エコプロダクツ展に行ってきました。

12/10に東京ビッグサイトのエコプロダクツ2010に行ってきました。

日本最大級の環境展示会 エコプロダクツ2010
http://eco-pro.com/eco2010/

「日本最大級の環境展示会」というだけあって、すごい人です。それだけ注目されているということでしょうか。



大手メーカーは美人コンパニオンを揃えています。モーターショー並?



小型の風力発電機も数種類ありました。



なにやら複雑な形の風車も。



エコ雑貨などの販売、グリーンストアーズ。ほとんど女性向け?

これってエコ?と思えるような商品もありました。出店に関しては審査などはないようですね。大企業のブースは特に目新しいものはなくほとんど素通り。小さなブースの小さな会社は面白いものもありました。

個人的に興味深かったのは次の2社。

住宅用風・熱解析
ユリーカデザイン
http://www.housingphysics.com/

エコプロダクツ大賞、審査委員長特別賞(奨励賞)も受賞されています。住宅、オフィスでの風通しや熱の状況をシュミレーションして設計に反映させていくことができれば、冷暖房にかかるエネルギーの大幅な削減が可能になると思います。また、町全体で風通しを考慮すればヒートアイランドの抑制にもなりそう。今後、こういった風や熱のシュミレーションは一般的になってくるように思います。

地中熱ヒートポンプ、太陽集熱システム
アトム環境工学
http://eco-pro.biz/ecopro2010/events/E1000.php?id=10142
http://www.ajic.co.jp/

真空管を使った高効率な太陽熱温水器。外気温に左右されず集熱でき、80度まで加温できるとのこと。これを使うと低温利用のバイナリー発電もできるかも?
また地中熱ヒートポンプを組み合わせると、暖房はもちろん、冷房をしながらお湯を作ることも可能。クーラーの廃熱でヒートアイランドを引き起こすこともなく、熱を無駄なく利用できる。
以前から太陽熱の直接利用には興味を持っていましたが、ローテクながら非常に有望な分野だと思いました。
(ホームページを見ると説明してくれた方は社長さん?)

あまりに商売に偏っているとしてこの展示会に対する批判もあるようです。確かにそういった部分もありますが、これだけ注目を集めているというのは良いことだと私は思っています。お金が動くところにはいろんな人、企業が集まってくる。中には怪しげな所もあり、正しい情報と本物を見分ける力も必要になってきそう。それでも中には今後伸びていく技術、企業もあるはず。エコ、環境を重視することで、経済が発展する。そういう社会がもうやってきていると思います。


2010/12/10 更新
昼にエコご飯コーナーでお弁当を買って食べました。エコをテーマの割に包装は普通のプラスチック。で、食べ終わると、プラスチックの蓋、中の仕切に使っていたアルミ、割り箸の紙袋まで分別して出さないといけない。正直面倒。
エコプロ ゴミゼロ大作戦として、「場内のゴミは11分別し、ゴミの量を計量、運搬しやすいように圧縮して再資源化しています」とありますが、基本的にゴミの処理というのは排出者側の責任で行うべきだと思う。消費者側の努力で分別させるのではなく、分別せずにすむような容器に入れるようにしてはどうでしょう?(土に返る素材のみ使用可能など)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ショッピング... 菅首相 高裁... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。
Copyright (C) 2012 copyrights. enestudy All Rights Reserved.