Le cheval noir

全然更新できてない…orz

10年という節目で~かたよったJC展望~

2008年11月29日 18時14分11秒 | horse racing in Japan
私が「競馬」にハマッたのは丁度今から10年前の、エルコンドルパサーが勝ったJCからでした。
今でも「好きなG1は?」と聞かれたら「ジャパンカップです!」と即答できるくらいで、いつか現地観戦したいと思っているレースなのですが、ここ数年大いに不満が溜まっています。

それは有力外国馬の参戦があまりないこと。

JCの魅力の一つに外国の一流馬と日本馬がしのぎを削りあう、オリンピックやサッカーのWC的な国と国のぶつかり合いがあると思っているのですが、ブリーダーズCや香港国際競走など世界で競馬のビッグイベントがたくさん開催されている中で、私達日本のJCは存在感を失いつつあるように思うのです。詳しいことは、netkeibaのコラムで矢野吉彦さんが私の言いたいことを全部代弁してくださっているので省きますが…
ちなみにJCは大好きな私ですが、JCDはあまり。。。
最も参加の可能性があるアメリカの競馬場は全て左回りなのに右回りの阪神で?
正気の沙汰とは思えません(毒)さらにWSJSと日程がかぶるし…人は増えるし。


テンション↓↓で愚痴ってもしかたないので、ここからは今回のJCの明るい面をとりあげていきたいと思いますv
え、JCD?知りません(コラ)

3代ダービー馬集結!など、他のサイトさんでも取り上げていそうな内容はスルー。
私は私らしく、外国勢を中心に。


まず、Topの写真は昨年のJCの写真です(マルコ。さんから頂きました)
馬はペイパルブルで鞍上はムーア騎手。
昨年は7着で今年の凱旋門賞も12着という不本意な結果でしたが、馬自身が成長しているし状態もいいからチャンスはあるとのこと。
しかし何より私にとって魅力的なのは鞍上。
ライアン・ムーア騎手は日本ではデットーリ騎手ほどの知名度はないかもしれませんが、そのデットーリ騎手をまだ25歳という若さで勝利数でも賞金でも上回り、大差でほぼ英国リーディングが確定しているという逸材です。
私にとっての不動のナンバーワンはもちろんルメさんなのですが、外国の騎手限定のレースにたとえる(?)と

1 ルメさん
2 ムーアさん(大差)
3 パスキエさん(ハナ)
4 ペリエ先輩(クビ)

ブログでの登場回数はわずか数回にもかかわらず2着?にくいこむほど、実は応援している騎手さんなんです。
くわしくはコチラの記事で。9月にロンシャンに行った時も、もしかしたら遠征してきてくれるんじゃないかと期待していたのですが、アイルランドのムルタ騎手&スペンサー騎手(今回のJCに乗ります)達しかいませんでした…残念。
日本でのインタビューでは、わざわざ「ヤスナリイワタ…カツミアンドウ…日本の騎手の勉強もしているんだよ(昨年)」と言ったり、今年も色々な関係者のコメントを見てきましたが彼一人だけ日本の有力馬の名前を頻繁に挙げるという心憎いアピールっぷり。


さらに、今回彼らが引いた7枠14番はその昔デットーリ騎手が25歳の時に、ペイパルブルと同じSirマイケル・スタウト調教師が送り込んだシングスピールでJCを勝った時のもの。
なんだか出来すぎているような気がしますが(汗)予想外の激走もありえるのではないかと思います。

あと、同じくイギリスからの出走であるパープルムーン、実はVesponeというルメさんに初のG1を勝たせてくれた馬の弟君だということで密かに注目しています。
ユタカさんには悪いのですが、サムソン守さんコンビも嬉しいし、去年実現しそうでしなかったキングス@ルメさんもどんなレースをしてくれるのか、期待しています。

誰が勝ったとしても、明日のJCはいいレースになって欲しいです!!


