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NHKは“NHKらしくない番組”を目指し民放に追随するのは誤りだ/少数派

2019年04月07日 | メディア・SNS
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NHKは“NHKらしくない番組”を目指し民放に追随するのは誤りだ

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■視聴率と受信料契約数アップのために“チャラ男的NHK”になるそうだ
恒例、TV各局の春の新番組が出揃いました。中でも「落ち着けよ、NHK!」 「何を慌てているのか」と言いたいほど、昨今のNHK番組は、ただただうるさく騒がしい限りです。全く中身がなく、チャラチャラ感が鼻に付きます。まるで、民放と同じになってしまいました。関係者によると、NHK自体が「脱NHK」、“NHKらしくない”番組作りをしたいと言っているそうです。ドラマ・バラエティ、そしてよく見るとニュースまでもが民放と同じような編集になってきました。政治関係のニュースでは、あからさまな与党偏向は許し難いが、それでも教養番組等はしっかりした番組作りをしてきた経緯があります。しかしそんな大切な過去を振り切り、形(なり)振り構わず、今後は“チャラ男的NHK”を目指すことは許せません。

NHKの看板をかなぐり捨てた理由は、「視聴率欲しさ」と「受信料の契約数と支払率のアップ」です。NHKにとって受信料は重要課題でも、そのために今やメチャクチャな民放番組に追従するとは、あまりにもポイントがずれています。NHKこそ視聴率にとらわれず、じっくり構えた番組作りをして欲しいと思っています。時々、昔のアーカイブスをやっているが、優れたものだった(過去形)。NHKにしかできない番組を作るのがNHKの使命と思いますが、それはもう無理のようです。近年、NHKが盛んにサッカーやテニスなどのスポーツ、若い歌手のライブ、お笑い・バラエティーを放送するのは、若者への受信料対策であることは明らかです。若い世代の受信料払いが極めて悪く、だからといって迎合的な番組を連ねことは本末転倒です。

■若い方も将来NHKが見たくなるような質の高い番組作りを望む
将来の受信料の先細りを懸念しての対策が「軟派路線」とは、いかにも視聴者を馬鹿にしています。NHKに一番受信料を払っているのは誰かと言えば、年配者や高齢者です。だからといって、1日中、時代劇ばかりをやれとは言いませんが(笑)。年配者などが嫌うのは、チャラチャラ感や騒がしく中身のない番組です。ためになる番組を見たがっているのです。その証拠に、現状でも民放を含めて録画率が一番なのがNHKです。時間とともに通り過ぎていく安易な番組より、録画してじっくり見たい、あるいは繰り返して見たいのがNHKの視聴者なのです。そんな彼等を失望させているのが、“NHKらしくない”番組作りへの転換です。

1953(S28)年にテレビがスタート、その後、「1億総白痴化」と言われた時代がありました(古い!今では差別用語か?)。それでも出演者・番組制作者等の努力で、素晴らしいTV文化が確立しました。先人の努力も虚しく、今は酷いとしか言いようのないほどNHKは劣化しています。NHKには、これからも国民の文化向上の義務があります。しかし現在の制作者は、そう言われることが鬱陶しく、考えたくもないのでしょう。だから安易に、“NHKらしくない番組”をと言い放つのです。若い方も歳をとって成長すれば、落ちついて質の高い番組を求めてきます。そして長い眼で見れば、将来、そうした方々がNHKを支えるのです。若者にチャラチャラ番組で迎合するなんて、若者自体に失礼です。全国の視聴者を馬鹿にした態度は、実に嘆かわしい! NHKよ、方向を見誤るな!!!

Sankoub NHKニュースの最中に「ニュースを続けます」のアナウンスは耳障り

Ntopkeiji

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