FU0M1の修行記録「打つべし!」

好きな事の上達のために…個人的な覚え書きです。
なおリンクフリーではありませんので、一声おかけ下さい。
暫く工事中。

珠洲ウルトラ 当日

2012年10月21日 | マラソン
昨夜は生ビール1杯と缶ビール350飲んで朝までぐっすりだった直太朗です、全身筋肉痛ですが元気です

さて、ウルトラ当日は3時に起きようと思っていましたが、皆が2時頃から起き出したため結局2時半には準備を始めました
4時に宿を出て、駐車場の車の中で朝ごはんにバナナ。
会場に徒歩で移動し、荷物を預け、アミノバリューや梅干しを頂きます。

腰にはかじりんぼう(ツナマヨ)が(笑)
意外と寒くなくて安心


スタート前に並んだトイレで、タフマンさんの友人で関東から参加のアウトサイドさんとご挨拶。
石川ランナーズの皆とも挨拶を交わし、エールを交換。

5:00 真っ暗な中、スタート!
まずはゆるゆると見附島方面へ、おーちゃんとのんびり話をしながら、ペースを確認し走ります。

5km 37分32秒
途中コンビニでトレを借りたりして、最後尾で見附島へ。

エイドには、ランチパックやバナナが
エイドのお母さん達に「丁度ご来光だから、見ていきまし」と言われ、もぐもぐ食べながら見附島と朝日を拝みました。


15km 80分00秒
エイドやトイレ、私設エイドに立ち止まりながら、1kmを8分ペース。


21km地点で、60kコースのおーちゃんとはお別れ。
おーちゃん「終わったら打ち上げしよう!」
直太朗「はい!お互い無事走れますように」

25km 78分00秒
山登りコース
まずは最初の八太郎峠への登り途中。順調なペース。


噂のドラ●もん(笑)に励まされました。

30km 38分44秒
八太郎峠てっぺん。
アップダウンが続くが、飽きません。
楽しくて仕方ない
途中、雨がぱらついたものの、練習してきた想定内。木立の陰であまり濡れなくて済んだし。

35km 32分11秒
下り坂も増え、アップダウンでランナーズハイになっていました。
沿道の応援に、笑顔で応えていたら、
「この坂で笑ってるよ、なぜ笑う?」と声が聞こえたから、また笑ってしまいました。

40km 39分48秒

36km地点のエイドのオレンジがむっちゃ甘くて嬉しくて、3つも食べました。
お母さん達が、「行ってらっしゃい。待ってるから帰りも寄ってって。」と言ってくれます。
折り返してくるランナー達とすれ違う…皆速いなあ

45km 44分58秒
42km地点のエイドで、カレーライス

手作りらしいナスの漬けものの塩気が泣きそうなくらい嬉しかったです。

45kmの最初の関門突破。この時点で10時5分…スタートから5時間。
係の人たちが、「よくきたね」と迎えてくれます。
ここからは未知の世界。

50km 33分45秒
初めての距離に浮かれたか?ペースが上がってしまいました
新潟のF川さんと47km地点で会えたので、ご挨拶。

55km 39分48分
36km地点のエイド(54km地点になる)までは同じ道を折り返す…ってことは、またまた峠の連続。
疲れが出始めて、上り坂で歩く…悔しい。

60km 53分12分
エイドのお母さんが「お帰り」と言ってくれたので、オレンジを2ついただきます。
屈伸やストレッチを長めに。そろそろ疲労感。


エイドを出た瞬間から、海に向かう開けた場所で、向かい風にやられました
がくんとスピードが落ちはじめますが、なすすべがありません。
歩いたり走ったりを繰り返し、とにかく進みます。
次の関門まで4kmだから、時間的には余裕があるし、足を休めながら。

58km関門突破。まだ20分の猶予を残せました。

オーマイパスタ、レモン、オレンジ、チョコレートなど、ここでお昼ご飯
しっかりたべた~ごちそうさまでした。

60km地点を8時間で通過予定の所、7時間57分。
ここで、おーちゃんにメールすると、同じ頃おーちゃんも60kmを完走し、ゴールしたとの返事が。
それに励まされ、気持ちは前向きで、でも足がなかなか進まない

65km 56分44秒
貯金が無くなってきてしまいました。
とにかく進む、でものろのろ。
どこが痛いとかではなく、全身疲労、横隔膜も疲れて息ができず、しっかり吐いては吸う深呼吸で乗り切ります。
それでも楽しい。それでも前へ進みます。

ゴールしたおーちゃんが、車で応援に駆けつけてくれると言うメールが。
自分だって60km走った直後で疲れているでしょうに、ありがたくて励まされました。


塩田のエイドで塩竃蒸しのじゃがいもをもぐもぐ。
うわ~おいしい。行ってきます!