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おまけ

その足、2~3センチ下さい^^;

ルメさん応援記08その8~そのだデビュー後編~

2008年11月29日 12時19分44秒 | Lemaire騎手(Japan)
ルメさん以外にもう一人、この日がそのだデビューだったのが↑の宮下瞳さん。
以前からずっと彼女の騎乗姿をこの目で観てみたい!と思っていたので嬉しかったですv
さらに馬番がルメさんと隣同士ということは、整列でツーショットが撮れるかも!?とワクワクしていたのですが








あ、あれ?瞳さんが遠い…
ルメさんはなぜかウッチーさんにつかまってました^^;



時系列で逆になってしまうのですが
パドックを「散歩中」のナリタカービン君です。厩務員さんが馬の真ん前を歩いているのなんて初めてみましたよ!?
やる気あんのか~とツッコミながら見ていたのですが、なんだかんだで3番人気…ホント?
角田さんが騎乗した後は、少しやる気が出てきたように見受られましたが…



お知り合いが目線の先に?
友則さん、また中央にも乗りに来てくださいね!単勝4万円の感動&驚きが忘れられません。



圧倒的1番人気のスーニ@ウッチーさん
どうやって勝つか?に注目が集まっているような雰囲気でしたが、アースリヴィング@ルメさんコンビにどうにかくいついてもらいたいところです。



念願の2ショット?
幕と私達に気付いてくださったルメさんは「いつもの彼」でした。
園田のおっちゃん達にも「なんや、ルメール男前やな~」と、なかなかの人気でしたが、後ろの女性にはとてもとても敵いませんでした。

「瞳ちゃ~んv」

「カワイ~イ♪頑張ってなぁ~^^」

「べっぴんや!べっぴんや!」



とおっちゃん達から黄色い声援が(笑)



最初のスタンド前。
人気の2頭は前前での積極的なレースをしていました。

一頭の馬が大きく遅れ始めたことに気付いたのは、向こう正面に入ったあたりでした。
あれ?9番のマイネルヘリオス?え~~~っ瞳さんはどこっ!?
馬上に人の姿はありませんでしたが、スタンドからはいつどんな状況で落馬したのか全く見えなかったので心配はつのるばかり。
ルメさんの次に応援していた瞳さんがこんなことになるなんて、ショック過ぎて、しかも先日ユタカさんや小原さんが大怪我をしたばかりだったので、レースどころではありませんでした。



スーニになんとかせまるアースリヴィングでしたが、全く相手になりませんでした…
ウッチーさんも上手かったと思います。地方でのキャリアが違いました。ルメさんどんまい。
そういえば「散歩」のナリタカービン君はまさかの3着でした。
パドックでの彼の姿にこれからは惑わされないようにしたいと思います(笑)


メンバーで唯一のキャリア一戦で、長距離輸送、初の小回りコースでありながら、前走をレコード勝ちしていたスーニ相手に女の子の身であそこまで頑張ったアースリヴィングの未来は明るいと思いますv
川崎の全日本2歳優駿にも登録するということで、もし出走して鞍上がまたルメさんなら川崎は彼にとってG1(川崎記念)を勝った思い出の地でもあるのでなんとか上位を目指して欲しいです。



表彰式@スーニ


ちなみに、瞳さんを振り落としたマイネルヘリオスはコースを約3周した後、無事につかまりました。瞳さんも、大事はなかったそうでご自身のブログにその旨が書かれていました。本当によかったです。
レース後はスーニそっちのけで「瞳ちゃん…(涙)」と言っていたおっちゃんたちもホっとしていると思います。



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ルメさん応援記08その8~そのだデビュー前編~

2008年11月28日 23時01分18秒 | Lemaire騎手(Japan)
今回はルメさん応援記と名はつけましたが、JrGP全般+αも内容に含まれます。
もうルメさんの話はいい加減飽きてきた(汗)という方もお付き合いくださると嬉しいです^^;

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朝一から就活のため企業セミナーに参加していた私は午後からルメさんに会いに行くべく、途中の駅のトイレでスーツから動きやすい私服に着替え、偶然出会った烏龍茶(フランスへも一緒に行った親友)を従え約3ヶ月ぶりに園田競馬場へ行って来ました。

今日は交流重賞だ!宮下瞳さんや佐藤友則さん達も来ているし横断幕張るところがもう無くなっているかも…と思っていたのですが、まさかのゼロ(滝汗)
さ、さすがにここに張る勇気はないわっ(涙)と思い、とりあえずインフォメーションのお姉さんに本当に貼れるのか聞いてみることに。

