Le cheval noir

全然更新できてない…orz

えんじょい秋競馬(仁川・府中・園田・淀小ネタ集)

2012年11月21日 16時06分13秒 | horse racing in Japan
皆さん、お久しぶりです。
ついこの間まで暑かった気がするのに、秋も深まってきて紅葉が綺麗な季節になってきましたね。

今年は全く更新が出来ず、月一どころか2ヵ月に一度更新すればいい方という体たらくだったのですが、
そんな中でも拍手を頂いてしまい大変申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
押して下さった皆さん、本当にありがとうございました!
この秋~冬はもう少し頻繁に更新出来るように努力していきます。

相変わらずステイっ子やルメさん、その他興味を持ったものしか取り上げない偏った内容ではありますが、
お付き合い頂けると嬉しいです。


さて、今回は今更感の強すぎる9月阪神、10月東京、そしてつい先週の園田&京都の小ネタをお送りします。


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【首回りはスッキリしていないと落ち着かない系男子】

@神戸新聞杯

金船「レイはムズムズするからかけんといてや!(キリッ)」

うろ覚えなんですが、共同通信杯勝利にレイを掛けられるのを嫌がって放馬しかかったという話がありまして…
おそらく、それっきり金船君が勝ってもレイは首にかけられていないはずなんですよね。

ヒトでもいるじゃないですか、首回りが詰まってると落ち着かない、ハイネックとかがダメなタイプなんだと思います^^;




【九州男児頂上決定戦】



詳しい内容はJRA公式の競馬場ブログ(阪神)でお確かめ下さい(丸投げ)
ひたすらハルちゃん(川須君)があざとかわいかったことしか覚えていません…v

あと、ゾエさんとスミのパワーホース対決は心から見てみたい。JCの日とかにやってくれたりしないだろうか(爆)




【日本の誇る馬事文化】

天皇賞当日には岩手県から「チャグチャグ馬コ」、福島県から「相馬野馬追」が登場。



か、か、かっこいい~~!!!!
いつか現地で本格的な馬追や練り歩きが見てみたいです。




【そのきんフィーバー】



今年の9月7日から11月9日までの各週の金曜日(10日間)に、関西で初めてとなるナイター競馬が行われました。

普段の昼開催時とはお客さんの層が違い、
仕事帰りだと思われるスーツ姿のオジサン、お兄さんがたくさんいました。
売り上げも貢献できたといいますし、これからもやっていって欲しいな~




実はピンクさんにお会いするのは初めてで…vvv
眩しいっ!!!



【普段より身軽です】

@京都HJ


応援していたMSさんもサッパリだった上、
断然人気のハリアーさんも勢いが付き過ぎたのか、熊沢さんが…orz
人馬共に無事だったのでこうして写真付きで記事に上げたのですが、レース後の精神的憔悴感はハンパなかったです。



【雨の激走】



エリザベス女王杯では下位人気を独占していた(涙)ステイゴールド勢ですが、

娘レジェンドブルー ⇒ 逃げて見せ場を作り12着(14人気)
娘マイネオーチャード ⇒ 差して4着(上がり2位、15人気)
妹メルヴェイユドール ⇒ 最後方から追い込み6着(上がり3位、16人気)

と、馬券には絡めなかったものの大健闘!!!皆本当に頑張ったね♪
さすが雨と大舞台に強い血統です。





黄金の旅路の続きは【ver.2012】

2012年09月06日 22時56分22秒 | horse racing in Japan
今年も「ステイゴールドの夏」は暑かった!
昨年秋からほったらかしにしていた今シリーズ。

金船君やフェノの活躍もあり、以前から更新せなな~とは思っていたんですが、
古豪達の活躍っぷりにいてもたってもいられなくなりました^^

記事内容は一部昨年版からの使いまわしもありますが、
出来るだけ最新の情報&写真を使うようにしています。

あと、勝利&2着のレースを戦歴として挙げているのですが、赤字は現地観戦したものです。

11月8日追記





旅の始まり



M S World(エムエスワールド、冠名+母の名前の一部)
2003年4月22日 牡 黒鹿毛
母トップワールド 母父マルゼンスキー 
2006年 OPマーガレットS
2011年 G3小倉サマーJ(4着)
2012年 G3京都HJ
2012年 G3小倉サマーJ



中央競馬で一番最初に勝ち上がったのが彼、エムエスワールドでした。
「やったー!ステイの仔が勝った!!」と喜んだことを今でもハッキリ覚えています。

あれからもう7年が経ちますが、エムエス君は未だ現役。
平地でもOPクラスにまで出世し、障害に転向した後も安定した成績を残す…どころか9歳にして重賞2連勝中です!
最初の頃はいきたがってハラハラし通しだったレースぶりも今は安心して見ていられるようになりました。
独特の首を低く保った走法もカッコイイ。
現役産駒最長老にしてこれからも活躍してくれるであろう彼に対して頭が上がりません。
いつまでも元気で!怪我をせずに頑張って欲しいです。




刹那の煌めき

Solid Platinum(ソリッドプラチナム、純白金)
2003年4月30日 牝 黒鹿毛
母リザーブシート 母父クリエイター 
2006年 G3マーメイドS

ステイっ子最初の重賞勝ち馬。
伯父さん(サッカーボーイ)が種牡馬として活躍しているんだからステイもきっと大丈夫だ!という
根拠のない自信が引退直後からあったんですが、それでも初年度産駒3歳の夏に重賞勝ちが観れるなんて思ってなかったな~


≪引退後は…≫
2010年に出産したジャンポケ産駒のレジーナちゃんがデビュー間近か?
その下はアドマイヤムーン産駒の女の子が二頭控えているようです。




とらわれぬ輝き



Cosmo Platina(コスモプラチナ、冠名+白金)
2003年4月20日 牝 鹿毛
母グレースマリヤ 母父グルームダンサー

2009年 G3マーメイドS

逃げる逃げる逃げる!
ハマった時の爽快感はたまらなかったです。
彼女唯一の重賞勝ちのマーメイドSは現地で観戦していたのですが、暑さを忘れる走りでした。

大きな瞳がすごく印象的で、個人的にはステゴっ仔の中では一番の美人さんなんじゃないかなと思います。


≪引退後は…≫
初仔は2011年生まれのコンデュイット産駒の牡馬です。デビューが楽しみですね♪




黄金旅程は夢の旅路へ



Dream Journey(ドリームジャーニー、夢のような旅路)
2004年2月24日 牡 鹿毛
母オリエンタルアート 母父メジロマックイーン

2006年 G1朝日杯FS
2007年 G3神戸新聞杯
2008年 G3小倉記念
2008年 G3朝日CC
2009年 G2大阪杯
2009年 G1宝塚記念(史上最軽量記録)
2009年 G1有馬記念(史上最軽量記録)




好走するための条件が多過ぎる、シャカシャカしたピッチ走法、パドックでの鶴っ首ectect
彼については語りたいことが多過ぎてまとまりません。大好きだー!!!
実はこのブログが出来た発端をルメさんと共に担っていたのはこの子です。
(ステイっ子初めてのG1勝ち&ルメさんの香港C勝利(avecプライド姐さん)でテンションが上がった勢い笑)
09年の両グランプリ制覇を現地で応援出来たのは本当に嬉しかったなぁ。

後は弟のオルフェやフェスタ、ナイト達に任せてゆっくりして下さいね。
今まで本当にありがとう!!

札幌での引退式も行ってきました。
パドックで見たジャーニーは最後の最後まで私の大好きなやんちゃっぷりを発揮していて、
淋しさももちろんあったんですが、こちらを笑顔にさせてくれました。


「父から子へ。
受け継いだのは 小さな馬体と大いなる夢の旅程。」

引退式時にパドックのオッズ版で流れた紹介VTRの一節なんですが、
本当にその通りだなぁ…と。
ジャーニーがいなければその後のステイファンにとっては正に夢のような過程は辿れなかったはずですから。
フェイトフルウォー、オルフェーヴル、そしてゴールドシップはジャーニーの活躍がなければ存在しなかったかもしれないのだから。

たくさんの「夢」をステイから引き継ぎ、弟をはじめとする後続に託し、
今度は自らも種牡馬として血を引き継ぐ立場になったジャー二ー。
夢の旅路は終わりません。


≪引退後は…≫
社台スタリオンステーションにて種牡馬入り。
今のところ非公開みたいです。会えるようになったらツアー組んで出かけるのに!!



