統一教会１７｜衝撃！内閣支持率続落の２９％危険水域に、統一教会対応「評価せず」７２％／少数派

　少数派シリーズ／政治情勢
統一教会１７｜衝撃！内閣支持率続落の２９％危険水域に、統一教会対応「評価せず」７２％



■毎日新聞９月世論調査／内閣支持率や自民党支持率の低下は統一教会や安倍元首相の国葬が影響
毎日新聞記事（画像が見にくいので上記冒頭部分紹介）／毎日新聞と社会調査研究センターは９月１７、１８の両日、全国世論調査を実施した。岸田内閣の支持率は２９％で、８月２０、２１日の前回調査の３６％から７ポイント下落した。内閣支持率が３０％を切るのは、２０２１年１０月の政権発足以降初めて。前回調査でも前々回比で１６ポイント減少しており、下落傾向が続いている。不支持率は６４％で、前回（５４％）より１０ポイント増加した。また、自民党の支持率も前回（２９％）から６ポイント低下し２３％だった（下記詳細参照）。現在の方法で調査を始めた２０年４月以降で最低となった。内閣支持率や自民党支持率の低下は、世界平和統一家庭連合（旧統一教会）の問題や安倍晋三元首相の国葬の開催が影響しているようだ。

統一教会に関する自民党の調査について「十分だ１４％」「不十分だ７６％」
　※下記へ続く

安部元首相の国葬「賛成２７％」「反対６２％」、自民党支持率２９％→急落２３％


■大丈夫？「青木の法則」では内閣＋自民党支持率が５０％を切ると内閣崩壊の理論。現在は？
再び毎日新聞記事（抜粋）／閣僚の一人は、「来春の統一地方選挙への影響が心配だ」と漏らした。野党は勢いづく。立憲民主党の泉健太代表は「（内閣支持率は）危険水域に入った。国葬実施も、国民の支持が得られていないことが証明された。首相が国民の声より、安倍氏や安倍派に気を使いすぎた副作用が出ているのではないか」と語った。共産党の小池晃書記局長も、「国民が岸田政権を見放して『三くだり半』を突き付けた状況だ。打つ手打つ手が裏目に出ている」と批判を強めた。

投稿者として、「青木の法則」（または青木方程式）をご紹介する。”参院のドン”こと内閣官房長官、自民党参院幹事長を歴任。『内閣支持率と与党第一党の政党支持率の合計が５０ポイントを下回ると、政権が倒れるまたは政権運営が厳しくなる』経験則。現在、前者２９％＋後者２３％＝５２％で、政権崩壊直前だ。数値は毎日新聞の「率」で、他紙・他機関の合計ポイントはここまで至っていない。しかしいずれも大きく降下しており、時間の問題か。ここからは戯言で、先程の記事に来年の「統一地方選挙」が出てきた。でもこの名称のままでは、ちょっとマズイのでは。「統一教会」”丸抱え”の「地方選挙」とも捉えられる（笑）。


次号／統一教会１８｜松尾貴史氏コラム◇岸田首相の「質問権を行使する」表明、またもや時間稼ぎでは？
前号／統一教会１６｜自民党と統一教会のシンボルマークが酷似、目的がいっしょだから？