どんなドラマでも秀吉の最期は寂しいものに描かれてきましたが、今回のは格別でしたなあ・・・大石さん、豊臣家に恨みでもあるんですかいな?
第39回のあらすじは公式サイトをご参照下さい。
唐沢利家は、今後も登場するんでしょうか。さすが、一年間利家を演じただけあって、ピタッと嵌っていました。公式サイトのあらすじでは、「秀吉(柄本明)は家康(西田敏行)の嫡男・秀忠の娘を秀頼の嫁とするよう家康に申し入れる。大老・前田利家(唐沢寿明)は秀吉へ諫言を試みるが、逆に家康は表面上あくまで秀吉へ恭順の態度を示す。」と書いてありますが、実際には放映されませんでした。そのシーンも見てみたかったですね。そのかわり、秀吉のお漏らしを機転により取り繕うシーンがありました。柄本秀吉のボケぶりは、ここに来て完成の域まで達した感がありますが、それを支える唐沢利家の所作にも厚い友情が感じられ、さすが一朝一夕で演じたものではない重厚さがありました。
公式サイトによると、友人である上川隆也さんが出ているなら、と出演を快諾したそうですが、その友情出演もあってか、上川一豊も「男気」を見事に演じて見せてくれましたね。
山内家の行く末を案じ、側室を持つように勧める千代に対し、
「されば、千代は新しき女子は要らんというこのわしは男らしい男ではないと申すか。わしはこれまで数多くの戦場に臨んで参った。一度たりとも臆病者の謗りを受けたことはない!このわしは、男らしからぬか!女子にうつつをぬかしておる輩どもが男らしゅうて、このわしは男らしからぬと、千代は申すか!」
更に、千代の送った侍女に手もつけず、
「皆、よう聞け。わしは心を決した。わしはもはや、実の子は望まん。掛川におる康豊の子、国松が元服し次第、山内家の跡取りといたす。これに異を唱える者は、我が家臣にあらず。・・・妻にもあらず。」
小学生の読書感想文ではありませんが、「一豊はすごいなあと思いました。ぼくだったら、とても我慢できなかったと思いました。
」
しかしまあ、千代が小さな(!)胸を痛め、心にもない策をとろうとしたのも、秀吉亡き後を睨んだ寧々VS淀の綱引きに、危機感を抱いたからでした。
特に淀の言動は露骨でした。「息が臭い」だの、「茶々が産んだ子は豊臣の世継ぎではなく、織田家の世継ぎである。はよ逝きなされ」だの、さすがに秀吉が哀れになりましたわいの
彼女の復讐の総仕上げは見事に成し遂げられ、織田の血、浅井の血を継ぐ秀頼の世となったわけです。そして、それを淀以上に待ち焦がれた男が蠢動を始めました・・・褌の実によく似合う、狸様曰く
「長かった・・・長かった・・・」
いよいよ、天下分け目の関が原編に突入です!
第39回のあらすじは公式サイトをご参照下さい。
唐沢利家は、今後も登場するんでしょうか。さすが、一年間利家を演じただけあって、ピタッと嵌っていました。公式サイトのあらすじでは、「秀吉(柄本明)は家康(西田敏行)の嫡男・秀忠の娘を秀頼の嫁とするよう家康に申し入れる。大老・前田利家(唐沢寿明)は秀吉へ諫言を試みるが、逆に家康は表面上あくまで秀吉へ恭順の態度を示す。」と書いてありますが、実際には放映されませんでした。そのシーンも見てみたかったですね。そのかわり、秀吉のお漏らしを機転により取り繕うシーンがありました。柄本秀吉のボケぶりは、ここに来て完成の域まで達した感がありますが、それを支える唐沢利家の所作にも厚い友情が感じられ、さすが一朝一夕で演じたものではない重厚さがありました。
公式サイトによると、友人である上川隆也さんが出ているなら、と出演を快諾したそうですが、その友情出演もあってか、上川一豊も「男気」を見事に演じて見せてくれましたね。
山内家の行く末を案じ、側室を持つように勧める千代に対し、
「されば、千代は新しき女子は要らんというこのわしは男らしい男ではないと申すか。わしはこれまで数多くの戦場に臨んで参った。一度たりとも臆病者の謗りを受けたことはない!このわしは、男らしからぬか!女子にうつつをぬかしておる輩どもが男らしゅうて、このわしは男らしからぬと、千代は申すか!」
更に、千代の送った侍女に手もつけず、
「皆、よう聞け。わしは心を決した。わしはもはや、実の子は望まん。掛川におる康豊の子、国松が元服し次第、山内家の跡取りといたす。これに異を唱える者は、我が家臣にあらず。・・・妻にもあらず。」
小学生の読書感想文ではありませんが、「一豊はすごいなあと思いました。ぼくだったら、とても我慢できなかったと思いました。

しかしまあ、千代が小さな(!)胸を痛め、心にもない策をとろうとしたのも、秀吉亡き後を睨んだ寧々VS淀の綱引きに、危機感を抱いたからでした。
特に淀の言動は露骨でした。「息が臭い」だの、「茶々が産んだ子は豊臣の世継ぎではなく、織田家の世継ぎである。はよ逝きなされ」だの、さすがに秀吉が哀れになりましたわいの

「長かった・・・長かった・・・」
いよいよ、天下分け目の関が原編に突入です!
いつもありがとうございます。
利家の出番の少なさにはがっかり
でした。あんなに煽っておいて!
信長の死後、一気に駆け上がった
「あの」秀吉も老いたら最後は
こんなだよっていう感じがして
なんか哀れでしたね。
失禁まで描いたのはやり過ぎかな。
淀の描き方が悪女ですよね。
ワタシは淀<寧々派ですが、あれは
ちょっと極端すぎるような・・
http://tb.plaza.rakuten.co.jp/bluestar1719/diary/200610010001/e0985/
権力に取り付かれた者の醜さ、哀れさ、恐ろしさは、いやと言うほど分かったような気がします。
続いては家康の恐さが、どう描かれるか、今後の楽しみですね。