消えない虹



Arco Senora(アルコセニョーラ、スペイン語で虹+女性)
2004年3月17日 牝 黒鹿毛
母サイレーン 母父モガンボ 

2007年 G3福島記念
2008年 G3新潟記念

51戦ものレースに出走した無事是名牝!
ブッシ―とのコンビが大好きでした。
夏のローカル=セニョーラ。
引退レースになってしまった新潟大賞典の直線では目の前が真っ暗になりかけましたが、無事で良かった。
本当に良かった。


≪引退後は…≫
今年タニノギムレット産駒の初仔を無事出産しましたv




異国で見つかった伝説の地

El dorado(エルドラド、黄金郷)
2004年3月28日 セン 鹿毛
母ホワイトリープ 母父ホワイトマズル

2008年 G1シンガポールゴールドカップ
2009年 G1シンガポールゴールドカップ
2011年 G1シンガポールゴールドカップ

この馬のことを知っている方はあまりいないのではないかと思うのですが、
シンガポールで開業している高岡調教師の元で競走馬となり、同国におけるG1を3つも勝っているというスゴイ子!

セン馬なのだけが残念ですが、ステイ自身がそうであったように、また後述のナカヤマフェスタが示してくれたように、
海外でも活躍できる素養をステイっ子達はもっているのだからもっと外の世界を目指せばいいのにな~と思うんです。




うつろわぬ夜明け



Sunrise Max(サンライズマックス、冠名+最大限)
2004年4月23日 牡 黒鹿毛
母グリーンヒルマック  母父ダンシングブレーヴ

2007年 G3中日新聞杯
2008年 G3エプソムC
2009年 G3小倉大賞典

3つも重賞を勝っているのに縁がない…orz
写真もこれしかないとかマジですか!?
デビュー戦がダイワスカーレットと同じだったようなので、淀で現地観戦していたはずなんですが記憶が無い汗
くせ者の多いステイっ子の中ではソツのない優等生タイプみたいな印象があるのは私だけ?

あと、中日新聞杯でのデ台騎手の「ブーーーン」の印象が…笑


≪引退後は…≫
滋賀県甲賀市の水口乗馬クラブで乗馬に。
ブラックシェルなんかもいるみたいですね。




謎は女を美しく魅せる



Meine Ratzel(マイネレーツェル、冠名+ドイツ語で謎) 
2005年4月4日 牝 鹿毛
母ケイアイベール 母父サクラユタカオー

2008年 G2フィリーズレビュー
2008年 G2ローズS

勝った重賞はどちらも人気薄だったこともあり、毎回ドキドキさせられっぱなしでした。
小柄な身体のどこからそんな切れ味が?


≪引退後は…≫
今年キングカメハメハ産駒の長男が生まれました。
ステイと同じくビッグレッドFのブログでも姿を見ることが出来ます♪



受け継がれる想い



Nakayama Festa(ナカヤマフェスタ、冠名+祝祭日)
2006年4月5日 牡 鹿毛
母ディアウインク 母父タイトスポット

2008年 G3東京スポーツ杯2歳S
2009年 G2セントライト記念
2010年 G1宝塚記念
2010年 G1凱旋門賞 2着



度重なる怪我で泣いた09年牡馬クラシック組で古馬になってからも唯一気を吐いた存在。

2歳の時からきっといつかこの子は大きいところを取れる!という例によって根拠のない確信があったのですが、
しかしそれでも、正直凱旋門賞に登録したと聞いた時は???と…
日本の高速馬場に合う飛ぶような走りよりも、地を搔き込むような力強い走りをするフェスタには
きっとヨーロッパの馬場が合うだろうという陣営の方々のご英断は本当に素晴らしかったと思います。
だって宝塚を勝つ前の話ですよ?
なかなかどうしてこんなに思い切ったことはなかなか出来ないのではないでしょうか。

前オーナーの想いを汲んで結成された「チームすみれの花」のエピソードは…
昨年の凱旋門賞前に発売されたサラブレのうままんがのフェスタの回は号泣ものでした。
彼のファンでまだ読んでおられない方がいらっしゃいましたら絶対にお勧めします!間違いなく泣く。

現在2度目の渡仏中(8月30日現在)
二ノ宮厩舎のスタッフの皆さんはモチロンのこと、トニー先生のところの方も困らすほどの相変わらずな唯我独尊ぶりを発揮しているようで…
むしろ(忍耐という名の)調教をつけられているのは人間の方ではないかと思う今日この頃です。
後輩を見習いたまえ(笑)

(11月4日追記)
2度目の凱旋門賞は昨年のような結果はだせず、
そして今日、正式に登録抹消→引退種牡馬入りが発表されました。
過去に何頭もの馬が凱旋門賞に挑戦してきたけれども、二度も夢を見させてくれたのはフェスタだけでした。
ありがとう!
いつの日か、フェスタやジャーニーの子供たちが夢をかなえてくれたら…そう願ってやみません。

↑リアルタイム感がいいかな~と思うので、12年版でも上記はそのままにしておきます。


≪引退後は…≫
現役時のフリーダムさはなりを潜め、牧場とは大人しく?過ごしているようです。嘘でしょー!?
100頭以上のお嫁さんも集まったようで!もしかしてドリジャよりも人気?




砂塵の中に独り



Silk Mobius(シルクメビウス、冠名+人名)
2006年4月16日 牡 鹿毛
母チャンネルワン 母父ポリッシュネイビー

2009年 G3ユニコーンS
2010年 G2東海S
2010年 G2ブリーダーズゴールドC


ステイっ子の中では唯一のダートでの重賞勝ち馬。
そもそもダートでの勝利数そのものが芝と比較にならないほど少ない中で、彼の成績は本当に目立つ。
おそらくは道営で走っていたお母さんの母系の血が大きくでたのでしょうが、目立つったら目立つ。
ただ、後方から追いこんでくる切れ味鋭い走法は他の多くのステイっ子たちと同じですね。
まだ終わってしまったとは思いません。
もう一度アッと言わせる走りを見せて欲しい(そして、できれば鞍上はタナパク君で!)






輝きは手の届くところに



Jamil(ジャミール、アラビア語で美しい)
2006年3月9日 牡 鹿毛
母ジャスーラ 母父Sadler's Wells

2010年 G2阪神大賞典 2着
2010年 G3函館記念 2着
2010年 G2アルゼンチン共和国杯 2着
2010年 G2ステイヤーズS 2着

なかなか個性的な母父が多いステイっ子達の中では一番の良血か?
そのかわり、詰めの甘さも一番かもしれませんが涙
女の子の一番の美人さんはコスモプラチナでFAですが、男の子だとジャミールかな。
ベストドレッサー賞もおまけで。というか名前がそもそも。

何よりも一着がそろそろ欲しーい!





溢れる闘志



Fateful War(フェイトフルウォー、重大な戦い)
2008年1月11日 牡 黒鹿毛
母フェートデュヴァン 母父メジロマックイーン

2011年 G3京成杯
2011年 G2セントライト記念

デビュー戦で放馬→一着入線とある意味「伝説の新馬戦」を自作自演してしまった子。
なんてオモロイ奴なんだ!と私の中では完全にネタキャラになっています、すみません。
折り合いがキチンとつくようになればきっと化けると信じています。
あれ、フェスタと同じニオイが…?
中山では走りますね~
もう来年からはオール中山競馬場で走るローテーションを組めばいいと思う(^皿^)

他にも故障馬多数の春天でフェイトも…orz
復帰をいつまでも待っています。




黄金の騎士の見る夢は



Nakayama Knight(ナカヤマナイト、冠名+騎士)
2008年3月24日 牡 栗毛
母フィジーガール 母父カコイ―シーズ

2011年 G3共同通信杯
2012年 G3オールカマー

私の皐月賞の本命。
比較的折り合いもつくし、おとなしい子なのかと思いきや本番でお家芸さく裂。
やはり君もステイっ子だったのだな…!とある意味安心したり、がっかりしたり。
ジャミールとならぶイケメン。
ダービーではあの極悪馬場の中、オルフェと死闘を演じ4着。
同厩のフェスタ兄さんのお供で秋には凱旋門賞遠征を計画中。Bon Courage!!!

ここから追記※
8月30日現在、渡仏中。
元々真面目な仔なのは知ってたけど、馬場入りすらままならないフェスタ兄さんを尻目に黙々と調教を積むナイトくんであった。
兄さんは調教場を変えたら走ってくれるようになったらしいけれど、少しくらい弟分の爪…蹄の垢を飲むといいよ!?

今年も堅実に掲示板に乗り活躍中。
だんだん目つきが悪くなっているように感じるのは私だけでしょうか^^;





雨に歌えば



Buncy Tune(バウンシーチューン、威勢の良い曲)
2008年4月19日 牝 鹿毛
母リーインフォースト 母父トニービン

2011年 G2フローラS

皐月賞を観に行ったはずの府中遠征で、土曜にもステイっ子の重賞勝ちが観れるなんて思ってもいませんでした。
ありがとう!




