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明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

日銀=北朝鮮

2006-07-14 | 経済
これは、うまいね。

>419: 名無しさんの冒険   2006/07/14(Fri) 13:07
>ゼロ金利解除と某国のアレとの類似点

>* ずいぶん前から準備をしており、近々あるだろうと言われていた
>* 他国からは何度も「やめろやめろ」と言われていた
>* 7月にfire
>* 周囲がどんなに頭をひねっても、何のメリットがあるのか理解できない
>* なぜかかばう奴がいる(中・与)
>* 一番被害を受けたはずの連中がなぜか怒らない(露・貧)
http://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/economy/1145/419

ついでに付け加えると、
* なぜかかばう奴がいる(中・与+マスコミ)
* 一番被害を受けたはずの連中がなぜか怒らない(露・貧+財界)

という所か。

まあ、今の所、日本のポルポト派もちょっとおとなしいから、
これで本当に景気の腰が折れる可能性は半分以下だとは思うけど、
リスクを取るだけのメリットが何にもないだろ。

以下、引用。

>820: 名無しさんの冒険   2006/07/14(Fri) 12:29
>ゼロ金利が異常な政策と盛んに叫ばれるのはなぜか?
>そもそもデフレという現象が近年異常な状態だったので、
>その異常な状態に対応した政策がそう見えるのはあたりまえで、
>因果関係がまるであべこべってことですよね。

>ところが結果をいじって原因を変えようとしているわけで。
>なんでマスコミもそこらへんをしっかり説明しないんでしょうか。
http://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/economy/1131/820

>822: cloudy   2006/07/14(Fri) 13:33 [ zDdVtKDoo6 ]
>>>817
>彼等が参照しているのは高騰中のエネルギー価格込みの消費者物価でしょう。
>それでもせいぜい+0.5%なんだけど。食品とエネルギーを除くと+0.1%。

>GDPデフレータについては
>http://cloudy9.blog29.fc2.com/blog-entry-30.html
>にグラフ載せましたので参考にしてください。ソースへのポインタも掲載しています。
http://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/economy/1131/822

要するに、インフレ懸念もほとんど無い中での、
日銀のメンツのためだけの利上げ。

能力、人格ともに低劣な日銀総裁はとっとと消えてくれよ。

ハイリスク・ノーリターン

2006-03-09 | 経済
>日銀、量的緩和解除を決定
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060309AT1F0900F09032006.html

あーあ、やっちゃったよ。

前にこう書いたっけ。

>どっちの効果が勝つか?

>政治家のキチガイどもの邪魔が無くなったプラスと、
>日銀のキチガイどもが邪魔を始めるマイナスと、
>どっちの効果が勝つか?というところだな。
http://blog.goo.ne.jp/fwhh1899/e/db8c7c4699e55d637741085810fd910a

今の所、政府が企業や銀行を潰して回るのを止めたことが
大きく効いており、景気はいい感じになっているから、
それで、日銀の暴走をカバーできればいいんだけど...

それにしても、日銀も何が嬉しいのかねえ。

これだけ大きなリスクを取って、
得られるものが何もないじゃないか。

本当にインフレの危険があるんだったら、
もっと長期金利が上がってるはずだろう。
はっきり言えば、10年国債が3%とか4%になるまでは、
ひたすら量的緩和を続けるべきだったんだと思う。

結局は資金を出し続けるだけの機械でいるのがイヤだという
日銀のエゴだけだとしか思えない。

そのために、国民は何も得るところのないリスクを
日銀と一蓮托生で取らされたのである。

ついでに言うと、日銀これからはは0~2%のインフレを
目安にやっていくということらしい。

これにしたって、彼等はこのデフレから何も学んで
いないのだろうか?

名目金利はゼロ以下にはならないのだから、
デフレになったら金融政策の自由度が著しく減るというのが
今回のデフレの大きな教訓ではなかったのか?
絶対にインフレ率を0以下にしちゃダメなのだ。

であれば、目安の下限がゼロなんてのは
危なっかしくて仕方がないだろう。
ちょっとブレたらマイナスになっちゃうんだから。

三重野、速見に続いて、福井もこれじゃどうしようもない。
もう、日銀のプロパーが総裁につくのを法律で禁止してくれよ。


P.S.
そういえば、昔こんな文章を書いたのを思い出した。

>日銀総裁は大蔵OBに戻せ
>「マスコミ対策最優先」の失敗の轍を踏むな。
http://homepage3.nifty.com/~fwhh1899/page158.htm

論理が破綻してないか?

