せせらぎせらせら

日々思うこと

釣り

2010-05-25 | せらせら
「あの店舗が短期間であれほどの客を捉えたのは、おそらく店長さんの力です」と彼は他店のトップを称賛した。彼というのはとある大手釣具店の店員さん。

いわゆる“やり手”の人間というものは、ことごとく方法を応用する才に長けているもの。少々言葉は悪いが、釣りの匠ならば人を釣るのだって上手いに違いない。特定のフィールドの潜在的なニーズに対して、それに見合ったアプローチをかけ、結果に結びつけるという点では釣りもビジネスも大差ないだろう。

僕はその店長さんを存じ上げないが、さぞかし釣りもお上手なのだろうと思った。

力の向きとその意味

2010-05-24 | せらせら
達成感とか充実感というものは、ある意味では恐るべき感覚だ。
それらの満足は、為された行いそのものの意味を見据える力を簡単に奪い去ってしまう。
結果的に良からぬ方向に邁進してしまうとき、人はたいていそれら意味を問う必要のない満足感の中毒になっているように思う。

いろいろ勉強になる

2010-05-13 | せらせら
時間を持て余した生活を捨てて半年。

なるほど。人はこうやって心のゆとりを失っていくのだなぁという流れを実感している。

社会ってのは本当に興味深い。
それを構成する人はみんな、自分が狂っているなんて微塵も思っていないに違いないのだから。