玄「あの~、横断幕の申請はどこで?」
姉「こちらですよ」
玄「今日は一枚もないみたいなんですけど、普段は…?」
姉「少ないですね…3枚くらい出ている時もあるんですが」
玄「ちょっと出す勇気がないんですけど^^;」
姉「いえいえ、是非張って下さい!」
玄「でも、園田の方の応援じゃないんですよ…」
姉「大丈夫ですよvここで申請していただければ、警備のおじいさんに連絡して手伝ってもらえますから!」
玄「そうですか…じゃあレースの直前(このやりとりは5Rくらいの時でした)にもう一度こちらに伺います」

チキンですorz
メインのJrGPは10Rだったので、それまでは烏龍茶とのんびり観戦することに。
「明石屋」の超美味しいタコ天を食べたり(これは絶対食べるべきですよ!園田が全国に誇れる名物だと思いますv)、「単勝馬券の呪い」のかかった私のかわりにルメさんの名前入りのアースリヴィングの単勝を烏龍茶に買ってもらったり。

そうそう、パドックで何気なく騎手&馬達を眺めていたらある騎手さんとフッと目が合いました。偶然かな?と思いつつもそのまま目を合わせたままにしていたら最後に微笑んでいかれました…ドキドキ。
カメラ出してたらよかったなぁ、誰だろう?と思い、レープロを見ると、大山真吾騎手!?
どこかで見た名前だと思っていたら、楽天競馬で園田所属の騎手さんの中で唯一公式ブログ持ちの方だったんですね!!
お顔と名前が今までは一致していなかったのですが、今回のことで勝負服の柄も覚えたし、これからは川原さん&廣瀬さんと共に応援していこうと思います。



こんなお顔です(2月撮影)ADONOS7のメンバーでもあるんだそうで。
ミーハーですみません^^;



そんなこんなで、まったり園田を楽しんでいた私達でしたが、8Rのパドックを見終わった後、さあ、そろそろ横断幕の申請に行くべ!と移動開始。
すると、突然

「こんにちは!」

と声をかけられました。あれ?誰か知り合いが来てるのかなぁ?誰からも「園田に行くよ!」なんて話は聞いてないけど…と振り向くまでの0.5秒の間に考えていた私。
いや~、ビックリしました!!!!!








お、奥様!?!?

ルメさん初の園田参戦ということで、もしかしたらご家族もいらっしゃっているかなぁと思っていたのですが、こんなにナチュラルに園田のお客さん達のなかに紛れているとは思ってもみませんでした。
しかも、わざわざ私なんかに声をかけて下さるなんて…感激です(涙)
本当に奥様のファンになってしま…むしろもうファンです。
改めて挨拶を済ませた後、奥様に幕のこと報告しなきゃ!と思い幕を袋からちょっとだけ出してアピール(笑)
すると、笑顔でして頂けましたvその後、また会いましょう!と私達に笑顔で手を振り、奥様は颯爽と去っていかれました…素敵。


横断幕の申請はシールも書類もなしでお姉さん達の確認も見てるのかな?と思うくらい早かったです。
ただ、受付で内線(無線?)で警備員のおじいさん(パドックには2人しかいないうちの1人)にわざわざ連絡してくれ、その警備員さんが幕を手伝いに来てくれるあたりのいたれりつくせりさにちょっと感動。警備員さんもとても親切な方でしっかりくくれるけど解きやすくもある方法を伝授してくれましたv

ここで一度各競馬場の横断幕申請→取り付けまでの方式の違いを比較してみます。
中山~京都はmattariさんのブログより引用させて頂きました(すいません、情報お借りします)

中山…前回のシールを裏に回される
東京…騎乗レースをレープロで照合する
新潟…シールを裏に張ってくれるが,パドックでおっちゃんが手伝ってくれない
京都…あまりにあっさり許可が下りる(幕見てるのかな?)
阪神…京都とほぼ同じ。シールが大きくターフィ君の絵つきでちょっと可愛い。
園田…申請とはいっても、確認のみ。パドックで手伝ってくれるおじいさんがとても優しい。受付のお姉さんもアットホームな感じで好感度大。
ロンシャン…そもそも「横断幕で応援」という文化がないので方式が存在しない。張ることは構造上難しいかもしれないが、広げて掲げるのは他の人の迷惑にならなければOKな模様。現地の馬&騎手の幕は経験上、色んな意味で効果抜群。