2006-03-04 | 経済
ライブドア被害者の会発足、被害総額43億円
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_03/t2006030123.html


お前ら、本当にライブドアの決算資料をちゃんと分析して
株を買ってたのかよ、と小一時間問い詰めたくなるな。

なんか皆が買ってて儲かりそうだとか、
ホリエモンがよくテレビに出てくるからとか、
どうせ、そんなんで買ってる奴が大半だろうが。

それでも「粉飾」で株が下がったら「被害者」ですか?
なんか、論理が破綻してないか?

こういう連中まで法で救済しなきゃいけないのかよ。

さらに言うと、ライブドアの株価がこれだけ下がったのは、
「粉飾」そのものよりも、それを理由とした「上場廃止」への
恐れの方が、原因として大きいと思う。

もし、東証がこういう時に、
もっと既存株主に配慮した対応をしているのであれば、
ここまで被害は拡大しなかっただろう。

そう考えれば、この43億円の責任を全てライブドアや
ホリエモンにかぶせるのが果たして正当かといえば、
かなりの疑問を持たざるを得ない。

単に、溺れる犬を叩いて喜んでるだけじゃないのか?

誰のリスクだ?

2006-02-24 | 経済

>金融政策、失敗を恐れてばかりはいられない=日銀総裁

>福井日銀総裁は、24日午前の衆院財務金融委員会で、
>金融政策は失敗を恐れてばかりはいられないと述べた。

>福井総裁は「失敗を恐れてばかりはいられないところがある。
>政策は、先行きの情勢を読みながら行っていくため、
>リスクを取って政策行動していく」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060224-00000422-reu-bus_all

