明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

「年金」も「憲法」同様争点にならない

2007-02-09 | 政治
>参院選で「憲法」争点化変えず 首相が明言

>安倍晋三首相は9日夜、自民党の谷津義男自民党選対総局長が
>「憲法改正は(参院選の)争点にならない。
>年金などに焦点をあてたい」と発言したことについて、
>「二者択一ではない。さまざまな政策について
>訴えていくのは当然のことだ」と不快感を示した。
http://www.sankei.co.jp/seiji/shusho/070209/shs070209004.htm


「憲法」を争点にするなんて、バカじゃないの?ってな
コラムを、この前書いた。

でも、「年金」を争点にするのも同じくらバカみたいだと
思うんだけど...。

郵政選挙の時に民主党が「年金」が争点だと言い張って
大負けしたのも記憶に新しい。

確かに、「年金」がちゃんと貰えるかどうかは、
国民にとっての重大関心事であるのはその通りだけど、
しょせんは「年金」なんて「経済」と「出生率」の従属変数なんだよ。

だから、他の条件は所与のままで、
年金だけで政策を考えて主張をしようとしても、
「公務員の年金と、一般国民の年金の切り分け方を
1ミリずらしましょう!」というくらいの主張しか出てこない訳だ。

それじゃ、選挙、勝てないだろう...。

ちなみに、ポルポト竹中みたいな清算主義者達が暴れて
株が暴落したりしていた頃に比べれば、経済状況の改善によって
年金財政は格段に改善している訳だ。

bewaad氏の所で「年金は経済だよ、兄貴!」ってなコラムが
あったけど、要はそういうことだろう。

素直に「日銀法改正」でも掲げて戦ってくれる政党があったら、
一も二もなく、投票しちゃうんだけど。


P.S.
そういえば前にこんなの書いたっけ。
http://blog.goo.ne.jp/fwhh1899/e/4af43115e24be86c4384d8eb4325131d

P.S.その2
10日は不在になりますので、更新は無しです。
またのお越しをお待ちしております。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2007-02-10 02:02:36
年金は「サードレール」。「論点」ではあるが「争点」ではない、国民にとっては「関心事」ではあっても「対立軸」にはなりえない、ということを、マスコミや野党はいつ理解するんだろうか。まあ、積立方式化くらいドラスティックな制度改革ならこの限りではないかもしれないが、それ以外ならしょせん給付減と負担増の匙加減を「世代間扶助」で「不利益分配」するだけなわけで。
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