来日は実に2003年の12月以来、約6年ぶりです。
栗東の某有名調教師の元にお世話になるそうなので、活躍は間違いなさそう。
彼に関しては面白いネタをフランスでいっぱい仕入れてきたので、
京都か阪神競馬場で生すみが勝つところを確認出来たら記事にしようと目論んでいます(^皿^)



さらにフランスからはもう一人、24歳の若手が来日します。
まだG1勝ちはないのですが重賞競走の常連で、
今年の凱旋門賞にも参戦したクラステュス(クラストゥス?)という人です。初来日。
彼はルメ&すみと違い、美浦の所属になるそうですが頑張って欲しいです。

ちなみに、実はうちのブログでも過去に写真付で登場したことがあったり。
一度見ると絶対に忘れられない個性派なので覚えている人もいるかも?
どれくらい個性的かというと、去年一緒にフランスへ行った友人が
「私競馬にはそんな興味ないから、ペリエ、ルメール、パスキエくらいしかわからんけど、
彼のことだけは覚えてるで(笑)」 と言うくらい。
関東の皆さん、くれぐれも変なあだ名とかつけないように!(^皿^)
良い騎手さんですよ~



それにしても、なんで日本にはこんなにフランスの騎手に大人気なんでしょうか?
あ、モチロン嫌がってるわけじゃないですよ!
むしろ大歓迎。
私の大好きなフランス競馬で活躍する人たちが日本でも観れるという事ほど嬉しいことはありませんし。
やっぱりペリエさんという短期免許のパイオニアがいたからこそなんでしょうか。
過去にはボニヤさんなんかもいましたね。


あとはドイツから一人(数年前によく来日していたスボリッチさんではない。名前を失念しました…orz)と、
最古参、イタリアからおなじみのデムーロさんが来るそうです。
ただし、天皇賞でスクリーンヒーローの鞍上がヒロシさん(元々はルメさんの予定だった)になるといいますし、
来日時期はフランス勢とはずれるのかもしれません。




エリザベス女王杯に仏G1馬Shalanayaが参戦決定か?

ヨーロッパの有力どころは皆BC→香港のローテーションで、今年も日本は寂しい状況になるのね、といじけていたところに嬉しい朗報です。
つい先日、私も現地観戦したG1オペラ賞を勝った3歳牝馬Shalanaya(アガ・カーン殿下所有)がエリ女に参戦予定なんだとか。
トップの画像はそのオペラ賞の表彰式時のものです。

しかも鞍上はルメさん!本来はオペラ賞にも騎乗する予定だったはずなのですが、まあ結果は皆さんご存知の通りです(涙)
おそらくブエナやディザイアectect…の日本を代表する牝馬(ウオッカ除く)が集合してくると思うので、フランス代表の意地を見せて欲しいです。

…あれ?ルメさんにはあの馬がいるんじゃないの?と思った方、正解です。
リトルアマポーラはどうなるんでしょうか???

先週の淀で私達の近くにいた、府中牝馬Sをアマポーラちゃん軸で買って外れて「ルメール早く帰って来-い!!!」と叫んでいたお兄さん残念。
実は私も↑のニュースを聞くまでエリ女のアマポーラちゃんの鞍上はルメさんだろ!と信じて疑わなかった人間の一人なんですが…

契約なので仕方が無いんでsと書こうと思ったんですが、よく考えたら今年の殿下との契約はまだすみよんなんじゃなかったっけ?日本にいないなら仕方ないけど、彼、日本にいますよ?
2人の日本でのキャリアを天秤にかけたんでしょうか?よくわかりません。

《追記》Shalanayaの鞍上はすみよんという記事もみかけました。
どっちなんだー!?
《さらに追記》アマポーラちゃん側の情報ではやっぱりルメさんになるんだとか。
どうなってるんやろ^^;!?


ルメさ~ん、ダブルブッキングしてますよ~(爆)





●あと、WSJS(12月5、6日開催予定)のフランス代表が確定したようです。

JRAの公式発表はまだ(11月2週目くらいかな)なんですが、あちらでは情報が駄々漏れみたいです。
まあ隠すようなことでもないからいいか。おめでたい話ですしね♪

まずは一人目、え、一人目?(はい、注目っ!)
は去年このシリーズを優勝したメンディザバル騎手
今年もぶっちぎりで“Cravache d’Or”(最多勝利騎手に贈られる賞)が既に決まったも同然で、リーディングも春の時点ですでに独走状態だったので、彼が代表で来るんだろうなということは個人的には6月くらいから予想はついていました(笑)
昨年は1着無しでの優勝だったので、今年はJRA初勝利→優勝を狙って欲しいです。


そして2人目
このニュースの元ネタはfrogsracingというニュースサイトなのですが、それによると、
なんと!ルメさんも代表に選ばれているんだそうな!?!?

フランス代表が2人というのは聞いたことがない(多分前例が無い)ので、公式発表があるまでぬか喜びしちゃいかん…!!!と自分に言い聞かせているのですが、顔がどうしてもにやけます。
いつかルメさんがフランス代表として、このシリーズに参加出来る日がくればいいなぁとは思っていましたが、
まさかこんなに早く実現するとは…感無量です。


これで英愛代表がムーアさんで米代表がガルシア君だったら、私、気絶するかもしれません(笑)
主催者の正式発表を心待ちにしたいと思います♪



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もうShalanaya→すみよん、アマポーラ→ルメさんでいいんじゃないですか…?