そうそう、幕出しは私だけか!?と思っていたらいつも中央で出ている角田さん幕×2枚も出されていました。


そしていよいよ10Rのパドックです。
ル、ルメさんの名前がありますよ…!!!(感動)
そういえば、今まで園田に外国人騎手が来たことはあるのでしょうか?ペリエ先輩あたりならあるかも?情報をお持ちの方、いらっしゃいましたらご連絡下さい。




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後編に続きます




おまけ

ちょっと怖い…

ルメさん応援記08その7~雨に歌えば・後編~

2008年11月27日 22時58分13秒 | Lemaire騎手(Japan)
まさかヴァレオ@ルメさんが勝つなんて思っていなかった私は、ゲート裏からスタートと同時に移動→レースを最後まで観つつパドックへエスポワールシチー(この子の横断幕製作者が友人の友人だったので)とマコトスパルビエロを応援しにいこうとしていました。
しかし、後方待機だったコンビは直線入り口あたりから外目で進出開始。
馬群を割って抜け出してきた彼らはアーネストリーやリキサンポイントとの激しい叩きあいを制し、クビ差で勝利!!!

え~~~~っ!?

待って、待って、今いる場所からウイナーズサークルまでまだ100m以上あるんですけど(涙)



さすがに間に合いました^^;
そしてごめんなさい、エスポ&マコト君。


ヴァレオ君から降りたルメさんは口取り式に参加していた関係者のお子さん達(5~6才のお姉ちゃんと3~4才の弟君)をしばらくあやしていましたv
そして勝利騎手インタビューへ。

お立ち台に登った彼に声をかけたことは今までなかったのですが、勇気を振り絞って

「Félicitations!(おめでとう!)」

すると彼からは

「Merci♪(ありがとう♪)」

とお返事が。仏語通じてよかった~。幸せですv
その後通訳さんを介してインタビューが行われ、表彰式が始まりました。


さ、寒そう(汗)
身体が縮こまってますよ…
コートにマフラーな私も寒かったくらいですから、超薄着の彼はいかほどか。
表彰式も終わり、ファンからはいつものように「ルメ~ル~」コールが。
G1を勝った後だからか、人数が少し増えたような気がします。
それまで全身で「寒い!」を表現していた彼でしたが、すぐに戻ってしまったりせずに彼らのためにサイン台の方にやってきてくれてます。
それまでの辛そうな表情から一変、ファンの人々とやりとりをしながら丁寧にサインを書いてくれている彼はとてもにこやかでした。
いつも感じていることですが、私達ファンの存在が彼の力に、励みになっているとしたらそれほど嬉しいことはないですv

わたしは上記の様子を脇の方でずっと見ていたのですが、いよいよほぼ全ての色紙等にサインを書き終わった彼が帰りかけたところに「おめでとうございます!」と改めて声をかけ、手を差し出しました。
すると、なぜか私の手を握ってくれた彼からは

「Ça va?」

と。(元気?調子はどう?大丈夫?などの意)…会話が成り立っていません(汗)
そして私が口を開く前についに寒さに耐え切れなくなったのか、ルメさんは凄い勢いで走り去っていきました^^;
実は、私自身この時会話が出来ているようでできていなかったことに気が付いたのは数分後。暖かいスタンド内に入ってからのことでした。
本当に、本当に寒かったです。たぶん、お互い「寒い!」以外のことはあまり考えられなくなっていたんだと思います(笑)

雨脚が強くなった最終Rのパドックはさらに過酷でした。



途中でくじけそうになりながらも、なんとかパドックで彼らを見送り、ボトボトの横断幕をはがし、レース終了と同時に(ごめんなさいペリエ先輩)すぐ競馬場を後にしました。

観戦コンディションは最悪でしたが、私達ファン以上に騎手も馬も、雨の日は大変なはず…
それでも、私達ファンのために素晴らしいパフォーマンスを魅せてくれている彼らはやっぱり凄いんだなぁ、と強く考えさせられた一日でした。


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次回はビックリ園田編&JC展望


【拍手お返事】

11月25日 majoさんへ
こんばんは~!いつもありがとうございますv
私は確かに努力家だ、と人から言われることがありますが、自分で自分のことを「全然勉強してないよ」と言っておいて本当にしないタイプだとわかっているので(笑)なんだかくすぐったいです(照)ありがとうございます♪
今年中に一生分の運を使い果たしてしまわないか、少し心配になってきました…

