玄文講

日記

早起きが止まらない。ついでに時間の話

2005-09-06 05:50:27 | 個人的記録
すっかり午前3時に起きる習慣がついてしまった。

早起きは三文の得ということで、ぶらぶらとネットを見ていたところ■[科学][かんがえ][人力検索はてな]四次元という面白い記事を見つけた。

はてなでの「よくSFなんかで「時間は4次元である」などとと言います。つまり時間が1秒経過するというのは、我々の3次元の空間が1秒ぶんだけ4次元方向へ移動しているということのようです。が、素人にはどうも意味が分かりません。

とすれば時間の方向も我々の持っている長さの物差しで計測できることになります。
だとすると「1秒間は何メートルに相当するのでしょうか?」


という質問に対する回答を書いているのが上のシラザルさんの記事で、質問者の勘違いを丁寧に指摘されている。

いろんな回答が寄せられているが、私なりに他の人たちの回答をまとめれば、以下ようになっている。

次元は物理量を持っており、異なる単位は等価ではむすべない。
10秒は10メートルにはならない。

(光速やプランク定数を1とした自然単位系では「長さ」=「時間」=1/「質量」となるが、これは計算の便利のためにしていることである。

結局最後は異なる量を掛けて単位を元に戻してやらないといけない。)

また特殊相対論において、距離にあたるものをローレンツ変換に対して不変に保つには、時間成分だけをマイナスにしないといけない。
これを通常の三次元の回転と同じに扱うためには時間に虚数をかけた「ウイック回転」という操作をしないといけないが、この虚数をかけた時間はもはや普通の時間とはみなせない。

つまりミンコフスキー空間とユークリッド空間の違いを意識するということである。

*********

他にも四次元とか五次元とかを分かりやすく説明してくださいという質問に寄せられている回答はスゴイ。

五次元は意思伝達や情報伝達が瞬間で伝わることですね。つまり瞬時に気持ちが伝わる空間です。

人間は 死ぬと あの世にいくといわれてますよね。
その死後の世界が 4次元らしいですよ。


リンクを張られているサイトでは、こんなことまで言われる始末。
これが、世界の最先端にいる、物理学者達の、現時点における「宇宙とは」についての考え方の様です。

いわゆる、スピリチュアルの、宇宙に対する考え方に、段々と近づいて来ている様です。


高次元は幽霊ともスピリチュアルとも関係なーーーーい。

まず次元とは何かを問うならば、次元がどのような単位、物理量を持っているかを考えないといけない。(もしくは数学のように完全に次元の物理量を考えないかを。)
それを無視して、次元が高い低いを論じても意味がない。

逆に言えば徳保さんの記事「4次元、5次元をわかりやすく説明する」において説明されているように、「温度」でも「気分」でも、意味さえもてば何だって新しい次元として扱えるわけである。
それが物理の問題になるかどうかは別として。

(参考)
Ω

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