Le cheval noir

全然更新できてない…orz

Saturday Garcia fever !!

2008年12月08日 23時27分22秒 | other jockeys
日曜の午前中、阪神競馬場ではいたるところである騎手の名前が囁かれていました。


「なぁなぁ、このガルシアって誰~?」

「昨日から人気薄でよう来とるやん、今日も買っとくか!」


前日の土曜が初来日&騎乗だった彼の名前はアラン・ガルシア(Alan Garcia)。
ペルーのリマ生まれの23歳です。
彼の名前は知らなくても、海外競馬にそれなりに興味を持っている&カジノドライヴを追いかけている、という人ならきっと「ああ、あの人ね」となるはず。

BigBrownの3冠とカジノドライヴによる米国G1制覇がかかっていた第140回ベルモントS。
しかし、レース前日にカジノは取消。BigBrownもレースの途中で戦意喪失し最下位…というこれ以上はないほどの盛り下がりをみせた(失礼!)同レースで素晴らしい逃げ切り勝ちをおさめたのが最低人気のDaTaraとガルシア騎手でした。
実はこの時からネットで映像やら写真やらでレース等の映像や画像を観て「若いのに凄い騎手さんだな、しかも顔が好みv」とチェックしていました(笑)
去年ルパルー君を呼んだのもJ●A様ナイスチョイス!と思いましたが、今年も私が注目していた有力若手騎手が来てくれるなんて…

さっそく初騎乗(ルメさんが勝った)2Rでは12番人気のネオグラティアを5着に持ってくる仕事っぷり。
これはWSJSに向けて幸先がいいな~と思いつつ、のんびり芝生でご飯を食べていた8R。
大外を回ってクビ差でハードシーキングをとらえたのはガルシア君騎乗のグッドフロマージュ!!!

ウソや!まだ焼き鳥残ってるのに!!!



表彰式どころか検量室前にも間に合いましたv
いや~~~、走った走った^^;



素敵な笑顔ですv
関係者の方々皆と握手していました。
写真には撮れていないのですが、パドックでも馬に乗る前はかならず笑顔で握手をしていた彼。
好青年です。ジョッキーは腕だけではなく性格もよくなくては!



もちろん、これが初勝利だったので表彰式があります。
いつもどおり、今までの略歴が紹介されインタビューが始まりました。


「日本で勝つことが出来て、本当に嬉しいよ!!」


かなりクセのある英語でしたが私にもこの部分だけは聞き取れました。
ふと思ったのですが、WSJSのある週に阪神競馬場に来れる人はかなり幸運ではないでしょうか?
普段は絶対に生で観れない海外や地方競馬の名手を目の前で観れた私達は恵まれているんだなぁ…としみじみ。
さらにもしかしたら、一年の内でどこよりも一番「○○騎手初勝利!」を見ることができるのもこの週なのかもしれません。



わーい

去年のパスキエさんは初勝利の時、ウイナのお客さんの盛り上がりに驚き&本当に嬉しそうにされていましたが彼も反応は一緒♪
私と烏龍茶(ルメさん幕を午前中に出してくれた心の友)はそんな彼を眺めながら
「カワイイv」を連発していました。完全にミーハーです^^;



パドックではけっこうお客さんの方をチラチラ見ていることの多かった彼。
この時、私も実は目が合いまして(完全に偶然ですが)…ドキドキ。


WSJSの一戦目、ゴールデンサドルTではマチカネハヤトに騎乗したガルシア君でしたが、結果は13着…
まずは小牧さんがポイントを稼ぎ出しましたv
そういえば、今回のJRA代表の5人中3人が皆元地方騎手なんですね…大丈夫かJRA?

メインの鳴尾記念の後は第2戦のゴールデンスパーT。ガルシア君の馬はクリーン。4戦中最も勝つ可能性が高いのはこのレースだろうな、と思っていた私はレース前から勝利騎手のお立ち台前に待機していました。
そうそう、騎手ばかりに注目していて忘れそうになっていたのですが、ビックリしたのがクリーンの体重!ついに600kg越えとはw(゜o゜)w
さらに面白いことに、出走馬中最も大きな馬にちょこ~んと乗っていたガルシア君はWSJS出場騎手中最も小柄でした(玄米茶調べ)。本当に抽選だったんでしょうか?(笑)

道中は最後方追走だった彼らは…


直線で外から一気にやって来ました!!!
最重量&最小コンビの勝利です♪


検量室前に帰って来た彼は出迎えたファンに向かってゴーグルを投げたそうです。そしてそれをゲットしたのはウチブの読者でもある数が苦さん!本当におめでとうございます♪



口取り式前に小田切オーナーと挨拶するガルシア君。やっぱり彼は礼儀正しい青年のようでした。
後からドスドスとウイナに登場したクリーンに「え、いつの間に乗ったん?」と言いたくなった程素早くひょいっと飛び乗り、


はい、パチリ!
そして私が待ちかねていた勝利騎手インタビューが始まりました。
英語にクセがありすぎて、通訳さん無しだと私の語学力ではよくわからなかったのですが、表情や声の調子で彼がとても喜んでいるということははっきりと伝わってきました。

「こんな大きな馬、アメリカでも乗ったことないよ!」

にちょっとウケました(笑)
インタビューの終わりに、コングラッチレーション!と声援と拍手を贈る私達ファンに彼は笑顔で応えてくれたのですが…





(*/∇\*)







お辞儀も綺麗です。
でもまだまだです。上には上がいるのだよ…!!!詳しくは次回。




表彰式終了後にサインを書きにきてくれました。
私は寒さに耐え切れなくなったのと色紙を持っていなかったこともあり、すぐにスタンド内に引き上げてしまったのですが、一枚一枚丁寧に、笑顔でサインを書いていた彼はきっと全員分さばききったんじゃないかな~と思います。

翌日の1Rも8番人気で2着につっこんできたのを最後に、結局掲示板に載ることは出来ず、WSJSも11位に終わってしまいましたが間違いなく日本のファンに最も強い印象を与えた海外騎手は彼だったと思います。できれば、来年もアメリカで頑張ってもらってまた来年のWSJSにも来てもらいたいです。



師匠!今回はクリティカルヒットでした(爆笑)
今日は高性能掃除機のご紹介です【12/6阪神・ゴールデンスパーT】



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トップの写真は日曜1Rでフライングするガルシア君とつられるオギタク(笑)
そして無心のアンカツさん(900勝おめでとうございます!)

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