明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

「民間人」って

2006-03-23 | 政治
>「民間人校長が罵倒」 大阪府立高教員が救済申し立て
http://www.asahi.com/national/update/0323/OSK200603230091.html

なんか、よく状況の見えない事件だ。

最初に頭に浮かんだのは、公立高校の教員なんて、
左翼崩れの権利ばっかり主張する連中が多いから、
校長もほとほと手を焼いたんだろうなということだ。

一昔前なら、そういう結論しか思いつかなかっただろう。

だけど、最近は政府の「民間委員」などに典型的に
見られるように、こういう所に「民間人」と称して
のこのこ出て行く人の中には、自分だけが正しいとして、
相手を頭ごなしに否定する独善的な連中が多い。

そういう人が総スカンを食っている状態というのも
十分ありそうな話だとも思う。

もちろん、このケースについては自分で見てきた
訳ではないから、どちらにより大きな原因があるか
判断できる立場にはないが。

でも、いい加減、この「民間人」ってのを
金科玉条のようにするのは止めないか?

「民間人」が優れているのは市場の中で
顧客に選ばれるように努力している所にあるのであって、
政治的に任命されたポジションにおいて、
必ずしも相応しい力を発揮しているようには見えない。

もし、「民間人」という言葉が政治的に偏った人選を
正当化する方便に使われているのだとしたら
世の「民間人」はもっと怒るべきだと思うのだが。

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