食品のカラクリと暮らしの裏側

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チコ情報◇ハロウィーン仮装の意味は渋谷で暴れることではなく「死者になりきるため」/少数派

2019年10月21日 | 文化・文芸
Chicoptb150 少数派シリーズ/文化・文芸
チコ情報◇ハロウィーン仮装の意味は渋谷で暴れることではなく「死者になりきるため」

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■渋谷騒動のイメージを払拭して本当のハロウィーンを理解しましょう
ハロウィーンの成り立ちや仮装する意味は、後ほど、NHK/チコちゃんに叱られる~を参考に説明致します。今やハロウィーンの市場規模は1305億円(2017年)で、バレンタインデーの1300億円(18年)を越えています。まず渋谷スクランブル交差点の騒動など、若い方の行動に苦言を呈しておきます。川柳に、「大トラが 軽トラ倒す ハロウィーン」というのがありました。散々、ニュースが流れた、2018年、酔っ払った若者(大トラ)が、大勢の群衆の面前で軽トラックを倒した事件です。暴行・痴漢・スリ、自販機を壊し160万円を請求された輩もいました。酒の飲み方を知らず、遊び方も分からず、ただただ暴れるだけの若者は情けない。DJポリスとして誘導アナウンスがもてはやされましたが、結局は警察がルールを守らない群衆を甘やかし過ぎたのが原因です。詰まるところ“暴動直前”になり、慌てて規制を掛けても、時・既に遅し。大騒ぎする彼等は覚える気もないでしょうから、せめて私達だけでも本当のハロウィーンを理解しておきましょう。

■元々のハロウィーンの仮装は「先祖や死者に成り切り供養する慣習」
チコちゃん情報(タイトルは投稿者)/ルーツは2700年以上前の北ヨーロッパ、古い文明を築いたケルト人の伝統行事「サウィン(万霊節)」に遡ります。ケルト文化圏は、イギリスから東欧までのヨーロッパ南エリア(イタリア・ドイツなどは含まず)です。彼等の暦は10/31が1年の終わり(大晦日)で、この日がサウィンです。この夜は、生きている「この世」と死者たちが住む「あの世」の扉が開いて、ご先祖様や死者達の霊が家に帰ってくると考えられていました。サウィンは寒い冬を乗り切るパワーをもらうためにも、先祖達を供養し祈りを捧げる厳かな夜だったのです。[投稿者補足/日本の正月・お盆も同じ趣旨] その後、歴史的に大きな影響を与えたのが中世キリスト教です。ケルトの慣習は異教と見做され衰退し、イギリスの一部(スコットランド・ウェールズ)やアイルランドぐらいまで追い込まれます。因みにアイルランドではサウィンを再現したイベントが行われており、派手な衣装を着た人はおらず質素な服でした。

▽仮装の始まりは動物の皮や布で仮面を被り家々を回ったこと
その過程で、サウィンからハロウィーンに変わっていきます。キリスト教(カトリック)は、11/1を全ての聖人を祝うオール・ハロウズ(万聖節=All Hallows)の祝日にします。その前日10/31がオール・ハロウズ・イブ(All Hallows’ eve)になり、その後、省略されてハロウィーン(Halloween)と呼ぶようになったのです。[投稿者補足/日本ではハロウィンと呼ぶことがありますが、正確にはハロウィーンです] ケルト文化の慣習を忘れないために人々が行ったのが、動物の皮や布に穴を開け仮面を作り仮装することでした。ハロウィーンの夜に人々は先祖達の霊に成り切って、家々を回り供養する心を伝える慣習ができたのです。各家庭ではお供えしたり、回って来た人に渡していたのが「ソウルケーキ」(霊魂のお菓子)です。この菓子を用意していないと先祖などを疎かにしているとして、オバケが怖い霊に変わりその家を懲らしめると考えられていました。

▽ケルトの習慣がアメリカに渡り大きく変化しイベントやレジャーに転じていった
ところが19世紀前半にイギリスやアイルランド人がアメリカに渡ると、ハロウィーンが大きく変化していきます。大きく変化し派手になったスタイルが世界的に広がり、それが現代のハロウィーンです。言わば厳かな儀式や慣習が、イベントやレジャーに転じていきました。ソウルケーキが、アメリカでは「トリック・オア・トリート」(Trick or Treat)~子供達が家々を訪ね、お菓子をくれないといたずらするぞ~のイベントになりました。またアイルランドでは身近な蕪(かぶ)を繰り抜いて供養の灯りにしていたものが、アメリカではカボチャのランタンに代わります。仮面の仮装の範囲が広がり、相応しくないものも出てきました。人々を戒めることが趣旨なので、魔女・猫・オバケ・ゾンビはOK、蜘蛛(スパイダーマン)・コウモリ(バットマン)のキャラクターぐらいまでは許されるとしています。でも供養の気持ちが見られない、単なるキャラクターはいかがなものか。

■昼間、子供も参加でき健全にパレードする「カワサキハロウィン」もある
ここからは投稿者の感想です/本来の趣旨から大きく逸脱した渋谷のハロウィーンは、騒動以外にも周辺に迷惑を掛けています。駅・デパート・店舗などのトイレは仮装する人で溢れ、一般客の用足しができない苦情が出ています。また一般の民家前での立ちションは当たり前、人の家の庭でウンコをする奴等もいるのです。どうも一般人には悪い印象を与えるハロウィーンですが、でもお伝えしたいことは、健全・真面目にパレードするハロウィーンもあるのです。日本最大級のハロウィーンイベント、「カワサキ ハロウィン」です。10月一杯、川崎周辺で催し物が開かれており、目玉は2019年の場合10月27日(日)午後に、和気あいあいの「ハロウィン・パレード」が行われます。川崎駅東口周辺一帯、約1.5kmが完全に封鎖されます。昼間なので主婦や大勢の小さな子供も、可愛い仮装で安心してパレードができます。

Sankoub 「カワサキハロウィンHP」
渋谷区がハロウィーン警備に区税1億円投入!若者のなれの果てに貴重な税金が

NHKの同番組を参考に、投稿者(5歳+〇〇歳)がその他の内容
を付け加えました。従って番組のイメージとは異なります! バカ~!


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