Le cheval noir

全然更新できてない…orz

君がいるから~ルメさん応援記2011Finale・前編~

2011年12月29日 20時45分43秒 | Lemaire騎手(Japan)
Finaleっていってもそもそも今年書いたまともな応援記自体が一つしかないという orz


今年は仕事が忙しかったこともあり、結局ルメさんの騎乗日全15日のうち5日しか応援に行けませんでした。
十分多いよ~と普通なら思われるかもしれませんが、関西での騎乗機会はほぼ皆勤していた学生時代に比べれば…(涙)
ただ、金銭的には余裕が出てきたのでここぞという時に関東に遠征出来るようになったのは良かったです。
皐月賞&ダービー、中山GJ、JCなどなど。
一長一短ですね。

さてさて、今年最後の観戦レポ、もといルメさん応援記といきましょう!



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幕を見つけてくれるたびに嬉しそうな表情を見せてくれる彼の様子を糧に今まで頑張ってきましたが、
仕事のスケジュールは流石にどうすることも出来ず…

実は一か月も競馬場でルメさんを応援することが出来なかったのは
4年前に彼の幕を張り始めて以来、初めてでした。

連絡もろくに出来ず、音信不通のまま12月の競馬もいよいよ最終週。

ルメさん、拗ねてはったら(え?)どうしよう、忘れられてたらどうしよう…
なんてネガティヴなことばっかり考えてたんですが、いやいやそんなわけないやん!



ルメさーん!ご無沙汰していました。
お久しぶりです!!




でも真顔でガン見はちょっとこわいです^^;
この後、見てくれているのが嬉しくなって手を振ってみると、
整列直前にも関わらず↑の写真で言うところの手首より下だけを使って振り返してくれましたv
Merci♪




実は不安になっていたのはなかなか競馬場に来れなかったことだけではなく、
いつも出していた私からのファンレターが重かったんじゃないかな…という心配もあったんです。
というのも、普段は「幕を見て下さってありがとうございます」「何々のレース凄かったor頑張って」的な内容ばかりなのですが、
あまりに今年はしんどいことが多くて、この秋から書いたものはふっと弱音というか、「助けて!」ってニュアンスになっていたと思うんです。
彼に変に心配をかけるだけで、何も良いことはないのに(涙)
出した後でめっちゃ後悔していました…

ただ、出してしまったものは仕方がない。
12月に入ってからは体力的なことはともかく、精神的には随分楽になっていたので、
この最終週前の調教時に届くように「もう大丈夫です、心配かけてごめんなさい!」の手紙とクリスマスカードを送っていました。

たぶん、読んでくれてたんじゃないかなぁ。
ルメさん本当にごめんなさい。そしてありがとうございます!




この日最初の勝負レースは9R摂津特別。
パートナーは3歳牝馬のノーブルジュエリーちゃんです。



昨年のデビュー戦以来の再コンビ。
元々はエルフィンSでマルセリーナの2着になったこともある子なので、この1000万条件ならアッサリもあるかもよ!?
と、断然の一番人気馬(セイルラージ@岩田さん)もいましたが色気をもって見ていました。


スタートするとスムーズに3番手へ。
しばらくはかかったようなしぐさでかなり行きたがっていたジュエリーちゃんでしたが、
3角までにはルメさんになだめられ大人しくなっていました。
300m手前から追い出して突き抜けアッサリ!





やったー!!!
実はルメさんは12月1週目からずっと勝ち星が無い状態で、
ここが3週間ぶりの勝利でした。
この事も凄く心配だったので良かった…本当に良かった。

それにしても、やっぱり行きたがる馬をなだめる為に下げるのではなくて、
先行させて折り合わせ、しかも足を溜めさせる彼の技術力は本当に素晴らしいですね。
これぞルメさんの真骨頂!!




ジュエリーちゃんありがとう♪
私もなでなでしたいです(^皿^)



この後、ウイナーズサークルでの口取り式&表彰式を見ようとウイナで待機していたのですが、
テンションが上がりすぎてカッカしているジュエリーちゃんがなだめられている間に、一足先にルメさんが到着。

いつも通り「Christophe、Félicitation!」と声をかけると「Merci♪」と答えて下さったのですが、
そのまま、すすすっとこちらへ近寄って来たルメさん。




ル「今日は君が応援に来てくれたお陰で勝てたよ!(英語)」




!!!!!!!!!!
ははは、ルメさん何言ってるんですか。
貴方が勝つことが出来たのはこれまで積み上げてきた貴方の確かな技術、人との繋がりがそうさせたのであって、
ただ応援に来た私なんか何も出来ないのに…

いきなり話しかけられて、一瞬キョトンとしてしまいましたが、
「も~クリストフ、そんなことないですよv」とその場は笑って誤魔化し、
その後は口取りが始まるまでは二人でしんみり「寒いね~(日本語)」なんて言い合っていました。






落ち着いて、ジュエリーちゃん!



「君のお陰だよ」

最初はただただビックリしていたのですが、後から彼の言葉がどんどん胸に沁み込んできて、
涙は滲むところまでで留めることが出来ましたが、鼻水が止まりませんでした(苦笑)

上記の通り、競馬場になかなか来れなかったことで、手紙のせいで彼に本当に心配をかけていたのかもしれないと思うと、
いたたまれない気持ちになりましたが、
同時にこのような形で私を励まして下さる彼の気持ちに胸が暖かくなりました。

また、私が競馬場にいることが少しでも彼の後押しになるのなら、それは一ファンとしてとても喜ばしいことで、
常々感じていることですが本当にこんなに幸せなことはないと思っています。

Christophe、merci mille fois !!!