ルメさん応援記08その7~雨に歌えば・前編~

2008年11月26日 23時33分23秒 | Lemaire騎手(Japan)
今週はルメさんが京都で勝たなかったらルーヴル美術館の特集でもやろうかなと思っていたのですが、キッチリ勝ってくれたのでそちらから園田へ。むしろルーヴル美術館編が気になる!という方は連絡下さい^^;


さてさて、3日開催となった今回、ルメさんの騎乗予定は東京→京都→京都でした。土曜が東京&福島だったことを考えると妥当ですね。
土曜はmattari96さんが私のかわりに初代幕を出して下さり「祝ルメール騎手横断幕関東初上陸」となりました。

しかし、この初代幕は昨年の11月~12月にルメさんを一度も京都&阪神で勝たせなかった呪い?がかかっていました(滝汗)
色をつけたし改良は重ねましたが、これを出すことによって関東で勝てなくなったらどうしよう…と不安に思っていたのですが9R甲斐路特別をゴールデンルーヴェで快勝。呪いはビックリするほどあっさりと解けてしまいました♪

mattariさん本当にありがとうございました!!
また、幕のところでブログの読者さんに話しかけられたそうで…いいなぁ、羨ましい。誰か私のところにも来てくれないでしょうか。



先日書いたとおり、MCSは所用により欠場(無断欠勤ではありません^^;)しましたが、月曜はいそいそと競馬場へ。今にも雨が降りそうな天気で、空も暗く写真が撮り辛い一日でした。
6Rの新馬戦、人気を集めるだろうと予想されたブルーモーリシャス(ハーツの甥っ子)がパドックで大暴れしていたため、押し出される形で一番人気になったソニックファイヤー@ルメさん。
嫌な予感がするなぁと思っていたら、案の定道中は全く動きませんでした…芝が合わない?

寒いし雨も降ってきたし、今日はもう駄目かも…と思っていたところ、師匠からメールがきていたことに気づきました。

「今日のルメさんは6と10がオススメ」

すいません、6はたった今飛んじゃいました。10?人気はあまりないっぽいですが…

その師匠オススメの10R修学院Sは芝の2000mだったのでゲート裏へ。
15頭中14頭は目の前を返し馬で走り去っていきましたが、その後、ゲート裏へ真っ先に移動してきたのはタガノヴァレオ@ルメさん。
ん?なんか凄いスピードで走ってきているんですが。
ちょっと、ちょっと!そこには一頭だけ待機所へ行かずにゲート裏でグルグル回されていたビーオブザバン@サメちゃんがいますよ!?



「N*m@$b\☆sr!!!」

ビーオブザバンを避けるのには成功しましたが、叫びながらゲートに突っ込んでいくルメさん。
彼の手綱さばきでなんとか正面衝突は免れましたが、ヴァレオ君はめっちゃ叱られて?いました。


むーん。

今思うと、この後の大激走はヴァレオ君の反省からきていたのかもしれません。


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後編へ続く。
本当は一回で終わらせるつもりだったのですが…眠い。眠すぎる。



【拍手お返事】

11月21日 
わんさんへ
何度もありがとうございます!
どちらかというと、わんさんが私を見つける方が早いと思いますよ♪
私は彼がパドックに登場してくる時は常に幕の前に立っているので^^;
こちらこそ、遠慮なく声かけて下さいねv

だから私は (2007.11.17 & 2008.11.16)

2008年11月22日 23時55分11秒 | Lemaire騎手(Japan)
今日は先日の記事でも書いたように、横断幕を張り始めてから一周年=ご本人との交流一周年を無事に、そして最高のかたちをもってむかえることができたので、一度初心にかえってみようと思います。

そういえば、去年の夏にマイヒストリーなるものを造ったなぁ…と思い出し、久しぶりに読み返してみました。
なんか恥ずかしい。そうそう、以前は蹴球のしょうもない記事も書いてたのよね…全部消したけど(笑)今でも競馬の次に好きなスポーツであることに変わりはないですが。