色褪せない輝きを生み出すのは



Orfevre(オルフェーヴル、金細工師)
2008年5月14日 牡 栗毛
母オリエンタルアート 母父メジロマックイーン

2011年 G2スプリングS
2011年 G1皐月賞
2011年 G1日本ダービー
2011年 G2神戸新聞杯 (兄弟制覇!)
2011年 G1菊花賞
2011年 G1有馬記念(兄弟制覇!!)
2012年 G1宝塚記念(兄弟制覇!!!)
2012年 G2フォア賞
2012年 G1凱旋門賞 2着



ジャーニーとは本っ当に似てませんよね。
全兄弟なのを疑いたくなります笑
ピッチ走法な兄とストライドの大きな弟。
顔や毛色もどちらかというと父親似の兄と母親似の弟。
兄弟を管理する池江調教師曰く、似ているのは性格がキツいところくらいなんだとか。

ところで、父の名前の意味は「永遠の輝き」、母は「東洋の芸術」、全兄が「夢のような旅路」、
半姉アルスノヴァが「新しい芸術」、半兄ジャポニズムが「西洋における日本美術の影響の総称」ということで、
父の名前と母の一族の名前の連想でつけられた「金細工師」という名前に鳥肌が立ったのは私だけでしょうか?
素敵。

三冠達成時の他馬を寄せ付けない圧倒的な走りにただただ息をのむばかりでした。
ゴール後にゾエさんを振り落とした時にはゴールした瞬間よりも声が出ました(笑)
今年の春はもうなんというか、正直どうまとめていいものか迷うばかりなんですけども。
おにい以上に言葉にならない…。
とりあえずロンシャンではフェスタ以上に色々やらかしてくれることを期待しています♪

※フェスタは調教拒否、生垣飛越、レース後の騎手振り落とし、そして凱旋門賞2着!

(2012年11月8日追記)

凱旋門賞、来年も走らないかなぁ…
年内は全休でもよかったと思ってるファンは私だけでしょうか???




Fly High!



⑯Meiner Neos(マイネルネオス、冠名+ギリシア語で新しい)
2003年3月30日 牡 鹿毛
母マイネプリテンダー 母父Zabeel

11年 G1中山グランドジャンプ


現3&4歳の勢いがすさまじいステイっ子達ですが、初年度のオジサン世代もまだまだイケるんだってところをエムエスワールドと共に
これからも見せつけて欲しい!

転厩後に今度は屈腱炎を発症し、現在も加療中。
少しずつ良くはなっているらしいのですが、エムエスとの夢の対決はばらくはおあずけでしょうか…





「星」を掲げた金の帆船



⑰Gold Ship(ゴールドシップ、金の船)
2009年3月6日 牡 芦毛
母ポイントフラッグ 母父メジロマックイーン


12年 G3 共同通信杯
12年 G1 皐月賞
12年 G3 神戸新聞杯
12年 G1 菊花賞


母系の血統といい、須貝調教師の話といい、
彼ほどに競馬の「ロマン」を感じさせてくれる馬はなかなかいないと思います。
出自や気性、毛色に脚質となにもかもが一歳年上の三冠馬とは違うのが面白い。
パドックなどでやたら口を割っていたり、舌をレロレロさせているの口癖の悪さが観ていて気になります^^;




府中は俺の庭!




⑱Fenomeno(フェノーメノ、ポルトガル語で怪物、超常現象)
2009年4月20日 牡 青鹿毛
母ディラローシェ 母父デインヒル

2012年 G2 青葉賞
2012年 G1 日本ダービー 2着
2012年 G2 セントライト記念
2012年 G1 天皇賞(秋) 2着


漆黒のムキムキボディにメロメロ(死語)
ブログのタイトル通り、ワタクシ玄米茶は黒い馬が大好きでして…
得意の東京でもっともっと大きなタイトルを取れるはず!
怪我が続出している3歳牡馬ですが、上記のゴールドシップと共に元気に世代を引っ張っていく存在になってくれればと願ってやみません。
ダービーと秋天は灰になりました(涙)
彼には何が足りないんだろうか?
素直さとかレースセンスは現役ステ仔屈指だと思うんですが…運??




さあ冒険だ



⑲Expedition(エクスペディション、探検、遠征)
2007年5月17日 牡 栗毛
母ビーモル 母父Lyphard

11年 木屋町特別(500万下)
11年 九州スポーツ杯(1000万下)
11年 釜山S(1600万下)
12年 G3小倉記念

11年の降級戦とはいえ持ったまま4角先頭で突き放すレースっぷりは充実の秋を予感させるものでした。
この子といい、ナイトやオルフェといい、ステイっ子には派手な栗毛の子が多いですね。
もしかしたらおばあちゃん(ゴールデンサッシュ@サッカーボーイ全妹)の影響?

重賞を勝つのも時間の問題なんじゃないかと思っていたら、冬は全くの…orz
去年みたいな強さは見られないかと思っていたら、得意の小倉でやってくれました。よっ、夏男!!

エクスぺ君を見ていると、ポン●ッキーズの名曲「さあ冒険だ」を思い出します。
何故だ…たぶん夏&小倉(遠征)だから?

ちなみに彼が重賞を勝ったことにより、ステイゴールド産駒は初年度の03年生まれから現3歳の09年生まれまで、
全ての世代での重賞制覇を達成しました♪

種牡馬入りした時は、ステイのようにG1で好走してくれる仔が一頭でも出れば…
なんて思っていたので今のこの状況が夢みたいで、信じられない気持ちでいっぱいです。
毎年のように活躍馬が出て、ステイ自身も元気で、ホント幸せだ~




【おまけ:今後大注目のステイっ子達】





Sunrise Bullet(サンライズブレット、冠名+弾丸)
2008年4月2日 牡 栗毛
母オスティエンセ 母父エリシオ

小倉で勝ち上がった未勝利戦の勝ち方が凄かった(笑)
逃げて差す!意味不明なレースっぷり…

同世代のフェイトフルウォーも新馬で放馬→1着、オルフェ―ヴルも新馬1着→放馬とやりたい放題。
ただ勝つだけでなく、いろんな意味で魅せてくれます(笑
ブレット君はなんとかコーナーを回り切りましたが、そういえばお父様もダートの4歳未勝利戦で逸走→熊沢さん落馬とかなりのやんちゃをしていましたね。
伝統のお家芸だったのね…






Ice Follies(アイスフォーリス、チューリップの品種名)
2009年4月20日 牝 芦毛
母リリウム 母父クロフネ

09年世代もう一頭の芦毛で、こちらは女の子です。おじいちゃんはマックもといクロフネ。
フローラS2着、オークス3着とクラシックを盛り上げてくれました♪





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ソリッドプラチナムの写真もどこかにあるはずなんですけどorz
エルドラドは絶賛募集中笑

私とステイっ仔と、ときどきムロ君~仁川・中山・淀小ネタ集~

2012年01月30日 22時57分30秒 | horse racing in Japan
お久しぶりです!

たまにはルメさん以外の写真も撮っていることを証明しようかな、と^^;
年末の阪神、年始の中山、そして昨日京都の小ネタ集です。

2月3日追記しました

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【黄金の配合~ゴールドシップ編~】



ラジオNIKKEI杯を勝ったのはアダムスピーク@ルメさんでしたが、
2着はステイっ子のゴールドシップでした(以下金船君)
出遅れて追い込んできた鬼のような末脚は、精神面さえもう少し大人になれば…!!
とても将来が楽しみです。

金船君はドリジャ&オルフェ兄弟や重賞2勝のフェイトフルウォーなどを輩出した
ステイゴールド×母父メジロマックイーンの血統。
本当にこの配合は走りますね~来年以降はこの配合がどんどん増えるんじゃないでしょうか。
ただマックの娘さんの数が少ないのが悔やまれますね。





【各競馬場のご当地アイドル】



パステルカラーな毛色が目に優しい♪
中山のアブゥ君とペール君です。

それぞれの競馬場で皆個性が違うから見ていて飽きないしなにより可愛いv
ちなみに、一番のお気に入りは小倉のもっちりチェリーちゃんです。




【もう一頭の芦毛ステイっ仔】


アイスフォーリス@石橋脩君

フェアリーS出走の写真です。
おじいさんは金船君と違ってクロフネですが、ステイっ仔で芦毛自体が珍しいよな~と思いまして。
今年の3歳は頭数自体が少ないので去年のような期待はしすぎないようにしようと思っていたんですが、
なんだかんだでちゃんと有力馬を出してきてくれるステイに敬礼!





【今年最初の】


ドリームバスケット@東のステイマスター善臣相談役

ステイっ子2012年初勝利に現地で立ち会うことが出来ました。
幸先良し!
去年は結局オルフェもダービーまでしか観れなかったけれど、今年はもっと色んなところに行ってみたいな。
フランスとか(笑)




【舌をかみそうな】



お名前だなと思ったのは絶対に私だけじゃないはず(^皿^)
クイーリー?クウィリー??クウィーリー???

