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回転寿司の真相シリーズ198皿目
第2部/マグロの赤身・ネギトロ編
ROUND12 質の悪いマグロは植物油や着色料でトロに見せ掛ける
キハダ・メバチマグロに植物油を塗しクロマグロの大トロに見せ掛ける
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一部の回転寿司店・激安居酒屋・廉価飲食店の、天然クロマグロのお品書きに騙されてはいけません。クロマグロ(本マグロ)、ミナミマグロ(インドマグロ)の天然物(もの)は、世界のマグロ漁獲量のたった3%しかなく貴重な魚です。ところが天然クロマグロのトロと称す皿、1皿2貫がたった100円でレーンを回っている店を見受けます。あるいは激安居酒屋では、ビックリするほどの安い価格で出されます。そもそも、そんな価格で食べられること自体がおかしいのです。高価な天然クロマグロは、回転寿司店などには出回らないと思って下さい。
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一方、逆のパターン(高額偽装販売の例)もご紹介します。キハダ・メバチマグロは脂の乗りが悪く淡白・赤みも薄いので、回転寿司店では安物と見られあまり人気が出ません。そのため植物油[サラダ油]・とろみ油や着色料、成分不明な添加物の液に浸けます。店によってはあえて高額の価格設定をして、あたかも本物の天然クロマグロの大トロとして不正に儲けるのです。お客が分からないことをいいことに、日常的な“トロ偽装”です。そのベースには、偽装や加工を専門に行う“特殊な水産加工業者”が蠢いているのです。
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私達が、マグロにもいろいろな種類(味・身肉の色)や漁獲量の相違を把握すべきです。そうすれば、むざむざ“偽装クロマグロ” “インチキトロ”を食わされることが防げます。そう簡単にクロマグロ(トロ)が食べられると思っていることが、それらの店で偽装クロマグロの売上を伸ばし、一層、業者を偽装へと走らせるのです。もう少しマグロを理解すれば、さっぱりしたキハダ・メバチマグロのほうがお得で、健康的なことがお分かり頂けるでしょう。
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酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。