ショートショートガーデン

株式会社ベルモニーpresentsショートショートコンテスト（リンク先の入賞作品をクリックしてみてください）にわたしの書いた「大家族」が入賞しました。

んー、残念。なんとか、ラジオ放送される五作品の中に入りたかった。耳で聞いておもしろいように書こうとしてたんだけど、後半があと一息だったと自分では思います。

わたしが勝手に最優秀賞を取ると思っていたそるとばたあさんの「ハウスキーパー」は優秀賞でした。

最優秀賞の風月堂さんの「枇杷の独り言」は読んでいなかったので、慌てて読んだのですが、これは王道って感じです。400字の中にしっかりと時間が流れているところがすごいなと思いました。

クリスチャン・ボルタンスキー展

クリスチャン・ボルタンスキー展を見てきました。

最初の映像作品が血を吐く男でびびったのですが、それが一番怖い作品でした。

それ以外も不穏な雰囲気を漂わせています。映像と音が不安をかきたてます。

フィリップ・K・ディックを思わせるようなイメージ。

お客さんの年齢層が若い上にたくさん来ていました。

最初のところにある作者本人による解説ビデオが長いけど、おもしろいので必見です。

公募ガイド3月号

公募ガイド3月号のTO-BE小説工房で「名前」が最優秀賞を取りました。
明日、発売だけど、電子本ではもう公開されてます。
お題が「李」という難問で、最初は李朝の壺と謎の美女、朝鮮の李朝とベトナムの李朝で書こうと思っていたのですが、ファンタジーにしたいのか、ミステリーにしたいのか、グダグタになってしまい、あわてて、方向転換して、李という名前で書いたのが幸いしました。
直前に時空モノガタリの「あだ名」テーマを考えていたので、あだ名もからんでます。
今年はいい出だしです。
もしかして、わたしに実力がついてきたのでしょうか？

106回俳句道場

俳句道場で特選Aになりました。嬉しい。

ねじられて風船犬になりにけり

「なりにけり」でいいのか、悩んだ作品です。
バルーンアートを作る最中、風船は痛そうだなと思ってました。ねじる表現に「ギリギリ」を入れたかったのですが、字数で無理でした。