食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

普通の秋刀魚の10倍もする高鮮度秋刀魚に意味があるのか?/魚を大事にしない日本人R4-5

2013年05月23日 | 高級魚・ファストフィッシュ
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魚を大事にしない日本人シリーズ R4-5
ROUND4 秋刀魚は頭に良いのか&ファストフィッシュって何?
Part1 秋刀魚を食べよう・冷凍物も美味しい
普通の秋刀魚の10倍もする高鮮度秋刀魚に意味があるのか?

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秋刀魚が懸念されることは、前号の鮮度保持剤の使用の他に、ごく安価な秋刀魚を数倍から10倍の価格にする秋刀魚の“ブランド化”の動きです。元々、秋刀魚は鮮度がよいにもかかわらず、それをさらに促進させて消費者に高く売る「高鮮度秋刀魚」への差別化対策です。水揚げから24H以内に、スーパーの店頭や魚自慢の飲食店に届ける作戦です。

鮮度管理は、海水に紫外線を照て殺菌したもので、殺菌海水・無菌海水と呼ばれるものを使います。とは言え、内緒で変な薬剤や添加物が入っていないことを願うばかりです。水産業者の「高価値販売」(高利益)が目的で、完全に消費者の立場が置き去りになっていることです。よく考えれば、10倍もする高鮮度秋刀魚が必要なのでしょうか?

そもそも秋刀魚は“庶民の魚”と言われ、安価で新鮮に食べられるからこそ、存在価値があるのです。普通の秋刀魚を10回食べたほうが栄養が摂れ、身体と頭のために良いと思います。こんな高鮮度秋刀魚を食べる人間は、青魚を食べていないアホな奴です。普段から青魚を食べている方は、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)によって頭の働きがよいので、10倍もする“バカな秋刀魚”は食べないでしょう(笑)。

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