食品のカラクリと食べ物語

食品の安全・安心が総崩れし、成分不明な食材・商品ばかりです。
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焼きそば・お好み焼きソースの甘さは野菜・果物ではなく砂糖/食品のカラクリ・調味料7

2014年03月27日 | 調味料|食品記事
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ ソース/調味料
焼きそば・お好み焼きソースの甘さは野菜・果物ではなく砂糖
ウスターソースもかつては中身の1/3~1/4が砂糖だった

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■ウスターソースも散々野菜や果物の甘さとウソを付いてきた
まず、「ウスターソース」の話です。市販のソースが、さらっとした軽い味に変わったと思いませんか?何か物足りないとの声も聞こえますが、散々、偽装表示で私達を騙し続けたソース業界の体質を説明致します。メーカーは今まで、ソースの甘さは野菜や果物がたっぷりだから言って売って来ました。しかし、かつては何と中身の1/3~1/4という大量の砂糖が占めていたのです。

嘘がばれた原因は、タイ国では加工食品の主要原材料を使用割合(%)で表示する、画期的な食品表示制度があります。そのタイで売られている「日本製ソース」の表示には、砂糖25%、酢12.7%、トマト11.5%、りんご5%、塩5%…と書かれていたのです。砂糖または糖類が、25%どころか50%以上も含まれている製品も明らかになったのです。

JAS法では、原材料に占める重量の割合の多いものから、順に記載することが決められています。タイ国と同じ成分にも関わらず、国内では野菜・果実、醸造酢、糖類、食塩、香辛料の順の表示です。そこで農水省から表示違反を訂正するように指示があっても、ソース業界は無視を続けてきたのです。ダイエット志向が高まる中で、多い砂糖のイメージから販売低下を恐れての業界ぐるみの偽装表示です。ソース業界の“甘さ”です。

性懲りもなく消費者を騙し続けていた業界も、前述のタイ国の事実や消費者・市民団体の声に対応せざるを得なくなってきました。過去も現在もウスターソースの表示順は、上記のような順で書かれていても、過去は偽装表示で、現在は正しいもの(重量順)です。従って最近のソースは、昔より砂糖が少なく若干風味が変わっています。

■お好み焼き・とんかつ定食や弁当のパックソースも砂糖だらけ
しかし問題は、ウスターソースと違って「焼きそば・お好み焼きソース」には基準がありません。濃厚さがウリの専用ソースだけに、25~50%前後の砂糖(糖類)が入っていると推察されます。香ばしさ・熱々に騙されて、たっぷりとソースが掛かったこれらのものを食べ過ぎると、“メタボ腹”へまっしぐらです。

弁当チェーンのとんかつ弁当やコロッケ弁当に付いている20gのパックソースを全部掛けると、それだけで5~10gの砂糖を摂ってしまいます。コーヒーに入れる量よりも多いでしょう。想像以上に入っているので、本人が分からないうちに砂糖を多く摂取してしまう危険性があります。ソース好きの方は、掛け過ぎ・付け過ぎなど使用量には十分注意して下さい。ソースだけでなく、醤油・塩胡椒・ケチャップ(糖分はソースより低い)などを使い分けることです。

ところで、ある駅前・駅中が主体のとんかつチェーン店に勤めていた方が、転身して出版された本を読みました。当時、店で働いていた頃、ちょっと目を離した瞬間に、来店客に店のオリジナルソースを盗まれることが多発したそうです。容器持参や、ひどい客になると陶器(壺)ごと持って行かれるそうです。客は肉の味やとんかつそのものの味ではなく、ソースの味に惹かれてやってくることを悟り嘆いていました。

ウスターでも、総量的には砂糖が多く含まれている事実は変わりません。こうした調味料は少な目にして、素材(食材)そのものを味わえる“舌作り”(食習慣)をしましょう。因みにウスターソースは、ロンドンの北西にあるウスター市で作られたことによるものです。

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