明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

意外と言えば意外だが

2007-01-21 | 政治
>宮崎知事選、そのまんま東氏が当選確実
http://www.asahi.com/politics/update/0121/007.html

意外と言えば意外、だけど「なるほど」とも思う。

政策面で大した違いがあるとも思えない自民党系の
候補が2人も出れば、種々の利権の分捕り合戦としか
見えないもの。

まして談合云々での前知事が辞任した直後に、
そりゃ、まずいだろう。

それでも宮崎県という所は前回の郵政選挙でも、
民営化反対派が3議席中2議席取ったような、
利権型候補の強い所だから、最後は自民党系の
どちらかが勝つのかなあとは思っていたのだが。

ただ、考えてみれば郵政選挙の時も、
この県はもともと自民党系の分裂選挙ありきで、
郵政の賛否は後から便宜的に分かれたように見えたから、
県民はシラけていたのだろう。

あの選挙で、郵政民営化賛成だった持永氏が、
今回は反対派の代議士に担がれているくらいだから。

今回の選挙を見ていて、最近の選挙の傾向として
改めて感じたのは、次の2点。

①公共事業の匂いの強い候補者は嫌われる。

②不満の受け皿になれるのは「左」色の無い候補。

①については一種の公共事業である郵政事業の
民営化が問われた郵政選挙や、新幹線の新駅建設の是非が
問われた滋賀県知事選に共通の傾向があったと思う。
②については、前に指摘した福島県知事選が典型だ。

(社民党系の候補が勝った滋賀県の場合は
②の条件を吹き飛ばしてしまうくらい、
①の効果が大きかったと言うべきだろう。)

東氏の場合、そういう条件に
うまくスッポリ嵌ったのだと思う。
つまり、他の2候補より公共事業の匂いが薄く、
かつ「左」的な要素も無いため不満の受け皿になり得た。

願わくは、東京都知事選挙にもこの手の立ち位置の
候補者が出てくると面白いと思うのだが。
(蓮舫はやめてくれ。絶対に勝てない。)

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2007-01-22 01:12:40
分析は正しいが、滋賀県に関しては嘉田知事は社民党系ではない。自民党系県議数人からの支援も受けていたし、社民党からの「推薦」を「支持」に格下げしたのも嘉田氏サイドからの要請。嘉田氏自身、国交省や県の審議会などに委員としてたびたび名を連ねていた。「左翼」どころか「御用学者」のほうがまだしも近い。
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