そりゃ、自分でリスク取って自分でひっくり返るならいいよ。
だけど、リスクって日銀のリスクじゃなくて国民のリスクじゃないか。

それから「失敗を恐れてばかりはいられないところがある。」
とか言うけど、三重野、速見があれだけ大失敗をしでかした
後なんだから、ちょっとは失敗を恐れろよ。

これだけ反省の無い組織も珍しいな。ほんと、サル未満だ。

マスコミも下らない民主党代議士のメール騒動なんて
どうでもいいから、もっと日銀の暴走にスポットを当てろよ。

といっても、どうせマスコミは「反政府」って一点だけで
日銀の味方なんだから、どうしようもないけど。

まあ、唯一の救いは国会が下らない騒動で機能を停止していること。

これまで、せっかく経済が回復しだした時に、
キチガイの国会議員どもが企業や銀行を潰せと騒ぎ出して、
何度景気回復の芽を摘んできたことか。

政治の機能停止というプラスで、日銀の暴走というマイナスを
どこまで埋められるかが焦点だな。

もう、祈るしかないぞ。

ちょっと例を挙げてみようか

2006-01-19 | 経済
いろいろ書いてきたが誤解もあるようなので
ちょっと例を挙げて説明しようか。

例えば高速道路のスピード違反の取り締まりを考えよう。

確かにスピード違反は危ないから、ヒドイのは取り締まろう。
それはいい。

だけど、それを取り締まるためにでっかいコンクリートの
車止めを、いきなり本線の真中にドカンと置いたら
大惨事になるだろう。

むしろ、スピード違反そのものよりも
その方がよっぽど危険だ。

それでもスピード違反をした奴が悪いんだから、
同乗者も含めて、全員即死でも仕方ないと
いえるのだろうか。

安全を守ろうとやってるのに、逆に危険になるとしたら
なんのためにやっているのか解らなくなる。

言いたかったのは、そういうことだ。

じゃあ、粉飾や風説の流布などの証取法違反のペナルティーは
どうすればいいのだろうか。

極論を言えば、なにもなくてもいいと思う。
ただ、その事実を淡々と公表するだけでよい。

もし、本当にその粉飾などが、本質的なものなら、
その企業は市場での信用を無くして、
誰もその株を買ってくれなくなる。

そうなれば、いずれは倒産するしかないだろう。

しかし、その粉飾などが枝葉末節の問題ならば、
誰もなんとも思わないだろう。
それなら、それでいい。

その判断は市場に任せれば良いと思うのだ。

恣意的で、かつ裏に政治的な思惑が見え隠れする
当局の判断でシロクロがつけられるより、
よほど公平だし、市場参加者にとって安心できる
方法だと思うのだが。

ホリエモンに関する雑感

2006-01-17 | 経済
事件の全貌が出てくる前にあんまり突っ込みすぎると
墓穴を掘ることになるかもしれないけど。

でも、なんか釈然としないんだよね。

本来、企業のディスクローズというのは、
それによって株価形成が適正に行われることを
目的としているのだと思う。

ディスクローズが正しく行われていなければ、
それによって投資家は不測の損失をこうむることにも
なりかねず、そのためにも正しいディスクローズが
望まれるということには異論はない。

だけど、今の投資家の立場で言えば、
ディスクローズの不備自体よりも、それに対するヒステリックな
ペナルティーで不測の損失をこうむるリスクの方が、
よほど「怖い」という状況になっているのではないか。

今回のケースで言っても、ホリエモンが
なんか怪しげなことは、みんな承知で投資しているのである。

多少のディスクローズの不備など誰も気にしないし、
それが、株価に決定的な影響を与えることなんかない。

みんな、もっと大づかみな可能性や将来性に投資しているのだ。

そんな状況で、誰も気にしていないディスクローズの
不備をあげつらってホリエモンを社会的に抹殺することで、
逆に多くの投資家が依拠していた企業の可能性や将来性を
いきなり断ち切ってしまうことが、果たして適正な株価形成に
資するものと言えるのだろうか。

あまりに一面的な「正義」なのではないだろうか。

そう言うと、必ずディスクローズは大切だから
一罰百戒なんだと言う人がいるだろう。

だけど、そういう人は本当にそう思っているのだろうか。

むしろ腹の中に渦巻くドス黒い妬みや嫉妬を、
キレイな言葉で包んでいるだけなのではないだろうか。

本当に投資家を守るためには、もっとバランスの取れた
市場のルールが必要なのだと思う。

なぜ、景気が回復したか

2005-12-30 | 経済
株価は経済を写す鏡だというけど。

>日経平均、年間40%上昇・19年ぶりの値上がり率
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/summary.cfm?id=d2d3001530&date=20051230

今年は「明日への道標」が始まって以来、ずーと言ってきた、
「政府が民間の邪魔をするのを止めれば景気なんてすぐ回復する」
というのが、証明された1年だったと思う。

1997年以降、企業を潰せ、銀行を潰せと叫ぶ
カルト勢力が暴れまわり続けてきた。
代表選手はキ印経済新聞や、その奴隷の与野党の代議士達だ。

ちょっと景気がよくなりかけると彼等が暴れだして
また、経済は奈落の底に落っこちるということを
何度くりかえしてきたのだろう。

ところが、ここにきて政治の焦点がかなりの期間に渡って
郵政民営化に絞られたために、カルト勢力の動きが止まった。

もちろん、郵政民営化自体も経済に対しては大きなプラスだが、
これはもっと長期的に効いてくる政策である。

それ以上に今年の景気の大幅改善に貢献したのは、
政治が郵政民営化以外に余計なことをやらず、
民間経済の邪魔をしなかったことである。

彼らさえ邪魔をしなければ日本経済はこれだけの
力を持っていたのである。

これからも、日本の経済をこのまま発展させていくためには、
ポルポト竹中を代表とするような、統制経済を信奉し
民間経済の妨害をするカルト勢力の力を
押さえ込んでいくことが必要である。

そのためには、今年の景気回復の構図を多くの国民が
しっかり理解することが大切だと思う。

「構造改革で景気が回復した」などという
カルト勢力のインチキプロパガンダに騙されるような
バカな国民がいてはならないのである。

ぜひ、読者の皆様には、そこらへんの啓蒙を
ネット上で、また実社会で行っていって欲しい。

二度と連中が暴れだすようなことのないように。

日銀に「破防法」適用を

2005-12-22 | 経済
>日銀総裁、量的緩和解除「経済の活性化促す方向に働く」
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20051222AT1F2201E22122005.html

