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中国産割り箸を使えば高濃度の防カビ剤や二酸化硫黄でぜんそくに/家庭用品の危険・台所5

2019年05月15日 | 台所・洗面・風呂
Nyouhintp

Nkikentp 家庭用品の危険シリーズ ■割り箸・楊枝/台所
中国産割り箸を使えば高濃度の防カビ剤や二酸化硫黄でぜんそくに
最近増えた竹の割り箸は高濃度の農薬が染み込んでいる

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■割り箸の変な臭いはOPPという防カビ剤(実質は農薬)
「中国産割り箸」による、防カビ剤のOPPと漂白剤の二酸化硫黄の危険性を説明します。スーパーなどで売っているお徳用の割り箸の大袋を開けてみると、鼻をつくような変な臭い・刺激臭がします。これは、OPP(オルト・フェニル・フェノール)という防カビ剤が含まれているからです。防カビ剤といっても、実質的には強度な農薬そのものです。

都立衛生研究所は、飲食店や市販の割り箸・楊枝・竹串、寿司用の巻き簀(す)を調査した結果、割り箸と巻き簀からOPPが検出されました。特に竹の割り箸は、基準の9倍にあたる88PPMもありました。

高濃度の竹の割り箸を60度の湯に30分浸すと、0.225mg(23PPM相当)、95度では0.357mg(36PPM相当)溶け出すことが確認されました。こうした割り箸を口に入れたり味噌汁や鍋物を食べると、高濃度のOPPを飲み込んでしまいます。OPPは、発ガン性が指摘されています。

■漂白された白い竹の箸は高濃度な二酸化硫黄が残留
中国産の竹の割り箸は、見た目にも異常なほど漂白されています。漂白剤が使われるのは、白くないとお客が嫌がるからです。そもそも竹は、あんなに真っ白ではありません。そのためOPPの他にも、亜硫酸ソーダに浸すことから残留物の二酸化硫黄が高濃度のまま染み込んでいるのです。竹の割り箸が多くなったのは、木に比べ竹の発育成長が早いからです。

厚労省の調査では、割り箸32製品のうち7製品から二酸化硫黄が検出され問題化しています。二酸化硫黄は刺激臭があり、目やのどを強く刺激し気体を吸い込むとぜんそくの引き金になると言われています。TVでは、この中国産の割り箸を水槽に入れたら、金魚が1週間で死んでしまうショッキングな事例が紹介されました。

■中国では森林全て切り倒し環境悪化や洪水危機も深刻化
日本人が1年間に使う割り箸の数は250億膳に達し、1人当り200膳です。今や97%が、中国から輸入されているものです。その中国では白樺などの木を丸ごと使ってしまうため、森林を全て切り倒す事態が起きています。そのため自然破壊や洪水危機が深刻化しています。250億膳は、1戸建住宅の17,000戸に匹敵する木材量です。

日本では間伐材や端材を利用しているため、むしろ環境によいとされてきました。しかし皮肉なことに防カビ剤を使わずモラルある作り方をしているために、価格競争に負けて危険性のある中国産の進出を許してしまったのです。中国産は1.3~2円/膳、日本産は5円以上もします。

最近は中国産の割り箸を排し国内の森林活性化のためにも、高くても意図的に国産を使い始めています。環境や身体に悪い割り箸を敬遠する傾向も高まり、一部の飲食店では昔ながらのリサイクル箸やプラスチック箸を使う所が多くなっています。お客の側も、店に「マイ箸」持参が増えてよい状況です。

コンビニや弁当店でも環境保全(コストダウンも含め)を理由に、有料化をしているところもあります。自宅に持ち帰って食べるなら、店員に「ノー箸」宣言をして、自宅の「マイ箸」を使う習慣を取り戻しましょう!

■■危険への対策■■
飲食店で割り箸を使わざるを得ない時は、お茶などでゆすいでから使いましょう(当然そのお茶
   は飲めません)。
楊枝や巻き簀も疑ってみたほうがいいと思います。

Nfamitop

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