だ・こーじの「いま、思い、考えること」

「目に見え心に思ふこと」をホンネのごとくフィクションとして綴ります。

11月11日(金)タイの研修生帰国

2011年11月11日 | 日記
おはようございます。

冷たい雨が降っています。
朝の気温が13度とは、12月中旬の気候になってしまったとのことです。
もう、コタツやストーブの季節が近い、そんな東京です。

今日はタイからの研修生が帰国をするため、朝から宿舎へ行き、荷物の搬送を実施。
年に数回公用車のバンをこうして荷物運びのために運転するのが、永井准教授とワタシの役割です。
それでも例年と違う時間帯のフライトのため、未明、まさに始発でも間に合わないような時間帯に見送りをした過去を思えば、
適度な時間のお見送りとなりました。

早朝、アジトに到着してから、まずは11時からの授業の確認をして、1時間、集中。その後、荷物の搬出へ。
さすがに3週間も滞在すると、彼らの荷物は膨れ上がっています。
また、母国タイの一日も早い洪水からの復興を願って、われわれが折った千羽鶴も持って行きました。

利根川の十倍もするタイのチャオ・プラヤ川。その上流に60年ぶり、平年の5割増しの雨が降ったそうです。
そこにダムの決壊を恐れて放流を決定したとなると、結果がこうなったらしいのです。
日本と異なり、平地に近い地形のためゆっくりと水は流れ、乾季の今、空は青空ながら、洪水状態が起きていると読売新聞でも報じていました。

タイからの研修生は「タイで逢いましょう、タイに来てください、洪水が止まったらね」と笑顔で言ってくれました。
なんて言ったらいいのでしょう、この精神力強さというのでしょうか。
今日は震災から8か月ですが、この震災の影響で、タイ以外で国際交流をしてきたところはキャンセルが続きました。
でも、タイだけはホント、よく来てくれて、サポートを担当した学生たちとも涙の別れとなりました。

11時からの授業は、日本と伝統、日本人とタイ人の交流がもたらしたものについて、みんなで考えてもらいつつ、
源氏物語の世界へと誘いました。
まだまだ視野が狭いのはワタシも含めてですが、世界に知人、教え子がいるというと、もう日本だけではなく、ワールドワイド、
国際的な視野が求められるのを今更ながら感じた次第です。

そういえば、ゼミ生のK嶋さんがチーズケーキを焼いてきてくれました。
「今まででイチバンいいでき!」という彼女のコトバを信じて、一口。
んんんん、んまっ!
次はいつ、なにがくるのか、期待してしまいます。
一方で、薬屋さんにアルバイトのT塚さんには筋肉痛用のシップを買ってきてもらいました。
あちこち、ガタがきているんですね。

明日からは地元町田と連携で、市民講座が始まります。
コーディネーター役として、先生方にお願いした都合上、土曜日も出勤です。
地域の方々が30名、ワタシの所属するスタッフによる計6回の企画「東京散歩・東京のホンモノを知る」にご参加いただきます。
申込日、わずか30分でSoldoutならぬ、参加費無料ながら、定員締め切りとなりました。
これからは今まで以上に地域に貢献できることも大事な役割ですね。



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