ずっと三番目が一番近いと思っていたんですが、J●A表記は二番目なんですよね。
実はクラストゥスやギュイヨンも最初は???と思いましたし、
昔はあのペリエ騎手の名前をぺスリエとかペスラーとかって表記していたこともあったらしいので、、
正直どこまで信用していいものか…(ははは)

とはいえ私も外国語オンチなんで墓穴を掘らないうちに、というか正直もうよくわからんので今後うちで彼が登場するときはQueallyでいきます(笑)

ムロさんという短期免許のパイオニアを兄にもつムロ君が華々しく中央デビュー(日本競馬は南関デビュー)いたウラで、
ひっそりデビューした彼は「大きな後ろ盾」がついているわけではなさそうですが、
だからこそ好感を持てるような気がします。乗り馬を集めるのは大変そうですが…
一日も早く初勝利出来ることを願っていますし、日本のことを好きになってくれたらいいな。




【おふらんすがえり】




昨年の牡馬クラシックをにぎわしたステイ三騎のうちの唯一の優等生キャラ※に久しぶりに会ってきました♪

ルーラーは強かったけどシャンティイの調教場で鍛えられ成長した姿にじんわり。
今後がますます楽しみです。
これからもがんばらナイト!




【兄弟でお仕事!】




京都競馬場ではおなじみのマイソールサウンド&マイハッピークロス兄弟です。
パパ(タマモクロス)も同じな全兄弟なんですが、全然似てないな…兄は母、弟は父似?

兄弟で誘導馬ってあまり他場では聞かないような気がするんですが、もしかして全国で彼らだけだったりするんでしょうか?

って、同じ競馬場にもう一組のある意味とても目立つ兄弟がいることに書きながら気づきました orz





【新人君いらっしゃ~い?】



マイ兄弟の後輩でおそらく今年から誘導馬デビューしたアンクルリーサムさんです。
展示は以前からされていたという噂は聞いていたのですが、ようやく会えました。
お客さんに触られてもじっとしていられているし、誘導馬としては優秀なんじゃないでしょうか♪

京都はマイ兄弟以外にもG1馬ロジックやカレンダーにもなった白毛兄弟がいるのでそちらに話題を取られがちですが、
長く現役を続けた名脇役で、綺麗な尻尾や混じりけのない限りなく白に近い綺麗な芦毛の彼の活躍に今後も注目!





【ゲームでシュミレーション?】



してたらしいですね~
凄いなムロ君!コースの再現度が凄まじいってことですよね?
私もそのゲームやりたくなってきました(^皿^)

私は「騎手」のムロ君に会うのはこの日が初めてだったわけですが、
実は過去に彼の姿をみたことがありまして、短期免許のニュースで最初に写真を見た時にちょっと驚いたんですよね。

というのも、数年前にムロさんが勝って口取り式があった時にご家族らしき方々がいらっしゃいまして。
若くて小柄な男の子がいたので「もしかしてご兄弟だったりするのかな?でも似てないしな~」などと考えていたんですが、
まさか本当に兄弟だとは思わなんだ…だって上記のマイ兄弟よりも似ていないような気がしませんか?(コラ










※あとの二頭の内、四冠馬はレース後に鞍上を落とすのが趣味、
中山マイスターはレース前に同じく騎手を落として直前追い切りを行うことがあるそうなので…やんちゃ坊主たちめ!
ナイト君はフランスにも一緒に行った同厩の先輩の反動なのか、めっちゃ真面目な性格らしいですv

淀、府中、小倉つれづれ

2011年12月14日 21時04分35秒 | horse racing in Japan
お久しぶりです!

いったいいつぶりの更新になるのか…^^;
オルフェの三冠にも立ち会えず、結局まさかの関西G1生観戦はMCSのみという体たらくな玄米茶ですこんばんは~

でもJCにも行けたし、念願の冬の小倉参戦も叶ったしで、
なんだかんだで濃く楽しく競馬を観れたので良しとしましょ♪

今日はその3場での小ネタ集をお送りします。


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【皆そろって、はいチーズ!!!!】



MCSに3年連続で出走していたサプレザさん(Sahpresa)と助手さん&厩務員さん、そしてルメさんの全員?からカメラ目線を頂きました。
助手さん&厩務員さんは昨年も一昨年もサプレザと一緒に来日されていて、その時に私のルメさん応援幕をチラチラ見て下さっていたので、
もしかしたらサプレザの名前も入れたら喜んでくれるんじゃないかと思い、一念発起。
一日限りのサプレザ&ルメさん横断幕に反応して下さったのが↑とTopの写真(ルメさんの当日の初騎乗時のもの)です。

こんなに喜んで貰えるとは思ってもみなかったので本当に嬉しかったです。
皆さん本当にありがとうございました♪


それにしても、Sahpresa,Zarkava,Goldikova,Natagoraと現6歳のフランスの女の子たちは本当にたまらないですね。
みんな強くて可愛くて、もう本当に大好きです。
内三頭は既に引退していますし、たぶんサプレザさんも遠くないうちにそうなるんだと思いますが…
子供たちの活躍も今から楽しみですv





【そんなに睨まんでもええやん】



続・横断幕を観た時の反応~ver.すみよん~
なんかね、幕を張るたびにこんな顔で睨まれてるような気がする…のですよ。
私あなたに何かしましたかー!?(T_T)
誰か~彼の為に横断幕張ってあげてくれませんか!?きっと喜んでくれる気がする。





【幕の数で凱旋門賞馬に雪辱?】



続続・横断幕を観た時の反応~ver.ルメさん@府中~

JC時にはまったりさんとルメさん初代幕&3代目幕avecシャレ―タ版を出していたのですが、
表題の内容の記事がニッカン?に掲載されていたという話をたくとさんからお聞きしまして。
JC当日にはドイツ国旗モチーフのデインドリームの横断幕が出ていて、
外国馬の横断幕を生で見たのは初めてで、ひそかにめっちゃ感動していたのですが、
まさかこんなところで比べられていたとは思いませんでした(汗)

厳密に言うなら2枚のうち1枚はシャレータではなくルメールonlyだったはずなんですけどいいのかな?
(それとも、私が気付いてなかっただけでシャレータ幕が実はもう一枚出されていたんでしょうか?)





【来年のエース候補】



Sarafinaは引退してしまいましたが、Sharetaはまだまだ現役で頑張ってくれるはず。
VadamarやBarranと共に来年もチームアガカーンを引っ張って行って欲しいです。
モチロン、鞍上はルメさんでお願いします!






【和のこころ】



小ネタの小ネタ。
日本独特の風習にパドックでの騎手の整列がありますが、
どうもこれが外国騎手の皆さんにとっては鬼門のようで。
すみよんが整列せずに馬に向かって走り出したところを連れ戻されたところや、
その他色んな方が他の日本人騎手に立ち位置を修正されているところを見たことがあったんですが…

初短期免許のメンディザバル騎手に短期免許10年目の大ベテランであるルメさんが
「ほら、こっちに立たないと!」と強引に修正中(^皿^)

ルメさんは適当に立っている日本人の騎手の間をレースなら審議になる勢いで割ったり、
昨年のWSJSでもギュイヨン君とすみよんの立ち位置を指示してみたりと、
並みの日本人よりそのあたりの感覚がしっかりしてはるんやなぁ…という認識があります。
競馬に関係ない話ですみません。
ただ、彼のお辞儀は本当に美しいです。ご覧になられたことのない方は必見!





【もう一人の新外国人騎手】



まだ引っ張る整列&お辞儀ネタ。
小倉でメンディザバルさんと同じく、今年から日本へやってきたアイルランドのオドノヒュー騎手に初めて会いました。
↑はもう通過儀礼なのか?正しい立ち位置をレクチャーされ並び直した後のオドノヒューさんです。
周りの若手たちが心なしか笑顔なのはたぶんそのやり取りがあったからだと思われますv
お辞儀がまだまだぎこちないな~と思っていたんですが、よく見たら和生君も同レベルだということに気付きました…orz




【そのズボン欲しーい!】




すでにせんちょさんがブログでネタにされていますが、
オドノヒューさんのズボンに「コールム」と彼のファーストネームが書かれていました。
日本でも通じると思われているのでしょうか、香港の漢字版を日本でもはいておられる方は何人か見たことがありますが、
日本語はデムーロ騎手の「ミルコ」以来です。
誰の入れ知恵なんだー!GJ!!
ルメさんも「クリストフ(ル)」ズボン作りませんか?




