食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

18歳未満の生徒達へ!2学期始業前後が自殺のピーク・辛いけど死ぬなよ!/少数派

2019年04月27日 | 社会の弱者・人権
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/社会の弱者・人権
18歳未満の生徒達へ!2学期始業前後が自殺のピーク・辛いけど死ぬなよ!

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■もうすぐやって来る8/31・9/1・9/4は自殺集中日 
思い悩んでいる生徒さん達がこのブログを見ている訳はなく、ましてや親御さんは我が子が自殺するなんて微塵も思っていないでしょう。しかし、いじめ・絶望感などで若くして亡くなる方が多く、投稿者のいたたまれない気持ちをそのまま出したタイトル表現です。内閣府の調べでは、1972(S47)~2013(H25)年までの42年間で、18歳未満の自殺者が18,048人(年平均430人)にも及ぶ驚くべき数字です。メディアはいじめなど特定の自殺者は大々的に報道しますが、悲しいことに10代の死は日常的なことなので取り上げられません。

自殺する時期は、年に4回のピークがあります。多い順では①8月/下旬~9月/上旬 [夏休み終了・2学期始め] ②4月/上旬~中旬 [新学期始め] ③5月/上旬~中旬 [ゴールデンウイーク明け] ④1月/上旬 [正月明け・3学期始め]と、学期始め前後、長期休み明けが突出しています。42年間合計値のうちでも極めて著しい日が、8/31=92人、9/1=131人、9/4=99人 (4/11=99人)など、8月下旬から9月上旬が最大のピークです。他のデータ(過去30年間合計値)でも、8/20~日単位で50人が自殺しています。不謹慎な言い方ですが、毎年、何回も“魔の数日”がやってきます。

■自殺を防ぐ最大の策は無理に学校に行かそうとさせないこと
親は仕事で忙しくても、子供の微妙な変化を見逃さないことです。親が見て分かる一番の兆候は、この時期の子供の「頭痛・イライラ」だそうです。親御さんが見守ること・気づくことが大事といっても、子供は意識して親の前では隠そうとします。だから友人・第三者の眼が必要と言います。上記データのように長期の休み後の通学が苦痛の極みも、親は気付かずにどうしても子供の不登校を質し、それがアダとなり追い込んでしまうのです。親が昔の感覚で子供の不登校・登校拒否を責めるのではなく、「学校を休め」と言ってやるだけで、子供は切迫感から解放されます。尾木ママは相談者や講習会で、親に向かってこう言うそうです~「我が子が自殺するのと不登校どちらがいいですか?」。

関係の文献は読みましたが、私は専門家でもなく対策を申し上げる立場ではないので、これ以上の細かな症状や対策は省略します。ここまで、いじめは深刻なのです。結局、周辺を見ても、子供以上に大人社会が「弱い者への攻撃」ばかりです。大人の生活(金銭・時間)の余裕のなさ・イライラ・攻撃性が、いじめる側に反映しているのかもしれません。私の学生時代や幸い子供も、昔ですから深刻ないじめは体験していません。しかし現状の酷さを鑑み、せめてブログ・ツイッターを通して注意喚起したいと思います。
(注)子を亡くした親御さんは、「自殺」という言葉に耐えられず「自死」表現を望む方もいます。投稿者としては、自死では陰湿ないじめで亡くなった子供さんの無念は晴れないと考え、一般的な表現を踏襲しました。

Sankoub
原発事故避難者いじめ・被害生徒手記「何回も死のうと思ったが僕は生きると決めた」

Ntopkeiji

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