前面展望 ４

　わたらせ渓谷鉄道が開業する前の、訓練運転のときから思っていることですが、わたらせ鉄道のレールバスには 女性的なイメージを感じます。

　「 栗色の髪の少女が かろやかに駆けていく 」。　そんなイメージを持っています。

　だからでしょうか、カーブの先から 列車が姿を見せる瞬間、彼女の表情 ・ 視線 ( ヘッドライト ) をうかがってしまう。

　さわやかな風をまとい、心気味良いジョイント音を刻んで 駆け抜けていく。




　そんな彼女の姿に見とれていると、ボケーっとした私の姿が、前面展望のビデオカメラに 写されてしまった様です。。。

秋を行く

わたらせ渓谷号

　桜の季節から ３シーズンにかけて 運転されてきた わたらせ渓谷号 ( トロッコ列車 ) は、１１月２５日で 本年度分の運転を 終了しました。




　特に紅葉のシーズンは 好天に恵まれる事が多く、たくさんの乗客を楽しませてくれたようです。




　長年の運用で 車体にサビが出始めています。　来期はまた 新鮮な表情を見せて欲しいものです。




　冬期間は 味覚列車 や イルミネーション観賞列車 として、お座敷列車などが 運転を始めます。




　今後の わたらせ渓谷鉄道 の イベント列車の活躍に ご期待ください。。。

前面展望 ３

　最近、列車の写真を撮っていて、ふと 気になるのが　出会い　。



　カーブの先から見えてくる 列車との出会いに　ときめき　を感じ、その表情 ・ 顔色をうかがってしまう。



　そしてまた、 前面展望　を楽しむ乗客たちとの　めぐりあい　にも、 胸躍る想い　がする。。。

今年も発見

　　　　　　　　　わたらせ川の コイ 発見！

　草木ダムの少し下流、松島橋付近で コイを見つけました。




　草木ダムの水位は ずっと満水状態が続いています。　上流も 下流も、水量豊かな眺めを楽しめます。

ススキの路

　　　　　　　　　　わたらせ渓谷鉄道　紅葉期


　「 ススキの路 」 と言うタイトルの写真を求めて、何年もココを訪れていました。　場所を説明する写真としては十分なのですが、「 ススキの路 」 というタイトルの写真には、どうしても 成りきれませんでした。


　で、杉林の中から 線路を見渡せる斜面を探し、トロッコ列車を写してみました。　「 ススキの路 」 というより 「 ススキ野原 」 というか、中途半端な印象です。


　背丈ほどもあるススキの中に三脚を立て、イメージに合った絵を撮れるポジションに出会えたのは、すでに太陽が西の山に隠れてしまう直前でした。
　撮影ポイントを探して さまよい歩く、私にとって 至福のときなのです。。。

前面展望 ２

　　　　　　　　　　わたらせ渓谷鉄道　紅葉期

　紅葉を楽しむのは、とにかく 「 逆光 」 で眺めることなのです。



　わたしが写真を始めた２５年ほど前は、鉄道写真雑誌では、光がまんべんなく車輌に当たるように、「 順光 」 で撮ることが 当然のように 言われていた時代でした ( 当時の 諸川久氏 等 ) 。
　ところが、風景写真雑誌では 「 写真は逆光で撮る 」 が当たり前の世界でした。



　「 たとえ 逆光で 列車が真っ黒につぶれても、風景が一番 輝いて見える瞬間を撮ろう 」 。　それが わたしの選択でした。



　「 その答えが この写真たちだ 」 と言ったら、言い過ぎでしょうか？。。。