Le cheval noir

全然更新できてない…orz

だから私は (2007.11.17 & 2008.11.16)

2008年11月22日 23時55分11秒 | Lemaire騎手(Japan)
今日は先日の記事でも書いたように、横断幕を張り始めてから一周年=ご本人との交流一周年を無事に、そして最高のかたちをもってむかえることができたので、一度初心にかえってみようと思います。

そういえば、去年の夏にマイヒストリーなるものを造ったなぁ…と思い出し、久しぶりに読み返してみました。
なんか恥ずかしい。そうそう、以前は蹴球のしょうもない記事も書いてたのよね…全部消したけど(笑)今でも競馬の次に好きなスポーツであることに変わりはないですが。



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《私は何故こんなにもルメールさんのファンなのか》

きっかけは05年の有馬記念でしたが、ファンになる下地はそれまでに出来上がっていたんだと思います。
「あーっ、そんなところから出てきたのか!!」「まだ粘るの!?」と私が驚くようなレースっぷりだったMCSとJCの2年(04、05年)連続2着。
特にダンスインザムードでのMCS2着とハーツクライでのJC2着は「勝った!!」と思いました。でも勝てなかった。
勝ちに等しいレースを、努力をしているのに、それが報われない悔しさ。
私は当時、ルメールさんのことは名前と馬を必死に追う姿しか知りませんでした。
顔も、その人柄も、何一つ知りませんでした。
腕もあり、勝つための努力は惜しまないのに、ただ運だけが足りない可哀想な騎手さんだな…と思っていました。

実は、あの有馬記念の前「もしも『あの馬』に勝てるコンビがいるとしたら、ハーツクライとルメール騎手しかいない!そろそろ彼らにも運がまわってきてもいいころのはず…」と考えていました。
だから、TVの前でおぼろげに考えていたことが現実になった時は本当にビックリしました。
『あの馬』のことは私も大好きでしたが、あの時多くの人が感じたであろう意外感、脱力感はみじんも感じませんでした。
「ああ、やっと彼の努力が報われる日が来たんだ!!!」
という熱い感動と祝福の思いがすぐに私の胸を満たしたからです。

それから、雑誌等で彼らに関する記事をたくさん読み漁りました。
読めば読むほど、知れば知るほど、彼らが勝利に値する素晴らしい馬&騎手だということがわかり、どんどん彼らに惹かれていく自分がいました。
特に、ルメール騎手の、それまで追い込み馬だったハーツを大胆にも先行させ勝利をもぎ取った執念、それに至った勇気と努力に胸を打たれました。

次の06年にはドバイでの勝利があり、悲しみのKGがあり、惜しすぎる凱旋門賞があり…と国外にいながら一年を通して日本のメディアに登場し続けた彼。
また、数々のインタビューや英語の記事を読むことによって、彼のそれまでわからなかった真面目で努力を惜しまない人柄と、今の私と変わらない年齢で既に海外に行くことを見据え、それを実現させた行動力と情熱に強い敬意を抱きました。

横断幕を作ろう!と思ったときは、今の私と彼の関係は全く想像もつきませんでした。
自分の横断幕を見て反応している騎手なんてみたことがなかったし、それが普通だと思っていましたから。
ただ、ある日本の騎手が「騎手は自分の横断幕があると凄く嬉しいものなんだ」とおっしゃっていたので、「じゃあ私もやってみよう。上手くいけば、『そういえば、今日競馬場に自分の幕が出てたんだよ』と仲間や家族との会話のネタにでもしてもらえるかもしれない。」くらいの気持ちでした。

でも彼は違いました。

幕を張ったその日のパドック1周目から、明らかに幕をじぃっと見つめ、私に満面の笑みをくれ、その後人を介してではありますが、幕を張ったことに対してわざわざお礼を言いに来てくださったり、出した手紙のお返事やプレゼントを下さったり。
本当に、本当に大感激でした。こんなことが起こりうるなんて、全く想像もしていませんでしたから。
でも、私が勝手にやっていることに対して、感謝の気持ちを示し真摯に対応してくれた彼に私が出来ることといえば、毎週幕を出して「Bon Courage!(頑張れ)」のメッセージを送り続けることだけでした。

元々、行動力がゼロに等しかった私が「競馬はTVよりも生だ、競馬場へ行こう!」と思ったのも、「ブログを作ろう!」と思ったのも、それをきっかけにしてたくさんの人々(もちろん今この文章を読んでくださっているあなたもですよ!)に出会えたのも全部きっかけはルメールさんでした。

こんなにも(目に見えないものも含めて)たくさんのものを私に与えてくれた彼に対して、たったこれだけしかお返し出来ないことが申し訳ない…と考えた時期もありました。
でも、先日のエリザベス女王杯の8Rのパドックでの今日はいないと思っていた(想像ですが)私と幕を見つけた彼の笑顔を、「Hello!」を見たとき、私と幕の存在が、彼にとって仕事の張り合いになるのなら、少しでも力になれるのならそれでいいじゃないか。それで充分じゃないか。むしろそれはすごく幸せなことなんじゃないか?だって私は「ファン」なんだから!と思えるようになりました。
恵まれすぎている自分のこの状況に心からの感謝をしつつ、これからも彼を応援し続けていこう!彼が誇りに思えるファンになろう!と決心を新たにした日でもありました。

その決意の日のG1を社台の勝負服、4番人気、脚質転換、圧倒的人気馬をねじ伏せる先行押し切りで完勝。
まるであのすべての始まりとなった有馬記念と全く同じ状況で勝つなんて…しかも、ちょうどこの日が丁度横断幕を張り始めてから1周年だったのは全部偶然だったのでしょうか?

競馬の神様が微笑んでくれたのかもしれない…そう思えた一日でした。




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途中から何が言いたいのかよく解らなくなっていますが(汗)
最後まで読んでくださりありがとうございました。



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