ガチャピンのHAPPY LIFE 2

日常生活で感じたままに綴っています。

「ミュージカル李香蘭」/自由劇場

2018-04-17 22:19:28 | 舞台、映画観賞
日曜日に東京に出掛けたのは
自由劇場で上演中の浅利演出事務所の「ミュージカル李香蘭」の観劇の為。

今年の再演が発表され、樋口麻美さんも出演されると知り、
すぐに娘に連絡、「李香蘭、観る?」と。
久しぶりに観たいと言うので二人分のチケットを取った次第で…
私の「李香蘭」初見は、2013年で娘と一緒に。
その時の川島芳子役が樋口麻美さんでした。
もともと“李香蘭”の生きた時代に興味があったのと、
ご贔屓様がアンサンブル出演されていたのでの観劇でしたが
とても感動し、またいつか観たい!と思い…

その後、浅利さんや李香蘭を演じる野村さんが劇団四季を離れ
もう観られないのか…と思っていた矢先に
2015年に上演があり、すぐに観に行きました。
あれから3年、久々の自由劇場、
お隣にあった劇団四季の春・秋劇場は取り壊され、工事中の高い壁…
景色が一変してしまいましたね~。


今回も李香蘭は野村さん。
李香蘭の日劇での場面、
「何日君再来」「蘇州夜曲」「夜来香」はさすがですね~。
川島芳子は前回と同じく坂本里咲さん。少し、声が苦しそうな感じでした…
樋口麻美さんの川島芳子が観たかったなぁ~。
で、樋口麻美さんは愛蓮役。
一番声が出ていましたね、よく響くお声で…
娘は、樋口麻美さんのエルファバを観たいなぁ~と呟いておりました…

でも、李香蘭カンパニーは凄く纏まりがあり、
舞台から伝わる熱気がありましたね。
演出される浅利さんは、“昭和を忘れてはいけないと…
今年は「日中平和友好条約」締結40周年にあたるそうです。
李香蘭こと山口淑子さんは、心から2つの祖国の平和を祈ってみえました。
そんな、いろいろな背景を知っているからか
この作品は涙なくしては観られません…
二幕での“わだつみ”の場面、
直視するには惨すぎる映像も流されますがこれが戦争の真実…
“昭和の私には、やはり涙なくしては観ることができませんでした。
そして、最後の李香蘭の裁判所での場面、
裁判長の歌う「徳を持って怨みに報いよう」には涙溢れます…

今の平和は、悲惨な昭和の歴史があるから…
と浅利さんは仰っていますが、その通りだと思います。
“昭和”という時代を伝える貴重なミュージカルだと思います。
浅利さんがお元気なうちは、是非とも上演を続けてもらいたいものです…


2階席での観劇でしたので、帰ろうと階段を降りかけて…
エッ!?この髪型?もしかして…
なんと、目の前を降りていかれるのは…私が会いたいと願っているご贔屓様でした…
まさか、こんなところでお姿を拝見できるとは…
思い出に残る観劇になりました(*^^*)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« “春の嵐”らしいです… | トップ | 元祖ジャニーズ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

舞台、映画観賞」カテゴリの最新記事