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《私は何故こんなにもルメールさんのファンなのか》

きっかけは05年の有馬記念でしたが、ファンになる下地はそれまでに出来上がっていたんだと思います。
「あーっ、そんなところから出てきたのか!!」「まだ粘るの!?」と私が驚くようなレースっぷりだったMCSとJCの2年(04、05年)連続2着。
特にダンスインザムードでのMCS2着とハーツクライでのJC2着は「勝った!!」と思いました。でも勝てなかった。
勝ちに等しいレースを、努力をしているのに、それが報われない悔しさ。
私は当時、ルメールさんのことは名前と馬を必死に追う姿しか知りませんでした。
顔も、その人柄も、何一つ知りませんでした。
腕もあり、勝つための努力は惜しまないのに、ただ運だけが足りない可哀想な騎手さんだな…と思っていました。

実は、あの有馬記念の前「もしも『あの馬』に勝てるコンビがいるとしたら、ハーツクライとルメール騎手しかいない!そろそろ彼らにも運がまわってきてもいいころのはず…」と考えていました。
だから、TVの前でおぼろげに考えていたことが現実になった時は本当にビックリしました。
『あの馬』のことは私も大好きでしたが、あの時多くの人が感じたであろう意外感、脱力感はみじんも感じませんでした。
「ああ、やっと彼の努力が報われる日が来たんだ!!!」
という熱い感動と祝福の思いがすぐに私の胸を満たしたからです。

それから、雑誌等で彼らに関する記事をたくさん読み漁りました。
読めば読むほど、知れば知るほど、彼らが勝利に値する素晴らしい馬&騎手だということがわかり、どんどん彼らに惹かれていく自分がいました。
特に、ルメール騎手の、それまで追い込み馬だったハーツを大胆にも先行させ勝利をもぎ取った執念、それに至った勇気と努力に胸を打たれました。

次の06年にはドバイでの勝利があり、悲しみのKGがあり、惜しすぎる凱旋門賞があり…と国外にいながら一年を通して日本のメディアに登場し続けた彼。
また、数々のインタビューや英語の記事を読むことによって、彼のそれまでわからなかった真面目で努力を惜しまない人柄と、今の私と変わらない年齢で既に海外に行くことを見据え、それを実現させた行動力と情熱に強い敬意を抱きました。

横断幕を作ろう!と思ったときは、今の私と彼の関係は全く想像もつきませんでした。
自分の横断幕を見て反応している騎手なんてみたことがなかったし、それが普通だと思っていましたから。
ただ、ある日本の騎手が「騎手は自分の横断幕があると凄く嬉しいものなんだ」とおっしゃっていたので、「じゃあ私もやってみよう。上手くいけば、『そういえば、今日競馬場に自分の幕が出てたんだよ』と仲間や家族との会話のネタにでもしてもらえるかもしれない。」くらいの気持ちでした。

でも彼は違いました。

幕を張ったその日のパドック1周目から、明らかに幕をじぃっと見つめ、私に満面の笑みをくれ、その後人を介してではありますが、幕を張ったことに対してわざわざお礼を言いに来てくださったり、出した手紙のお返事やプレゼントを下さったり。
本当に、本当に大感激でした。こんなことが起こりうるなんて、全く想像もしていませんでしたから。
でも、私が勝手にやっていることに対して、感謝の気持ちを示し真摯に対応してくれた彼に私が出来ることといえば、毎週幕を出して「Bon Courage!(頑張れ)」のメッセージを送り続けることだけでした。

元々、行動力がゼロに等しかった私が「競馬はTVよりも生だ、競馬場へ行こう!」と思ったのも、「ブログを作ろう!」と思ったのも、それをきっかけにしてたくさんの人々(もちろん今この文章を読んでくださっているあなたもですよ!)に出会えたのも全部きっかけはルメールさんでした。

こんなにも(目に見えないものも含めて)たくさんのものを私に与えてくれた彼に対して、たったこれだけしかお返し出来ないことが申し訳ない…と考えた時期もありました。
でも、先日のエリザベス女王杯の8Rのパドックでの今日はいないと思っていた(想像ですが)私と幕を見つけた彼の笑顔を、「Hello!」を見たとき、私と幕の存在が、彼にとって仕事の張り合いになるのなら、少しでも力になれるのならそれでいいじゃないか。それで充分じゃないか。むしろそれはすごく幸せなことなんじゃないか?だって私は「ファン」なんだから!と思えるようになりました。
恵まれすぎている自分のこの状況に心からの感謝をしつつ、これからも彼を応援し続けていこう!彼が誇りに思えるファンになろう!と決心を新たにした日でもありました。

