明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

早期解散?あるわけ無いだろ

2007-09-26 | 政治
>会期延長か給油先送りか 解散含み、新政権苦渋
http://www.asahi.com/politics/update/0926/TKY200709260001.html

なにか、マスコミには希望的観測なのか、
解散が早そうな予測が多いけど、はっきり予言しておく。

絶対、任期満了かその近辺まで行く。
早期解散はない。

なぜなら、解散権を持つ首相の選択として
早期解散のメリットは何もないもの。

民意を問う、と言って解散して、
衆議院選挙で与党で過半数は取れたとしても、
再度3分の2を取ることはできないだろう。

その時に、じゃあ衆議院で過半数を得たからと言って、
突然、参議院の民主党が政府与党が提出する法案に
片っ端から賛成するようになる、なんてあり得るか?

確かに、郵政選挙の時は総選挙の結果を受けて
参議院の議決が変わったが、あの時は

①事実上シングルイッシューの選挙であり、かつ
②自民党が3分の2を取るほどの大勝利であり、かつ
③反対派も自民党で次回選挙の公認の心配があった、

という3つの特殊事情があった訳であって、
今回は状況が全く異なる。

であれば、民意を得たという「名」を得るために、
衆議院の3分の2による再議決権という「実」を捨てる
などという選択はあり得ないことが解るだろう。

次回の総選挙は2009年の9月近辺まで無い。

ちょうどそこが福田氏の任期でもあるから、
その総選挙で大勝すれば福田総裁のまま2010年7月の
参議院選挙に臨むだろうし、不安が残る結果であれば、
そこで麻生氏か誰かに交代ということではないか。

いずれにしても2009年から2010年までの1年間は
再議決権もない完全な片肺状態にはなるので、
2009年までに必要な法律は全て通して、
最後の1年は予算さえ通れば政権が立ち往生しないように
準備を進めるのではないだろうか。

2010年以降は?

まあ、あとは野となれ山となれ、だろう。