小夜子が珍しく3日連続の夜泣きをしたのは2週間ほど前のこと。
レイナと僕は、何か夢でも見たのだろうと話していた。
その後、小夜子が喋る単語の数が飛躍的に増えた。
夢は経験から得た情報を整理する作用があると聞く。あるいは、夢そのものが整理作業の副産物とも言えるだろう。
只今、人生の転機のド真ん中にいる僕は、昨夜、とても奇妙な夢を見た。
そこには小学生の頃から現在に至るまでの知人友人が代わる代わる出演。役柄も年齢も様々で、ただ挨拶を交わす程度のちょい役から僕を殺そうとする者、、一緒に逃げようとする者もいた。
なぜだか、登場するほぼ全てが特に親しくもない連中だった。
(皆さん、ノーギャラで熱演してくれて、ありがとう!主演女優賞は、小学生の頃に淡い恋心を寄せていた富山さん。30歳を過ぎて大人の色気を纏った彼女の演技力はバツグンでした。来月の同窓会で実物と対面できたらいいなぁ(笑))
で、自分としても非常に興味深かったのはこの夢のオチ。
なんと夢なのに夢オチ!
それも電車にひかれた猿が死の瞬間に見ていた夢という設定。分かりやすく言うと「シックスセンス」型の展開で、必死で逃げ延びた挙げ句、最後の最後に主人公(即ち僕=猿)は自分の死を知るわけ。
笑っちゃうよね。四苦八苦した全てが猿の走馬灯だったなんて。
なんだか風刺も利いている。
あらゆる事象は揺らぎのまどろみか。
全体的にはコメディタッチで、破綻スレスレのハチャメチャなストーリーだっただけに、ラストのシーンで妙に悲しさをかき立てられる、構成の妙を感じる作品でした。
ラストシーン直前にレイナから電話があり「今日はとんでもない1日だったよ」と伝えるあたりのリアリティもナイス。
これは文句なしのオートマティズムでしょう。作品としては大満足。
言わば、引き出しの隅にあったものを適当にカクテルした感じだったけど、これがまぁ美味かった。
デザートは、目覚めてから現実の感覚を取り戻すなかで、否応なく薄れていくあの愛おしさ。真剣に楽しかったものが、どう考えてもつまらなくなっていくどうしようもなさ。
たまりません。
下手なB級映画より、いい意味でのB級感があり、B級ファンの僕は朝から非常に気分がよかった。
そんなこんなで、脳内大整理中のようです。
レイナと僕は、何か夢でも見たのだろうと話していた。
その後、小夜子が喋る単語の数が飛躍的に増えた。
夢は経験から得た情報を整理する作用があると聞く。あるいは、夢そのものが整理作業の副産物とも言えるだろう。
只今、人生の転機のド真ん中にいる僕は、昨夜、とても奇妙な夢を見た。
そこには小学生の頃から現在に至るまでの知人友人が代わる代わる出演。役柄も年齢も様々で、ただ挨拶を交わす程度のちょい役から僕を殺そうとする者、、一緒に逃げようとする者もいた。
なぜだか、登場するほぼ全てが特に親しくもない連中だった。
(皆さん、ノーギャラで熱演してくれて、ありがとう!主演女優賞は、小学生の頃に淡い恋心を寄せていた富山さん。30歳を過ぎて大人の色気を纏った彼女の演技力はバツグンでした。来月の同窓会で実物と対面できたらいいなぁ(笑))
で、自分としても非常に興味深かったのはこの夢のオチ。
なんと夢なのに夢オチ!
それも電車にひかれた猿が死の瞬間に見ていた夢という設定。分かりやすく言うと「シックスセンス」型の展開で、必死で逃げ延びた挙げ句、最後の最後に主人公(即ち僕=猿)は自分の死を知るわけ。
笑っちゃうよね。四苦八苦した全てが猿の走馬灯だったなんて。
なんだか風刺も利いている。
あらゆる事象は揺らぎのまどろみか。
全体的にはコメディタッチで、破綻スレスレのハチャメチャなストーリーだっただけに、ラストのシーンで妙に悲しさをかき立てられる、構成の妙を感じる作品でした。
ラストシーン直前にレイナから電話があり「今日はとんでもない1日だったよ」と伝えるあたりのリアリティもナイス。
これは文句なしのオートマティズムでしょう。作品としては大満足。
言わば、引き出しの隅にあったものを適当にカクテルした感じだったけど、これがまぁ美味かった。
デザートは、目覚めてから現実の感覚を取り戻すなかで、否応なく薄れていくあの愛おしさ。真剣に楽しかったものが、どう考えてもつまらなくなっていくどうしようもなさ。
たまりません。
下手なB級映画より、いい意味でのB級感があり、B級ファンの僕は朝から非常に気分がよかった。
そんなこんなで、脳内大整理中のようです。