古い友達に誘われてスキューバダイビングに挑戦。朝の4時半に自宅まで迎えに来てもらい、伊豆半島の東海岸へ
今回お世話になったのは「ダイブショップ宝島」。初心者向けの体験コースは8,400円とお手ごろ価格だ
もう秋と言って間違いないし、ダイビングが流行っているなんて話は聞いたことないから空いているんじゃないかと思ったら大間違い。海に入るだけでご覧の状態。防波堤に沿っている行列の↓が先頭と最後尾だ
写真には写ってないけど、この周囲に数十人の集団が3グループいて、合計すると視界に入るだけで200名くらいだろうか。
言いだしっぺの友達曰く「今まで三人誘ったけどみんな玉砕した。もう二度とやらないってのが二人、もう一人は沖縄で再度チャレンジしてそこでも玉砕」
ん~、いったい何が玉砕なんだろう 寒くないようにウェットスーツを着せてもらって、水中でも呼吸できるんだから溺れる心配ないし、楽勝じゃね
・・・甘かったです、ゴメンなさい
まずウェットスーツと足ひれに慣れるまでが大変。スーツに浮力がかかるので普段より浮きやすく水中で安定しない。足を下にしようとしても足がやたらと浮いてしまうのだ。しかも足ひれは水の抵抗をたっぷり受けて、少しの波や海水の流れでせっかく直立したのに足元をさらわれ、再度水中で直立するのに一苦労。何度も無様にもがいて海水を飲んでしまった
言っておくが俺はカナヅチってわけじゃなく、人並みには泳げる。水が怖いと思ったこともない。が、ボンベを背負って実際に水中で呼吸をしてみて、あまりの不自然さからくる恐怖に襲われる。俺は陸上の生物なんだよ。人間パニくると頭でわかっていても動けないもので、インストラクターから教わった深くゆったりした呼吸が出来ない。スーツと足ひれが自分の動きを邪魔するのでパニックに拍車がかかる。そしてもがきながら水上に顔を逃がす
俺「怖い、これ無理」
教「大丈夫、落ち着いて」
こんな会話を3回くらい繰り返し、俺も半分ヤケになる。もうどうにでもなれ。死んだら化けてでてやる、とボンベから送られてくる空気に命を預ける
すると開き直ったのが良かったのか、ちゃんと水中で呼吸できてる 先ほどまでとは違って恐怖はない。むしろ浮遊しているような不思議な感覚が面白い。落ち着いてくると周囲(水中)が良く見える。これは・・・楽しい。
群れをなす綺麗な魚たち
岩の隙間で様子を伺うカニ
なんとも言えない感触のナマコ
そして何よりも・・・美味しそうなイカとウニ
一番深いところで5mくらいしか潜ってないと思うけど、10分ちょっとの水中散歩は実に新鮮な体験だった。また是非やってみたいね
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