その決意の日のG1を社台の勝負服、4番人気、脚質転換、圧倒的人気馬をねじ伏せる先行押し切りで完勝。
まるであのすべての始まりとなった有馬記念と全く同じ状況で勝つなんて…しかも、ちょうどこの日が丁度横断幕を張り始めてから1周年だったのは全部偶然だったのでしょうか?

競馬の神様が微笑んでくれたのかもしれない…そう思えた一日でした。




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途中から何が言いたいのかよく解らなくなっていますが(汗)
最後まで読んでくださりありがとうございました。



メール&拍手ありがとうございます!!!
お返事はもう少しお待ち下さい。

復習ファミリーの京都観戦まとめ+α

2008年11月21日 23時19分30秒 | horse racing in Japan
たぶんこのブログを見てくださっている皆さんは、船長さん(師匠)の「ケイバの復習」とmattari96さんの「馬券を買わない競馬好きの日常」もご覧になっているのではないでしょうか?
ブクマはもちろん頻繁に文中に登場するお二人は私の大切な友人であり、ブロガーとしては大先輩にあたります。
まだ見たことないよ!という方、もしいらっしゃったら是非行ってみて下さい。
先週の「ファミリー観戦レポ」は私はルメさんの話だけで終わりましたが、↓にお二人とウチブのレポ一覧表をつくってみたのでよかったらどうぞ~



《mattariさんレポ》

京都競馬場ブラブラ歩き(11/15,16)
横断幕申請の各競馬場での違いは思わず「へぇ~!」と。
さすが京都が4場目のベテランは目のつけどころが違います。むむむ。

中山大障害へのパスポート(2008京都ハイジャンプ)
私は今年のHJはパドックへ行くために表彰式を見逃したので…^^;
「中山でも勝ーつ!!」聞きたかったなぁ。

横断幕物語 ~ 大雨洪水hello警報
「Hello!」は2人して身悶えしました(笑)
関東で初代幕を出してくださり本当にありがとうございます!


《師匠レポ》

「中山で勝つ!」【11/15京都ハイジャンプ】
日曜に公開調教?を行ったラスカルさんによるHJ回顧です。

それでも師匠は最終レースでがんばるのだ【11/16京都・ドンカスターS】
晩御飯ごちそうさまでしたv

LITTLE AMAPOLA【11/16エリザベス女王杯】
キャピキャピなんかしてません(汗)

第3レース発、来春へ
リーチザクラウン、私も観たかったです。

秋の京都の小ネタ集
たぶんこの一週間でmattariさんは京都のニューポリトラックから地中を通って東京のダートコースに帰ってきていると思います(笑)


《玄米茶レポ》

その花の色は~①もう一つの再会~
ご家族との再会。そしてホット過ぎる写真(照)

その花の色は~②今、勝負の時~
日曜8R~エリ女パドック編

その花の色は~③淀は朱に染まる~
感動のエリ女本編。もっと盛り上げたかったです…力量不足orz




===================


ついでに玄米茶目線のルメさん関係以外の観戦記録など。



大好き、ベッカム様!一番お気に入りの誘導馬ですv
この半年程で一気に身体が白くなったような気がします。




謎のロシア血統のダノンブリッジ@ペリエ先輩
芝のデビュー戦は大敗してしまいましたが、父Favnはロシアのセントレジャー(ダート!)の勝ち馬らしいのでダートで変わるかも!?