どんなに言葉を尽くしても、彼への感謝を伝えきれる日なんて来ないと思います。


表彰式を最後まで見た後、鼻をかみながらその場を後にした私でしたが、
まさかあの後あんな出来事が待ち受けていようとは…

ということで、後篇のNIKKEI杯編へ続きます。
年内にどうにか更新しますので、どうかもう少しだけお付き合い下さい!





淀、府中、小倉つれづれ

2011年12月14日 21時04分35秒 | horse racing in Japan
お久しぶりです!

いったいいつぶりの更新になるのか…^^;
オルフェの三冠にも立ち会えず、結局まさかの関西G1生観戦はMCSのみという体たらくな玄米茶ですこんばんは~

でもJCにも行けたし、念願の冬の小倉参戦も叶ったしで、
なんだかんだで濃く楽しく競馬を観れたので良しとしましょ♪

今日はその3場での小ネタ集をお送りします。


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【皆そろって、はいチーズ!!!!】



MCSに3年連続で出走していたサプレザさん(Sahpresa)と助手さん&厩務員さん、そしてルメさんの全員?からカメラ目線を頂きました。
助手さん&厩務員さんは昨年も一昨年もサプレザと一緒に来日されていて、その時に私のルメさん応援幕をチラチラ見て下さっていたので、
もしかしたらサプレザの名前も入れたら喜んでくれるんじゃないかと思い、一念発起。
一日限りのサプレザ&ルメさん横断幕に反応して下さったのが↑とTopの写真(ルメさんの当日の初騎乗時のもの)です。

こんなに喜んで貰えるとは思ってもみなかったので本当に嬉しかったです。
皆さん本当にありがとうございました♪


それにしても、Sahpresa,Zarkava,Goldikova,Natagoraと現6歳のフランスの女の子たちは本当にたまらないですね。
みんな強くて可愛くて、もう本当に大好きです。
内三頭は既に引退していますし、たぶんサプレザさんも遠くないうちにそうなるんだと思いますが…
子供たちの活躍も今から楽しみですv





【そんなに睨まんでもええやん】



続・横断幕を観た時の反応~ver.すみよん~
なんかね、幕を張るたびにこんな顔で睨まれてるような気がする…のですよ。
私あなたに何かしましたかー!?(T_T)
誰か~彼の為に横断幕張ってあげてくれませんか!?きっと喜んでくれる気がする。





【幕の数で凱旋門賞馬に雪辱?】



続続・横断幕を観た時の反応~ver.ルメさん@府中~

JC時にはまったりさんとルメさん初代幕&3代目幕avecシャレ―タ版を出していたのですが、
表題の内容の記事がニッカン?に掲載されていたという話をたくとさんからお聞きしまして。
JC当日にはドイツ国旗モチーフのデインドリームの横断幕が出ていて、
外国馬の横断幕を生で見たのは初めてで、ひそかにめっちゃ感動していたのですが、
まさかこんなところで比べられていたとは思いませんでした(汗)

厳密に言うなら2枚のうち1枚はシャレータではなくルメールonlyだったはずなんですけどいいのかな?
(それとも、私が気付いてなかっただけでシャレータ幕が実はもう一枚出されていたんでしょうか?)





【来年のエース候補】



Sarafinaは引退してしまいましたが、Sharetaはまだまだ現役で頑張ってくれるはず。
VadamarやBarranと共に来年もチームアガカーンを引っ張って行って欲しいです。
モチロン、鞍上はルメさんでお願いします!






【和のこころ】



小ネタの小ネタ。
日本独特の風習にパドックでの騎手の整列がありますが、
どうもこれが外国騎手の皆さんにとっては鬼門のようで。
すみよんが整列せずに馬に向かって走り出したところを連れ戻されたところや、
その他色んな方が他の日本人騎手に立ち位置を修正されているところを見たことがあったんですが…

初短期免許のメンディザバル騎手に短期免許10年目の大ベテランであるルメさんが
「ほら、こっちに立たないと!」と強引に修正中(^皿^)

ルメさんは適当に立っている日本人の騎手の間をレースなら審議になる勢いで割ったり、
昨年のWSJSでもギュイヨン君とすみよんの立ち位置を指示してみたりと、
並みの日本人よりそのあたりの感覚がしっかりしてはるんやなぁ…という認識があります。
競馬に関係ない話ですみません。
ただ、彼のお辞儀は本当に美しいです。ご覧になられたことのない方は必見!





【もう一人の新外国人騎手】



まだ引っ張る整列&お辞儀ネタ。
小倉でメンディザバルさんと同じく、今年から日本へやってきたアイルランドのオドノヒュー騎手に初めて会いました。
↑はもう通過儀礼なのか?正しい立ち位置をレクチャーされ並び直した後のオドノヒューさんです。
周りの若手たちが心なしか笑顔なのはたぶんそのやり取りがあったからだと思われますv
お辞儀がまだまだぎこちないな~と思っていたんですが、よく見たら和生君も同レベルだということに気付きました…orz




【そのズボン欲しーい!】




すでにせんちょさんがブログでネタにされていますが、
オドノヒューさんのズボンに「コールム」と彼のファーストネームが書かれていました。
日本でも通じると思われているのでしょうか、香港の漢字版を日本でもはいておられる方は何人か見たことがありますが、
日本語はデムーロ騎手の「ミルコ」以来です。
誰の入れ知恵なんだー!GJ!!
ルメさんも「クリストフ(ル)」ズボン作りませんか?




(ル)なのは(ス)がいるからです(笑)