もう、救い様がないな。

やっと、清算主義カルトの連中が少しおとなしくなって、
景気が回復しかけた所なのに。

量的緩和解除と経済活性化が全く相反するのは
明らかじゃないか。

例によってキ印新聞は

>総裁が「解除は経済活性化を促す」とした背景には、量的緩和が
>期間5年程度までの長期金利も低く抑え、企業金融の分野でも
>リスクに応じた金利の形成が難しくなっているとの認識がある。

とかいってるけど、ウソをつくな。

無リスクの金利水準と、信用スプレッド幅は全く別物だろうが。
そんなことも知らない奴が新聞記事なんか書くなよ。

そもそも、景気の低迷も、財政の悪化も
もとはと言えば、三重野と速見が悪いんじゃないか。

安定的にデフレが止まり、さらに財政再建にメドが立つまで
お前等は黙って資金を供給してればいいんだよ。

それが出来ないなら、日銀なんて潰してしまえ。

こんなバカどもやらせるよりも、
消費者物価指数をトリガーにして、自動的に国債を
買い続ける機械を一台置いておいた方が百万倍マシだ。

もはや、オウム真理教を上回るカルト集団である日銀には
破防法を適用する以外にないだろう。


クリスマスプレゼント

2005-12-07 | 経済


旧ページが消されちゃったから、
11月1日の分を再掲しておこうか。


>[政治][経済] 「竹中更迭相場」がはじまった

>今日は、システムダウンがあったものの、
>東証は261円上昇の大幅高だ。

>日経は絶対に書けないけど、
>あきらかに「竹中更迭相場」の幕開けだ。

>2002年に竹中が金融相を兼任すると発表されてからの
>大暴落を覚えているだろうか?

>今回は、その全く逆のことが起きていると言ってよい。

>つまり、竹中とその手下の伊藤なんとかが、
>経済行政から事実上「更迭」されたことを受けて、
>市場は一斉に歓迎の声を上げているのだ。

>確かに、竹中が金融相からはずれて以降は、
>政府による快楽犯的な企業潰しや、国家権力を
>濫用した連中の企業乗っ取りの勢いは弱まり、
>その結果、企業のマインドはやや改善してはきている。

>しかし、まだ多くの民間企業が、
>また竹中が奇声を発して暴れだすのではないかと恐れ、
>慎重な姿勢を守っているというのが現状だ。

>しかし、これで雲は晴れた。

>これから、多くの日本企業は、
>その持てる力を一斉に発揮しはじめるだろう。

>今日の市場はまさにそれを織り込みに行っているのだ。

>もう一つ言えば、
>竹中が経済財政担当相からはずれることを
>予想していた人は少なかったということから、
>まだ、その効果は十分に市場に織り込まれていない。

>また、日経を始めとした多くのマスコミは
>この変化の重要性に、まだ気がついていないから、
>市場もじわじわと織り込んでいくことになるだろう。

>これからの株価の上昇は歴史的なものになる予感がする。

>とはいえ、投資は自己判断でね。

>P.S.
>ちなみに2002年はこんなの書きました。
>http://homepage3.nifty.com/~fwhh1899/page155.htm

この翌日の朝、寄り付きの平均株価は13,865.10円、
今日の終値が15,484.66円。
たった一ヶ月ちょっとで1割以上上がっている。

「明日への道標」の愛読者の皆様にはささやかな
クリスマスプレゼントになったかな?

それにしても、凄い効果だな。

ともあれ、どっかのカルト紙は改革の効果だ
みたいなことを吹聴してるけど、そんなことを言うのは
戦後の高度成長は太平洋戦争に突き進んだ軍部のお蔭だと
言ってるのに等しいんだけどな。

まあ、連中も引っ込みがつかないのか、
単にバカなのかよく解らないけど。

ともあれ、清算主義みたいなキチガイ連中が
また暴れださない限りは当分、大丈夫でしょう。
マークすべきは日銀くらいかな。


そろそろ「インタゲ」論

2005-10-10 | 経済
2003年頃、一部ではやった「インフレターゲット」論(以下インタゲ)を
覚えているだろうか?