(ル)なのは(ス)がいるからです(笑)

黄金の旅路の続きは

2011年11月04日 21時36分47秒 | horse racing in Japan
3歳馬達の活躍とルメさんがいない淋しさ?からかステイゴールド強化月間が続いているLe cheval noirですが、
改めて印象に残っている彼の子供たちを重賞勝っている子を中心に振り返ってみようと思います。



8月3日更新しました!
追加:エムエスワールド(写真差し替え)、マイネルネオス、今後注目+α


8月30日更新しました!
追加:エクスペディション昇格(?)、ナイト、フェスタこもごも


11月4日更新しました!
追加:ドリジャ&フェスタ引退、オルフェ三冠、フェイトなど








第二の旅路の先駆け




M S World(エムエスワールド、冠名+母の名前の一部)
2003年4月22日 牡 黒鹿毛
母トップワールド 母父マルゼンスキー 450~478kg

2006年 OPマーガレットS
2011年 G3小倉サマーJ(4着)


中央競馬で一番最初に勝ち上がったのが彼、エムエスワールドでした。
そして未だ現役。昨年末も掲示板に載る活躍を見せてくれています。頑張るなぁ…
現在は障害に転向し、先日の小倉サマーJでも一番人気に押されるなど(4着)、8歳にして新境地を開いています。
しかも主戦騎手は熊沢さん!
特別小柄な馬体ではないし目つきもどちらかというと穏やかな感じがするけど、6年も現役を続けていられるあたりにステイらしさを感じます。


ちょっときわどい名前(え?)と配色にインパクトがありすぎる勝負服が印象的だったんですが笑
馬主さんが変わってしまったようです。残念?




刹那の煌めき

Solid Platinum(ソリッドプラチナム、純白金)
2003年4月30日 牝 黒鹿毛
母リザーブシート 母父クリエイター 418~440kg

2006年 G3マーメイドS

ステイっ子最初の重賞勝ち馬。
伯父さん(サッカーボーイ)が種牡馬として活躍しているんだからステイもきっと大丈夫だ!
と根拠のない自信が引退直後からあったんですが、それでも初年度産駒3歳の夏に重賞勝ちが観れるなんて思ってなかったな~




とらわれぬ輝き



Cosmo Platina(コスモプラチナ、冠名+白金)
2003年4月20日 牝 鹿毛
母グレースマリヤ 母父グルームダンサー

2009年 G3マーメイドS

ビュンビュン飛ばすのもいいけれど、玉砕してしまうことも多かった。
でも、ハマった時の爽快感はたまらなかったです。
彼女唯一の重賞勝ちのマーメイドSは現地で観戦していたのですが、熱さを忘れる走りでした。

大きな瞳がすごく印象的で、私が見てきたステゴっ仔の中では一番の美人さんだと思います。




黄金旅程は夢の旅路へ



Dream Journey(ドリームジャーニー、夢のような旅路)
2004年2月24日 牡 鹿毛
母オリエンタルアート 母父メジロマックイーン

2006年 G1朝日杯FS
2007年 G3神戸新聞杯
2008年 G3小倉記念
2008年 G3朝日CC
2009年 G2大阪杯
2009年 G1宝塚記念
2009年 G1有馬記念




力を出し切るための条件が多過ぎる、シャカシャカしたピッチ走法、パドックでの鶴っ首ectect
彼については語りたいことが多過ぎてまとまりません。大好きだー!!!
実はこのブログが出来た発端をルメさんと共に担っていたのはこの子です。
ステイっ子初めてのG1勝ち&ルメさんの香港C勝利(avecプライド姐さん)でテンションが上がった勢いで笑
09年の両グランプリ制覇を現地で応援出来たのは本当に嬉しかったなぁ。

11年の宝塚記念を最後に、正式に引退が決定しました。
彼が競馬場で走る姿を観れるのは札幌での引退式を残すのみ…か。淋しいよー

後は弟のオルフェやフェスタ、ナイト達に任せてゆっくりして下さいね。
今まで本当にありがとう!!

(追記)
札幌での引退式、行ってきました。
パドックで見たジャーニーは最後の最後まで私の大好きなやんちゃっぷりを発揮していて、
淋しさももちろんあったんですが、こちらを笑顔にさせてくれました。
本当にありがとう♪




消えない虹



Arco Senora(アルコセニョーラ、スペイン語で虹+女性)
2004年3月17日 牝 黒鹿毛
母サイレーン 母父モガンボ 

2007年 G3福島記念
2008年 G3新潟記念

51戦ものレースに出走した無事是名牝!
ブッシ―とのコンビが大好きでした。
つい先日の新潟大賞典の直線では目の前が真っ暗になりかけましたが、無事で良かった。
本当に良かった。
素敵なお母さんになってね♪

ちなみに、ステイっ子(中央)の中で一番出走したのはテントゥワンの64戦みたいです。
先日引退が発表されました。お疲れ様!



異国で見つかった伝説の地

El dorado(エルドラド、黄金郷)
2004年3月28日 セン 鹿毛
母ホワイトリープ 母父ホワイトマズル

2008年 G1シンガポールゴールドカップ
2009年 G1シンガポールゴールドカップ


この馬のことを知っている方はあまりいないのではないかと思うのですが、
シンガポールで開業している高岡調教師の元で競走馬となり、同国におけるG1を2つも(同一レース連覇)しているというスゴイ子。
セン馬なのだけが残念ですが、ステイ自身がそうであったように、また後述のナカヤマフェスタが示してくれたように、
海外でも活躍できる素養をステイっ子達はもっているのだからもっと外の世界を目指せばいいと思うんです。
いくら頑張っても国内では同じサンデー系がたくさんいますしね。




うつろわぬ夜明け



Sunrise Max(サンライズマックス、冠名+最大限)
2004年4月23日 牡 黒鹿毛
母グリーンヒルマック  母父ダンシングブレーヴ

2007年 G3中日新聞杯
2008年 G3エプソムC
2009年 G3小倉大賞典

3つも重賞を勝っているのに縁がない…orz
写真もこれしかないとかマジですか!?
デビュー戦がダイワスカーレットと同じだったようなので、淀で現地観戦していたはずなんですが記憶が無い汗
くせ者の多いステイっ子の中ではソツのない優等生タイプみたいな印象があるのは私だけ?

あと、中日新聞杯でのデ台騎手の「ブーーーン」の印象が…笑





謎は女を美しく魅せる



Meine Ratzel(マイネレーツェル、冠名+ドイツ語で謎) 
2005年4月4日 牝 鹿毛
母ケイアイベール 母父サクラユタカオー

2008年 G2フィリーズレビュー
2008年 G2ローズS

勝った重賞はどちらも人気薄だったこともあり、毎回ドキドキさせられっぱなしでした。
小柄な身体のどこからそんな切れ味が?





受け継がれる想い



Nakayama Festa(ナカヤマフェスタ、冠名+祝祭日)
2006年4月5日 牡 鹿毛
母ディアウインク 母父タイトスポット

2008年 G3東京スポーツ杯2歳S
2009年 G2セントライト記念
2010年 G1宝塚記念
2010年 G1凱旋門賞 2着


2歳の時からきっといつかこの子は大きいところを取れる!という例によって根拠のない確信があったのですが、
しかしそれでも、正直凱旋門賞に登録したと聞いた時は???と…
日本の高速馬場に合う飛ぶような走りよりも、地を搔き込むような力強い走りをするフェスタには
きっとヨーロッパの馬場が合うだろうという陣営の方々のご英断は本当に素晴らしかったと思います。
だって宝塚を勝つ前の話ですよ?
なかなかどうしてこんなに思い切ったことはなかなか出来ないのではないでしょうか。

前オーナーの想いを汲んで結成された「チームすみれの花」のエピソードは…
昨年の凱旋門賞前に発売されたサラブレのうままんがのフェスタの回は号泣ものでした。
彼のファンでまだ読んでおられない方がいらっしゃいましたら絶対にお勧めします!間違いなく泣く。

現在2度目の渡仏中(8月30日現在)
二ノ宮厩舎のスタッフの皆さんはモチロンのこと、トニー先生のところの方も困らすほどの相変わらずな唯我独尊ぶりを発揮しているようで…
むしろ(忍耐という名の)調教をつけられているのは人間の方ではないかと思う今日この頃です。
後輩を見習いたまえ(笑)

(11月4日追記)
2度目の凱旋門賞は昨年のような結果はだせず、
そして今日、正式に登録抹消→引退種牡馬入りが発表されました。
過去に何頭もの馬が凱旋門賞に挑戦してきたけれども、二度も夢を見させてくれたのはフェスタだけでした。
ありがとう!
いつの日か、フェスタやジャーニーの子供たちが夢をかなえてくれたら…そう願ってやみません。




砂塵の中に独り



Silk Mobius(シルクメビウス、冠名+人名)
2006年4月16日 牡 鹿毛
母チャンネルワン 母父ポリッシュネイビー

2009年 G3ユニコーンS
2010年 G2東海S
2010年 G2ブリーダーズゴールドC


ステイっ子の中では唯一のダートでの重賞勝ち馬。
そもそもダートでの勝利数そのものが芝と比較にならないほど少ない中で、彼の成績は本当に目立つ。
おそらくは道営で走っていたお母さんの母系の血が大きくでたのでしょうが、目立つったら目立つ。
ただ、後方から追いこんでくる切れ味鋭い走法は他の多くのステイっ子たちと同じですね。
まだ終わってしまったとは思いません。
もう一度アッと言わせる走りを見せて欲しい(そして、できれば鞍上はタナパク君で!)