元気のよすぎるナイアガラ。
血管の浮き出たゴツイ身体でしたがレースもしぶとく逃げねばって1着。




全国の石橋脩騎手ファンに贈る一枚。
私は彼を生観戦したのはこれが3回目なんですが、偶然とはいえカメラ目線?が撮れてビックリしました!
なぜかこの写真だけクリックで拡大します(笑)



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次回は「初心にかえろう」

その花の色は~③淀は朱に染まる~

2008年11月20日 23時21分44秒 | Lemaire騎手(Japan)
スタンドに移動した私達に出来ることは、あとはレースでの健闘を祈るだけ。
フライング気味の手拍子に続いてファンファーレが鳴り響きます。

ゲート入りもすんなり済み、いよいよレーススタート。
しかし、場内はすぐに悲鳴に包まれました。3番人気だったポルトフィーノ@ユタカさんがつまずいてまさかの落馬。不運の5番コンビをよそに、16番のアマポーラ@ルメさんはポンッと上手にスタートすると前から5番手の絶好の位置取り。



実はスタートの出の悪さを心配していた厩舎スタッフにネックストラップ(人間が馬をつかむためにつける首回りのヒモ)をつけようか?と相談されていたそうなのですが、

「大丈夫、ゲートは出せるから!」

と断っていたルメさん。自身の技術に絶対の自信があったのでしょう。
また、彼女の過去7戦全てを何度もDVDで見返し作戦を練ったという彼の位置取りは、今思うと計算しつくされたものだったはず。
コスモプラチナ@脩君やビエンナーレ@皇成君といった若手騎手鞍上のコンビが果敢に前へ出ます。その後を気持ちよさそうに走るリトルアマポーラ。4コーナーを回り、カワカミさんがすぐ後ろに迫って来ていましたが彼に焦りの色は全くみえませんでした。

「パドックのカワカミは2年前と比べてよく見えなかったんだ。
4コーナーでは彼女のマスクが外に見えた。気を付けはしたけど、自分のレースをすることしか考えていなかったよ。」


直線に入り、一気に先頭に踊り出たアマポーラ@ルメさん。


今まで生きてきた中で、こんなに叫んだことはなかったと思います。
直線が恐ろしいほど長く感じました。
大本命のカワカミさんを1馬身半差振り切っての完勝です!!!!!

信じられませんでした。
私の目の前で、ルメールさんがG1を勝つ日がくるなんて。
しかも、それが誰も文句をつけられない程完璧な騎乗でのものだなんて。


去年は逃げるスカーレットを大胆にも3コーナーでただ一頭動き出すことで、惜しい2着となったこのレース。
そして、あの有馬記念以来のG1制覇。彼自身も嬉しくないはずがありません。



何度も天に突き上げた

「一番!!!」

本当に、本当におめでとうございます!!!!
なんとかして、直接ご本人にお祝いを言いたかった私は昨日写真を撮らせてもらった場所へ。運がよければ表彰式に出てくる時に近くを通ってくれるはず。

そして今か、今か、と待ちわびていた私の元に小走りで彼がやって来ました。
勇気を振り絞って

「クリストフおめでとう!!!」

と叫んだ私に気付いてくれた彼は、先程馬上で何度もやっていた「一番!」を満面の笑みで私に向かってやってくれました…
もう本当に感無量です。


口取り式へ向かうルメさんwith細江さん
あ、お尻に名前が。


リトルアマポーラの「Amapola」はスペイン語でヒナゲシの意。
ヒナゲシは初夏に赤・ピンク・白の花を咲かせるそうです。また、赤いヒナゲシの色はルメさんの故郷フランスの国旗の赤色を表しているんだそうで…なんだか偶然とは思えません。

さらに、実はこの日、11月16日は去年私が初めて京都競馬場に横断幕を掲げた日でもありました。
私にとってある意味、人生の岐路でもあったあの日から丁度一年。


今年の11月16日は淀の沈みかけた夕日と、赤い優勝レイが一人と一頭を美しく朱に染めていました。




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【拍手お返事】
拍手だけの方も、コメントを下さった方も皆さん本当にありがとうございました!

11月18日 
majoさんへ
本当に優しすぎです(涙)ファンとしてこんなに大事にしてもらえて、これ以上に幸せなことはないです…
あ、ブクマ&写真使ってくださってありがとうございました♪
これからもよろしくお願いします!

あとまだ2回続く予定です

2008年11月19日 21時47分54秒 | Lemaire騎手(Japan)
が、明日にゼミの発表を控えているので今日は「その花の色は」更新なしの方向で…
メインの直前で焦らす形になってしまいすみません(滝汗)

そうそう、27日に行われる兵庫ジュニアグランプリにルメさんがアースリヴィングとのコンビで出走するらしいですv
園田デビューおめでとうございます!
大学サボって観に行きます^^;


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