インタゲとは一般に中央銀行の金融政策の目標として、
2%なり3%なりのマイルドなインフレの実現を掲げることであるが、
当時は、一部でデフレ不況脱却の特効薬のように吹聴された。

要するに、日銀がデフレが止まるまで徹底的にお札を出しつづければ、
いずれはデフレが止まり、その結果不況から脱却できるという論だ。

それに対し、「明日への道標」は以下の理由で否定的だった。

まず、デフレの原因は政府が民間に介入し不良債権処理を
強行している所にあり、そんな状況でいくら日銀が資金を供給しても
日銀の口座に積みあがるだけだと思われたこと。

さらに、政府がワザと経済を毀損することを止めさせることが
最優先されるべき時に、効果の見込めない「インタゲ」が
さも特効薬のように吹聴されることは、
まともな経済議論を阻害すること。

これらについては旧ページで一項を設けているので参照して欲しい。
http://homepage3.nifty.com/~fwhh1899/page166.htm

時は流れて2005年。

97年以来、暴れつづけ、日本経済を破壊し続けた清算主義者達が、
やや、なりを潜め、その結果として日本経済は本来の力を
少しずつ発揮しつつある。

一方、それをいいことに、日銀の連中がまた不穏な動きを始めている。

まだ、デフレから脱却するかしないかという所で、
日銀の当座残高目標を引き下げようなどという議論が
出てくるようでは、2000年8月の速見の「ゼロ金利解除」の
轍を踏むのではと、不安で仕方がない。

バブル以前なら、それなりに大蔵省が日銀の重石に
なっていたのだろうが、バブル以降は三重野、速見の
暴走を見るまでもなく、日銀の独善にストップを
掛けられる者など、誰もいなくなってしまった。

で、「インタゲ」論である。

2003年の段階では無意味、有害だった「インタゲ」論であるが、
今ならば、日銀の暴走を止める有効な武器として
大いに意味のあるテーマになるだろう。

例えば、日銀の政策目標として2%程度のマイルドな
インフレを目標とすることを義務つければ、
トチ狂ったような利上げはできなくなる。

また、これだけデフレで苦しんだ後であれば、
導入議論自体もスムーズに進むのではないか。

最近、聞かれなくなっている「インタゲ」論であるが、
今こそ、議論を盛り上げていくべき時期である。

ぜひ、皆さんもネット上で声を上げて頂きたいと思う。

せっかく、「買った」景気が...

2004-12-09 | 経済
昨日のコメントより。

>これだけ円高が進んでも今回はまだ為替介入していないところをみると、
>米国べったりの姿勢がより鮮明にわかるというものだ。
>米国の都合で為替介入させられたり、そうでなかったりしていると
>考えるのが妥当なのだろうからね。
http://blog.melma.com/00099352/20041208232106#comments

これは、ちょっと違うと思う。

少なくとも、昨年の為替介入は日本のために
行われていたと思うから。

竹中「極左」政策で国内経済が疲弊して内需ダメダメ状態の中で、
為替介入という形で事実上輸出産業に補助金を出して、
外需を呼び込むことには一定の意味はあった。

そして、今年の春頃までの一定の景気回復は、
まさに為替介入で「買った」景気だと思っている。

もちろん、外貨準備に米国債が積みあがることで
ますます「米国リスク」をかぶるようになる「諸刃の剣」の政策ではある。

しかし、金融をポルポト竹中が牛耳って
日本経済のボトルネックになっている以上、
為替介入だけが唯一の取りうる政策であったことも事実だ。

しかし、そこまでリスクを取って、コストを掛けて
せっかく「買って」きた景気が、
やっと内需に波及するかどうかいう所まできたのに、
またしても、竹中が暴れてぶち壊したんだから。

さすがに財務省もサジを投げたということなんだろう。
もう、こんなキチガイは支えきれないと。

これまでも、景気対策と称して散々税金を垂れ流してきた。
だけど、97年頃から暴れ続けるカルト勢力の破壊行為を
やめさせない限り、何をやっても同じ事だ。

こんどは特別減税を止めるの止めないので
大騒ぎしているようだが、そんなの枝葉末節の問題だろうが。

もっと、本質的なことで騒げよ。