輝きは手の届くところに



Jamil(ジャミール、アラビア語で美しい)
2006年3月9日 牡 鹿毛
母ジャスーラ 母父Sadler's Wells

2010年 G2阪神大賞典 2着
2010年 G3函館記念 2着
2010年 G2アルゼンチン共和国杯 2着
2010年 G2ステイヤーズS 2着

なかなか個性的な母父が多いステイっ子達の中では一番の良血か?
そのかわり、詰めの甘さも一番かもしれませんが涙
女の子の一番の美人さんはコスモプラチナでFAですが、男の子だとジャミールかな。
ベストドレッサー賞もおまけで。というか名前がそもそも。

何よりも一着がそろそろ欲しーい!





溢れる闘志



Fateful War(フェイトフルウォー、重大な戦い)
2008年1月11日 牡 黒鹿毛
母フェートデュヴァン 母父メジロマックイーン

2011年 G3京成杯
2011年 G2セントライト記念

デビュー戦で放馬→一着入線とある意味「伝説の新馬戦」を自作自演してしまった子。
なんてオモロイ奴なんだ!と私の中では完全にネタキャラになっています、すみません。
折り合いがキチンとつくようになればきっと化けると信じています。
あれ、フェスタと同じニオイが…?
(追記)
中山では走りますね~
もう来年からはオール中山競馬場で走るローテーションを組めばいいと思う(^皿^)




黄金の騎士の見る夢は



Nakayama Knight(ナカヤマナイト、冠名+騎士)
2008年3月24日 牡 栗毛
母フィジーガール 母父カコイ―シーズ

2011年 G3共同通信杯

私の皐月賞の本命。
比較的折り合いもつくし、おとなしい子なのかと思いきや本番でお家芸さく裂。
やはり君もステイっ子だったのだな…!とある意味安心したり、がっかりしたり。
ジャミールとならぶイケメン。
ダービーではあの極悪馬場の中、オルフェと死闘を演じ4着。
同厩のフェスタ兄さんのお供で秋には凱旋門賞遠征を計画中。Bon Courage!!!

ここから追記※
8月30日現在、渡仏中。
元々真面目な仔なのは知ってたけど、馬場入りすらままならないフェスタ兄さんを尻目に黙々と調教を積むナイトくんであった。
兄さんは調教場を変えたら走ってくれるようになったらしいけれど、少しくらい弟分の爪…蹄の垢を飲むといいよ!?





雨に歌えば



Buncy Tune(バウンシーチューン、威勢の良い曲)
2008年4月19日 牝 鹿毛
母リーインフォースト 母父トニービン

2011年 G2フローラS

皐月賞を観に行ったはずの府中遠征で、土曜にもステイっ子の重賞勝ちが観れるなんて思ってもいませんでした。
ありがとう!




色褪せない芸術を生み出すのは



Orfevre(オルフェーヴル、金細工師)
2008年5月14日 牡 栗毛
母オリエンタルアート 母父メジロマックイーン

2011年 G2スプリングS
2011年 G1皐月賞
2011年 G1日本ダービー
2011年 G2神戸新聞杯 (兄弟制覇!)
2011年 G1菊花賞


ジャーニーとは本っ当に似てませんよね。
全兄弟なのを疑いたくなります笑
ピッチ走法な兄とストライドの大きな弟。
顔や毛色もどちらかというと父親似の兄と母親似の弟。
兄弟を管理する池江調教師曰く、似ているのは性格がキツいところくらいなんだとか。

ところで、父の名前の意味は「永遠の輝き」、母は「東洋の芸術」、全兄が「夢のような旅路」、
半姉アルスノヴァが「新しい芸術」、半兄ジャポニズムが「西洋における日本美術の影響の総称」ということで、
父の名前と母の一族の名前の連想でつけられた「金細工師」という名前に鳥肌が立ったのは私だけでしょうか?
素敵。

目指せ三冠!!!

(11月4日追記)
三冠達成しましたー!!!
他馬を寄せ付けない圧倒的な走りにただただ息をのむばかりでした。
ゴール後にゾエさんを振り落とした時にはゴールした瞬間よりも声が出ました(笑)
夢は膨らむばかりですね。
来年のロンシャン、めっちゃ行きたいんですけども…!!!





Fly High!



⑯Meiner Neos(マイネルネオス、冠名+ギリシア語で新しい)
2003年3月30日 牡 鹿毛
母マイネプリテンダー 母父Zabeel

11年 G1中山グランドジャンプ

最後を飾るのが初年度産駒、しかも障害馬とな…読めないぜ、ステイ産駒。
あの中山GJを勝った子です。
レース後に剥離骨折してしまい全治三か月となってしまいましたが、大障害までには元気な姿を見せてくれるはず。
3歳の勢いがすさまじいステイっ子達ですが、初年度のオジサン世代もまだまだイケるんだってところをエムエスワールドと共に
これからも見せつけて欲しい!





さあ冒険だ



Expedition(エクスペディション、探検、遠征)
2007年5月17日 牡 栗毛
母ビーモル 母父Lyphard

11年 木屋町特別(500万下)
11年 九州スポーツ杯(1000万下)
11年 釜山S(1600万下)

降級戦とはいえ持ったまま4角先頭で突き放すレースっぷりは充実の秋を予感させるものでした。
この子といい、ナイトやオルフェといい、ステイっ子には派手な栗毛の子が多いですね。
もしかしたらおばあちゃん(ゴールデンサッシュ@サッカーボーイ全妹)の影響!?

ついにOPまで駆けあがってきてしまいました…
重賞を勝つのも時間の問題なんじゃなかろうか。
ルックスもレースっぷりも、もう惚れるしかないです。
先週の土曜は小倉まで現地応援しに行ってきたので久しぶりに一本記事を書きたーい!




【おまけ:今後大注目のステイっ子達】





Sunrise Bullet(サンライズブレット、冠名+弾丸)
2008年4月2日 牡 栗毛
母オスティエンセ 母父エリシオ

つい先日未勝利戦を小倉で勝ち上がったばかりですが、その勝ち方が凄かった(笑)
逃げて差す!意味不明なレースっぷり…詳しくは↓こちらのレース映像にて。


【競馬】2011年7月30日小倉7R3歳未勝利


同世代のフェイトフルウォーも新馬で放馬→1着、オルフェ―ヴルも新馬1着→放馬とやりたい放題。
ただ勝つだけでなく、いろんな意味で魅せてくれます(笑
ブレット君はなんとかコーナーを回り切りましたが、そういえばお父様もダートの4歳未勝利戦で逸走→熊沢さん落馬とかなりのやんちゃをしていましたね。
伝統のお家芸だったのね…



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ソリッドプラチナムの写真もどこかにあるはずなんですけどorz
エルドラドは絶賛募集中笑

君が思い出になる前に~11/09/19 ドリームジャーニー引退式~

2011年09月22日 21時39分43秒 | horse racing in Japan
あの日も馬場で 弾けるような 君の走りを見た
空の色も風のにおいも 変わったね







明日の朝 私は飛行機に乗り 離ればなれになる
夢に見た 君との旅路はかなわない

きっと私たち 導かれるままには走り続けられない
二度と これからは








君が思い出になる前に もう一度だけ会いたいよ
優等生のふりはいいから 子供みたいな仕草で 困らせて






駆け抜けた道は 遠く今は過ぎ去って
新しい道は 弟が引き継いだ

追い求めた影も光も 消え去り今はただ
君の瞳としっぽが愛おしい









忘れないよ 君と重ねた日々は
この世に生きてきた意味を 超えていたこと








君が思い出になる前に もう一度だけ会いたいよ
初秋の風に吹かれながら 虹のように今日は逃げないで








君が思い出になる前に もう一度だけ会いたいよ
優等生のふりはいいから 子供みたいな仕草で 困らせて







君が思い出になる前に もう一度だけ会えてよかった
初秋の風に吹かれながら 虹のように今日は逃げないで







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スピッツさんの同タイトル曲の替え歌でお送りしました。
ありがとう!ドリームジャーニー!!



以下、写真解説
番号は掲載順です。

①助手さん、持ち乗り助手さんを引き連れジャニ登場。
現役時と同じようにピョコピョコ跳ねながらつるっ首でパドックを回る姿に感動…
なんやねん、引退レースの宝塚よりも調子よさそうやんか!


②パドック入り口まで戻ってくると絶対に立ち止まるジャニ。直立不動。
早く帰りたいのか、それとももしかして走りたい!?


