明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

真面目にやる気あるの?

2004-12-11 | 政治
再三書いてきたが、「明日への道標」は熱烈な構造改革派だ。

今の日本の低迷の大きな原因は政府が民間のじゃまをしている所にあり、
「市場重視」「官から民へ」の基本姿勢の下で、
大いに改革を進めるべきだと強く確信している。

これも再三書いてきた通り、現在の最大の問題は、
もともと「市場重視」「官から民へ」と言っていたはずの小泉政権が、
それとは完全に正反対の国家権力の濫用による
民間への介入ばかりを繰り返し、事態を悪化させる一方であることだ。

その一方で、本来やるべき「改革」は何一つ進んでいないと言ってよい。

小泉は口では「郵政民営化」が構造改革の「本丸」だという。
その点では「明日への道標」も全く異論はない。
じゃあ、実際に小泉がこれまで何をやったかといえば「ゼロ」だ。

すでに就任3年が過ぎ、愚行ばかりを繰り返し、経済をボロボロにし、
株価を暴落させ、多くの国民を自殺に追い込んだ一方で
「本丸」の方では成果は何一つないのだ。

今、注目しているのはこの問題だ。
>郵政民営化:情報システム構築 結論取りまとめが難航
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20041212k0000m020016000c.html

システムなんて基本的に「人」「月」で決まる世界であり、
2年もあって「できない」などというのはサボタージュとしか考えられない。

「07年4月に分社化」というのは既定路線だったはずだ。
ここで、こんなデタラメが認められるようなことがあれば、
連中は勢いづいて次から次へと屁理屈を並べだすのは目に見えている。

もし、ここで小泉が妥協するようであれば
「郵政民営化」の失敗は極めて濃厚になる。

その割には
>「党がしっかりまとめてくれ」
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20041211k0000m010121000c.html
などと、暢気なことを言っている。
こいつは本当に真面目にやる気があるのか?

これで肝心の「郵政民営化」でコケたら小泉内閣の3年余りは
日本にとって何だったんだろうってことになるな。

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