夏ですね・・・。
夏が好きすぎて嫌いになりそうだ。
好きという感覚も度が過ぎると大きさだけを残して方向性がコロリと反転することがある。
心惹く花を伐って一輪挿しにという風情も、人に対して行えば猟奇殺人になる。
「一枝伐ったら一指斬れ」というような戒言もある。
夏が好きすぎて・・・というのは、夏を愛するが故、夏の何たるかを熟慮するうちに概念的に飽和してしまい、部分が全体に拡張されてしまうような全体が部分に飛散してしまうような、兎に角ものごとが“ある段階”に昇華されてしまう状態だ。
そうやって白昼にまどろむ夢が初蝉の声に醒める瞬間に僕の全てが凝縮されている。
夏が好きすぎて嫌いになりそうだ。
好きという感覚も度が過ぎると大きさだけを残して方向性がコロリと反転することがある。
心惹く花を伐って一輪挿しにという風情も、人に対して行えば猟奇殺人になる。
「一枝伐ったら一指斬れ」というような戒言もある。
夏が好きすぎて・・・というのは、夏を愛するが故、夏の何たるかを熟慮するうちに概念的に飽和してしまい、部分が全体に拡張されてしまうような全体が部分に飛散してしまうような、兎に角ものごとが“ある段階”に昇華されてしまう状態だ。
そうやって白昼にまどろむ夢が初蝉の声に醒める瞬間に僕の全てが凝縮されている。