③イケメンっぽい。


④関係者インタビューの間もぐるぐる小回りさせられていたのがお気に召さなかったのか、
かなりファイティングしていました(笑)


⑤パドック反対周り中。普段はあまり見ることのない左目の迫力に、周りのお客さんが皆「怖い、怖い」とささやき合っていました。
なんというホラー。厩舎で左隣の馬房の馬が思わず目をそらしたという話の信ぴょう性が…
スタリオンステーションでも隣のゴールドアリュール(と誰だったっけ?)を敵視してるらしいので、
おそらくこの目で思いっきりガン飛ばしてるんじゃないかと。
だがそんなドリジャが好きv


⑥先生はドリジャを撫でているように見えますが、実際は暴れないように抑えていますorz
唯一マックおじいちゃんから受け継いだ?とされている先の白い尻尾にも注目!


⑦ゾエさん号泣したりしないかなとハラハラしていたんですが、意外にアッサリと。
今度は弟を頼んます。


⑧最後のスキンシップ


阪神&中山&フランス小ネタ集、拍手お返事

2011年07月05日 22時04分07秒 | horse racing in Japan
色気のないタイトルですみません。

何があろうと競馬は続いていくわけで…
いつまでも落ち込んではいられないということで気分を変えて、阪神&中山&フランスの小ネタ集と
拍手コメントのお返事をしたいと思います。遅くなってしまいすみませんでした。

さあ、いくぞー!!!




=========================

※小ネタの順番は時系列になります。




【My favorite 芦毛】

毎年個性的な馬名をシリーズでつけてくれるシゲル軍団ですが、
今年は果物シリーズ。
「株」「世界のありがとう」「日本の名山」「戦国武将」、そして昨年の「役職名」にくらべれば普通?
いいじゃない、可愛いんだから。

今年最初の新馬戦で出会った「シゲル」はシゲルスダチちゃん。
芦毛のめっちゃ可愛い女の子でした。



私が中山に行っている間に京都で勝ち上がっちゃった。
おめでとう♪


実はどうでもいい話なんですが、私は好きな馬の毛色のタイプがすごく細かく定まっていまして…
スダチちゃんはその好みにどんぴしゃりなんですよね。
久しぶりに一目惚れを経験しましたv

ちなみにMyFavorite芦毛の歴代ランキングはこんな感じ。
カッコ内は個人的チャームポイントです。
年をとったら変わってしまう特徴とは思いますが、それはそれで彼らの魅力なんですよね。


1位:ヒシミラクル (黒い足となんともいえない模様)
2位:Natagora (全くムラのないライトグレー、鼻先がちょっとだけピンク色)
3位:マコトスパルビエロ (2~3歳時の漆黒の馬体、その後の変遷もイイ!)

これでなぜ私がスダチちゃんに一目惚れしてしまったのか理解していただけるんじゃないかな、と…^^;
いや、ほんとどうでもいい話ですみません。




【Next dream…】




ついについに、ドリームジャーニーが引退してしまいました。

馬体は絞れ切っていて極限の仕上げにあるのはわかっていたけども、
宝塚のパドックではいつもの跳ねるようなステップも鶴っ首もほとんどしていなくて、
元気がないのかなと思っていました。

レース後のゾエさんのコメントがもう…(涙)
たくさん、たくさん、夢を見させてもらいました。叶えてもらいました。
無事に引退出来て良かった、今はもうそれだけです。

ありがとう!ありがとう!!





【今年最初のG1勝利】


宝塚は結果的にドリジャの引退レースとなってしまった事&
例年稀に見る大混雑だったことで精神的にも体力的にもこの日は疲れ切っていたのですが、
日付が変わる直前に嬉しい知らせがフランスからやってきました。



昨年のディアヌ賞(仏オークス)を勝ち、凱旋門賞でも3着と健闘したSarafinaちゃん(↑写真)とのコンビで
ルメさんがG1サンクルー大賞典を勝ったそうです。
おめでとうございます!!!
昨年のJCにも出走していたシュリスデゼーグル@ペリエ先輩のドスローの逃げ(といっても5頭立てでしたが)
に翻弄され、最初の200mくらいは日本でもG1でこんな馬あんまり見んで!?と言いたくなる位かかっていた彼女でしたが、
ルメさんがなんとか前と横に馬を置いてなだめなだめ。
そのままシュリスデゼーグルの逃げ切りかと思われたラスト100mで猛然と追い込んで差し切ってしまった脚の凄さといったら!
レース映像はコチラ
このレースっぷりが評価され、ブックメーカーがつけている凱旋門賞のオッズが下がったそうな。
秋も楽しみですね。




【よく似た流星】




ハーツクライの途切れそうな程細い流星は、すごく目立つ彼の大きな特徴の一つであったけれど(他にはガニま…なんでもありません)
あまりよく似た流星をもつ子はいないなぁと思っていました。
いたのですが、見つけましたよー!

先週の土曜中山2R3歳未勝利を勝ち上がったゲーリックストーム@田辺っち
似すぎててちょっと怖いわ。
勝負服が同じなのもいいですね。
2歳でもすでに勝ち上がっている子も出ているし、3歳のこの子にも他の子達にも巻き返しを図って頑張ってほしいな。




【受け継がれる意思、闘志】



今回の中山遠征はグランドジャンプの観戦が一番の目的でしたが、
実はもう一つ楽しみにしていたレースがありました。
それが今から紹介するメジロミドウちゃんが出走した7R3歳上500万下芝2200m。

500万下とはいえ古馬との初対戦でしたが小野寺君の減量騎手の恩恵も受け、
他馬が54~57kgに対しミドウちゃんは49㎏の軽ハンデ。
逃げてチャンスをつかめるか?

ゲートを出てからすぐに先手を取り、レースを引っ張っていたミドウちゃん(↑写真)
しかし、ラスト200m付近で後続に一度は完全に捉えられてしまいました。
しかしここからが凄かった。
さすがはステイっ娘。一度は交わされるももう一度伸びてゴール前に差し切ってしまいました!





↑一度交わされた証拠写真(汗

ゴール直後は思考回路が一瞬停止しました。
え、交わされてたよね?勝ったの??勝ったの???
この子何者…!?

斤量の恩恵を受けていたとはいえ、目を見張るほどの勝負根性でした。
お母さんのサンドラも2000m以上の距離で活躍していたそうなので、
この子もいずれはそうなってくれればいいな。

先日上げた記事にも少し書きましたが、
グランドジャンプで亡くなってしまった2頭の馬のうちの一頭、メジロラフィキは
ミドウちゃんの母サンドラの半弟、つまり叔父さんだったんです。
叔父さんの分も彼女には頑張って欲しい!




【新たな道は空へと続く】




誰々を応援しているから、という理由ではなく、
とにかく中山グランドジャンプが観たい!という理由で中山まで出かけた私ですが、
まさかまさか、ここでもステイゴールド産駒のG1制覇を観れるとは思わなんだ(笑
これで競馬場通いを始める前のドリジャの朝日杯以外は、ステイっ子の勝利G1(フェスタの凱旋門賞2着も含む)パーフェクト連帯(現地観戦)を継続中です。
この記録、もっともっと伸ばせたらいいな♪

ラフィキ&スペンサーのこともあり手放しで喜べる…とは言えませんが、
柴田大知騎手のインタビューは本当に感動しました。
感極まって言葉に詰まる大知騎手を拍手で応援する現地の雰囲気も良かった。




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【Web拍手お返事】


6月22日 ゆちさんへ

誕生日コメ本当にありがとうございました♪
競馬場でまた楽しくワイワイやりましょう☆
これからもよろしくお願いします。




6月23日&27日 たくとさんへ

何度もありがとうございます♪
園田いつか一緒に行きましょう!タコ天、めっちゃおいしいですよん。
ジャニはいいお父さんの後継種牡馬になれると思うジャニ。
タナパク特集のオートゥイユ大障害前の写真はご覧になられましたか?
ルメさんもタナパ君も可愛いvそして障害の大きさにビックリ。
すみの免停にはビックリですが、ホワイトさんともども免許を全て使い切る前に騎乗停止でいなくなることの方が多かったので、
これも致し方ないのでしょうか…
小倉でお会いできるのを楽しみにしていますね!

You were there~メジロラフィキへ~

2011年07月02日 23時01分40秒 | horse racing in Japan
日本で一番長く厳しい道程を

誰にもハナを譲らず最後から二番目までの障害を飛び切った君

苦しかっただろう
辛かっただろう
最後の最後に力尽きてしまった君を
誰が責められるだろうか



もしもこれがグランドジャンプでなく大障害で、
最後の置き障害がなかっとしたら?

もしも逃げ以外の戦法をとっていたとしたら?

競馬においてタブーのはずの
いくつもの「もしも」ばかりが頭を過ぎる





パドックで会った君は本当に綺麗だったよ
鬣をいくつもの三つ編みにしっかり編んでもらっていて、メンコもよく似合ってた
君を引く担当さんもすごくオシャレ

さあ、今から一年に2度しかない大舞台に挑戦するんだ!

