明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

日本人ならクジラを食べよう

2006-09-10 | 政治
>クジラの肉が余っている。調査捕鯨の拡大で供給量が増える一方、
>88年の商業捕鯨停止以来、販路がすっかり細ってしまったためだ。

>水産庁は「健康食」として学校や病院への売り込みをはかり、
>給食や新商品に取り入れる学校や外食産業も出始めた。でも、
>捕鯨費用確保のために卸値を一定より下げられない国側の事情もあり、
>家庭で気軽に味わえる価格にはまだ遠い。
http://www.asahi.com/life/update/0910/001.html

結構、調査捕鯨の生産量って増えてるんだね。
これは、まさに日本の外交努力の賜物と思っていいのかな。

他国の食文化を平気で蹂躙する野蛮な欧米諸国に対して、
粘り強く戦っている政府関係者には高い敬意を表したい。

しかし、外交というのは国民のバックアップ無くしては
成り立たない。

せっかく、確保した鯨肉を余らせているようでは、
仮にそれが流通上やコスト上の問題だとしても、
「鯨料理は日本の食文化」だという日本の主張に対する、
反捕鯨国の反論材料にされかねない。

ここは、良識ある国民がクジラの消費を増やすことで、
日本のクジラ外交をバックアップしていく必要がある。

流通業界や外食業界にも国益のために
出来る範囲での協力を、ぜひお願いしたいと思う。

また、次期総理と言われている安倍氏も
日頃「日本の伝統」云々と言っているのなら、
ぜひとも、テレビカメラの前でクジラ料理を平らげて、
「日本の食文化を守るために、みんなでクジラを食べましょう」
と、国民に呼びかけを行うべきだろう。

あと、政府にお願いしたいのは、
「捕鯨費用確保のために卸値を一定より下げられない」
というのであれば、鯨肉を入札で商業ベースに乗る値段で
売却した上で、不足する捕鯨費用は税金を使って欲しい。

記事によれば捕鯨費用は年間60億円程度というのだから
全額税金を使ってもよいくらいだ。

そうやって、国民一丸となってクジラ外交を応援することで、
いつの日か自由に安い値段でクジラが食べられる日がくるなら
こんなうれしいことはない。

もちろん、ハードルは高いかもしれないけれど、
日本人が理不尽なことを受け入れない人達であることを
世界に示すためにも。


<ご参考>
水産資源の持続的利用を考えるページ(水産庁)
http://www.jfa.maff.go.jp/whale/indexjp.htm

日本捕鯨協会
http://www.whaling.jp/

鯨ポータルサイト(鯨の買える店、鯨料理の店へのリンク有り)
http://www.e-kujira.or.jp/depart/departinfo.html