70km 52分37秒
本当におーちゃんが駆けつけてくれました。
直太朗「うわ~、元気でました!70km地点で待っててください!」
この時点で、73km地点の関門を突破するのは時間的にかなり厳しくなっていましたが、前に進む気持ちは途切れていません。
前日おーちゃんが直してくれた「ラスト30km」の看板まで行って、おーちゃんが持ってきてくれたエアサロや炭酸、果物を貰いました。

関門まで3km、残り時間24分。
おーちゃん「キロ8分で間に合うぞ!!」
直太朗「かなり難しいけど、途中で止められない限り前に進みます!」
おーちゃん「よく言った!」

72km地点過ぎで、おーちゃんが車を止めて、一緒に走ってくれました。
ちょうど、関門が締め切られた時間でした。
73km地点関門閉鎖…9分過ぎていました。(当初3分オーバーだと思ったが、計算違いだった)

子供たちが太鼓をたたいて迎えてくれました。
スタッフも、拍手で迎えてくれました。
終わってしまったのかと思ったら、いろんな気持ちがあふれて、泣けてしまいました。

スタートから10時間19分。73km。
これが私の、今現在の実力。
初めてのウルトラマラソン挑戦が終わりました。


制限時間内に100km走りきるには、練習不足、実力不足。
50km過ぎたら疲労がはっきり出たので、5時間走や7時間走、50km走はしておく必要があると実感。
走り方も、さらに足を使わない走り方の工夫が必要です。

でも、前向きな気持ちは切れませんでした。
走っていて、10時間があっという間でした。
もっと時間がほしいくらい。
きっと、地元の人やスタッフ、一緒に走っているランナーの応援がとても温かく、おもてなしの心が伝わってきたからだと思います。
一人きりではこんなに走れなかったのは間違いありません。
とても素敵な経験ができました。
ウルトラに挑戦してみて、本当によかったです。

今大会の関係者、地元の皆さん、すべての方に感謝します。ありがとうございました。
ラン仲間、向こうで始めて顔を合わせたり、知り合ったりしたランナーの皆さん、ありがとうございました。
そして、おーちゃん、運転ありがとうございました。


買い食いその1…狼煙道の駅の黒豆豆乳ソフト


買い食いその2…珠洲の足湯とタコタロウのたこ焼き


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4 コメント

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Unknown (anyamo)
2012-10-23 06:32:51
楽しいとか、距離に浮かれるとか、ランナーズハイとか・・・
信じられない症状ですね~

え?73kmまでですか??
9分オーバーとは残念。
てっきり100行けたのかと???

次回の楽しみが増えましたね~
いいな~、楽しんで走れるなんて。

私なら見附島までで充分です。
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あにゃもさん (Fuomi)
2012-10-23 16:44:48
ウルトラはフルまでの大会と違って、いろんな考え方の参加者がいます。
が、みんな楽しんでいるのから、一緒にわくわく過ごせました(^ー^)

身体はキツかったですが、ゴール最後まで楽しみたかったです

見附島までの8kmだけでは勿体無~い(爆)
返信する
Unknown (hiro)
2012-10-25 05:32:48
おはようございます。
じっくり、読ませていただきました。
ウルトラマラソンの凄さや厳しさが伝わってきます。
エイドや私設エイドの励ましの言葉は、元気が貰えますね。

70kmのところに、駆け付けてくれたおーちゃん、もう涙ものでした。(マジ、うるうる…。)

食いしん坊のFuomiさんの事だから、エイドで食べ過ぎて動けなくなったのかと思ってました。(あっ、失礼

冗談はさておき、73kmの距離を走った、Fuomiさん、よく頑張りましたよ。
今回は、100kmに届かなかったけれど、また挑戦する目標がもてて良いじゃないですか。
僕は、これだけでも感動しております。
お疲れ様でした。
ごゆっくりとお休み下さいね。

Ps.
ちょっと疑問が?
お昼ご飯中のタイムは、換算されないんですか?
スミマセン、何も知らないもので…。
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hiroさん (Fuomi)
2012-10-25 07:07:52
ありがとうございます

走ったり食べたりトイレやマッサージ、仮眠など、全部引っくるめての制限時間ですから、
単純に「キロ8分で余裕~(*´∀`*)」という考え方は甘かったです

しかも、走っているつもりで全然進まない経験は、初のフルマラソン(2005年ホノルルマラソン)以来のことでした
あ、でもその時もむっちゃ楽しかったですが(笑)

hiroさんやおーちゃんを始め、家族や友人、見知らぬ珠洲の皆さん、いろんな人に、助けられて、マラソンだけでなく、生きていることに感謝です
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