馬も人も自信と気概に満ち溢れているように見えた


パドックには解散したはずの
君の出身牧場&馬主を応援する幕が掲げられていた
7レースを君の姪っ子のミドウが勝った時
きっとその幕を張っていた人は
誰よりも喜んでいたはずだ
そして、ミドウと同じように君の出走を、完走することを、
勝利することを心から望んでいたはずだ







倒れ伏す君の傍らに寄り添い続けていたあの担当さんや
君の無事だけを祈っていたであろうファンの人達が感じたはずの感情を
同じ想いを感じることなんて私にはとうてい出来ない

私でさえ
応援していた勝った馬よりも
君のパドックでの姿が
先頭で障害をクリアしていく姿が
最期の姿が今でもはっきりと浮かぶというのに
彼等が感じたであろう悲しみを
私なんかが解るはずもない
そう思っていた

それでも苦しいんだ
悲しいんだ
涙が止まらない
どうしたらいい?



走るために生まれた競走馬のレースでの死に
いちいち感傷的になっていては身が持たないと
所詮偽善だと言われてもいい

私は忘れない

君だけじゃない
たくさんの馬達が目の前で死ななくてはいけない状況になってしまったのを見てきたけれど、
一つだけ決めていることがある

目は絶対に逸らない


私には君を、
他のたくさんの馬達を助けてあげることは出来ない
それでも一生懸命走ってきた君たちを最後まで見送ることが
一競馬ファンとしての礼儀だと思っているから

私は忘れない
君がここにいたということを



最後になったけど

もう怖いことも痛いことも何もないのだから
好きに走ってもいいんだよ
今までありがとう、お疲れ様でした
君のことは決して忘れないから




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二年半ぶり!そのだけいば

2011年06月23日 22時47分20秒 | horse racing in Japan
今日はスーパースプリントを観戦に約2年半ぶりに園田競馬場へ行ってきました。
そんなに長い間行ってなかったの…!?
ちょっとびっくり。



私にとっての園田は、まずはこの人から!





前回観戦時に強烈な印象を残してくれた、シンゴちゃんこと大山真吾騎手
(あだ名は今日一緒だった競馬仲間がずっとそう呼ぶのでいつの間にかうつってました^^;)
顔つきがすごく精悍になっていて驚いたのなんのって。

シンゴちゃんと川原騎手、廣瀬騎手が園田のひいきジョッキーですv
残り二人にもちゃんと理由があるのですが…なんか恥ずかしいのでここでは言いません(笑
気になる方は過去記事から探し出して下さい質問するとかは無しの方向で!シンゴちゃんだって大声では…モゴモゴ




園田といえば関西の競馬場ナンバーワンの写真の撮り易さが大きなポイントだと個人的に思っています。
Topの画像然り、



シンゴちゃん再び。
芝コースの内側にダートコースがある中央では私のしょぼいカメラではこんなに跳ね上がる砂を捉えることはまず出来ないので…



地方競馬の牝馬重賞シリーズで「Grandame-Japan(グランダム・ジャパン)2011」というものが開催されていたのですが、
それの3歳シリーズで園田の野田厩舎所属のマンボビーンちゃんが優勝したといことで、報告会&撮影会がありました。
撮影会といっても、騎手や調教師、オーナーしかいないんだろうな~と思っていたら






「ビーンちゃんもおるよ!!!」




ということで、マンボビーン自らも出席?し、超至近距離で会う事が出来ました♪



メインのスーパースプリントシリーズの園田FCスプリントは
スタート地点はどこになるんやろ~とレース前はずっと考えていたのですが、
よく考えたら820mでの開催ということで、2角の奥の1870mのスタート地点と同じだったんですね。うっかり。




ミナミノヒリュウ@板野騎手が1着!
応援していた最軽量マルヨパトリオット@シンゴちゃんは行方不明でした orz




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I believe my dream, my love~2011東京優駿~

2011年06月06日 23時11分52秒 | horse racing in Japan
あの切れ味は2000mだからこそ活きたのではないか

大雨の不良馬場では皐月賞のようにはいくまい

展開がハマッただけのこと、世代で力が抜けているわけではない


そう言って彼を負かせる馬を探した人たちは、彼を信じることが出来なかった人たちはきっと忘れていたのだと思う。

オルフェーヴルに関わる人々は皆彼の父、母、母父、全兄と共に戦い抜いてきた筋金入りの「戦友」達であったということを。
そして、彼はあのステイゴールドの息子なのだということを。


不利な状況に追い込まれれば追い込まれるほど力を発揮するところ

身体は小さくても当たり負けしない絶対に抜かせない勝負根性を持っているところ








「ステイが日本でし残したこと、国内G1制覇を、是非ともステイの産駒でなしとげたい。それが僕からステイへの感謝のかたちです。」


これはステイゴールドが現役時代に調教助手だった、現池江泰寿調教師が
「ステイゴールド永遠の黄金(2002年出版)」に残されているコメントです。

先生は兄ドリームジャーニーで朝日杯FSを、そして宝塚&有馬の両グランプリを制し、
弟オルフェーヴルで春の牡馬クラシック2冠を取ったことになります。
きっと言葉にならない感動があったのではないでしょうか。本当におめでとうございます!!

ステイの1ファンとして、どんなに父が望んでも得られなかったものを
その息子にしっかりつかませて下さった陣営の皆様には、心からの感謝を捧げたいです。






デビューからずっと手綱を取り、一戦一戦オルフェに競馬を教えてきた池添騎手。
「テン乗りの騎手なんかには負けない」
そう語っていた彼の顔は普段よりも気迫に溢れていた様に感じました。

この一か月は長く厳しい孤独な戦いがあったのだと思います。
勝利騎手インタビュー時にすごい隈があることに気付いた時はもう…

今のオルフェがいるのは池添さんが一つ一つ競馬を教えてくれたから。
デビュー戦時の振り落とし事件が今となっては信じられませんね。


時は遡って昨年の10月の菊花賞後のチャリティーイベントにて



右端の三枝?師匠に目が行ってしまった人は負けで(笑)


ゾエさんからはオリジナルの帽子やドリジャのパネル等が出品されていましたが、
注目は上野騎手が持ってくれているムチでした。
実はこれ、オルフェーヴルがデビュー戦でゴール後ゾエさんを振り落とした時についでに踏みへし折ったムチなんだそうで!

ただ振り落とすだけでは飽き足らず、おまけにムチまで…なんという大物臭(笑)

この時は「あのドリームジャーニーの弟のやつなんですが、将来価値が出たらいいですね」的なことを言っていたのが、
今となっては感慨深いですね。
世間ではもうドリームジャーニーの弟なんて言わせない、呼ばない!という話をよく聞きますが、
うちではこれからもあえて兄弟を強調していきたいと思います。
むしろ、兄弟だからこそよりどちらも愛おしいというか、なんというか、とにかくたまりません(笑)

ドリジャがいたからオルフェが生まれ、
ドリジャがいたからゾエさんとのコンビが生まれ、
ドリジャとの経験があったからそれをオルフェに活かすことが出来た。

いつか兄弟対決を見てみたいと思っていたこともありましたが、むしろなくてもいいかもしれない。
だってゾエさんは一人しかいないじゃないか!
ダイワメジャー&スカーレットのような生々しい乗り替わり劇をこの兄弟で見せられるのは orz










話をダービーに戻しまして。

ナイトにぶつけられた時はどうなることかと思いましたが、
それでも不良馬場をものともせずに魅せた、泥まみれになりながらの力でねじ伏せる競馬。

一度、ウインバリアシオン(ハーツっ子だったので彼の2着も本当に嬉しかった!!!)に並ばれかけるも、
絶対に抜かせなかったラスト200m。

ドロドロぐちゃぐちゃになったオルフェとゾエさんを見て、まぎれもなく君はステイの仔だよって思いました。
彼はメジロマックイーン、ステイゴールド、ドリームジャー二ーと積み上げてきたものの延長の結晶であって、
なんども繰り返しますがやっぱり競馬は「ブラッドスポーツ」なんだなと…




撮影@数が苦さん


いつまでも、彼らしく、彼らしい走りを私たちファンの前で見せてくれるのならそれが一番。

秋には菊花賞に出走して三冠馬を目指すそうです。
どうか無事にその日を迎えられることを願ってやまないです。








もうすぐ「ステイゴールドの夏」がやってきます。
ドリームジャーニーも帰ってくるし、
ナカヤマフェスタ&ナイトのフランス遠征情報もチラホラ入ってきています。
エムエスワールドも障害で新天地が開けたような気がするし、
これからも忙しくなりそうだー!!!




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玄米茶はこれからもステイっ子を全力で応援し続けます!