隠蔽捜査

隠蔽捜査 (新潮文庫) 著者 : 今野敏 新潮社 発売日 : 2008-01-29 ブクログでレビューを見る?

２０１３年、私の読んだ本のベストはこれです。
警察官僚、エリート意識ばりばりの竜崎。
こんな主人公でどう話を進めていくのかと思っていたら、こう来ましたか。
途中、本当に話がどう進むのかわかりませんでした。

一月からＴＢＳのドラマでやるようなのですが、キャストがイメージに合わない！　ドラマを見ようと思う人は先にこの原作を読んでください。

絶対、おもしろいです！

任務外作戦 下

任務外作戦 下 (創元SF文庫)

ロイス・マクマスター・ビジョルド

東京創元社

発売日：2013-03-21

ブクログでレビューを見る?

このシリーズ、どこが私の好みなのか、わかった。
ごちゃごちゃ、ややこしく進退きわまったところに、思わぬ解決策で何もかもすっきり。そう、私の好きなペリー・メイスンシリーズと同じパターンじゃないですか。
マイルズの活躍は少ないけど、お母さんとグレゴール帝の活躍、恐るべし。

それから、後日談的な短編「冬の市の贈り物」が幸せな一品でした。
気になっていたタウラがおしゃれに変身。いや、こうなるだろうという筋、そのままでひねりはないんだけど、それが本当にうれしかった。

任務外作戦 上

任務外作戦 上 (創元SF文庫)

ロイス・マクマスター・ビジョルド

東京創元社

発売日：2013-03-21

ブクログでレビューを見る?

オールキャストでどたばた騒ぎ。バター虫は虫嫌いの私にはつらいけど。
ピムがこんなキャラだとは思ってもいなかったわ。

酔いどれ小籐次留書 状箱騒動

酔いどれ小籐次留書 状箱騒動 (幻冬舎時代小説文庫)

佐伯泰英

幻冬舎

発売日：2013-02-07

ブクログでレビューを見る?

水戸行き、楽しみにしていたんですが、なかなか、水戸の殿様はできた方ですねえ。ただ、おりょうさんの押しが今回、弱くて残念。もっと、押しまくって、小籐次を困らせて欲しいわ。

傾いたローソク

傾いたローソク (ハヤカワ・ミステリ文庫 3-6)

E.S.ガードナー

早川書房

発売日：1976-12

ブクログでレビューを見る?

本格推理なんていうあおり文句がついていて、ペリイ・メイスンシリーズなのに？と思っていたら、けっこう、本格推理でした。古さはやっぱりあります。おもしろいのは、堅苦しいジャクソン弁護士のキャラ。愚痴っぽさがペリイのかっこよさをひきたてます。

新宿鮫

新宿鮫 (光文社文庫)

大沢在昌

光文社

発売日：1997-08

ブクログでレビューを見る?

いまさら、読みました。おもしろかった～。
で、この鮫島の大ピンチ場面、男性にとっては、ただのピンチじゃなく、本当に泣きそうになっちゃうのでは？
エドがいまいち中途半端かな。
しかし、最後のせりふといい、一番格好いいのは主人公の鮫島じゃないってことですよね。

暗号ミステリ傑作選

暗号ミステリ傑作選 (創元推理文庫 169-2)

東京創元社

発売日：1980-02

ブクログでレビューを見る?

少し、昔懐かしい感じがします。
暗号というものが今だとコンピューターがかりなので、ミステリではどうしても、時代が昔じゃないと難しいんですよね。
『ヒヤシンス伯父さん』が昔の暗号の欠点をついたコミカルさが楽しい作品です。

黒い金魚

黒い金魚 (ハヤカワ・ミステリ文庫 3-20)

E.S.ガードナー

早川書房

発売日：1980-02

ブクログでレビューを見る?

この巻ではペリー・メイスンとデラの仲がけっこう親密ですね。
って、変なところが気になりますが、あくどい男が殺されたので、犯人候補はたくさんいます。その中からどうやって、真実を見つけるのか。
昔の指紋の取り扱い方の問題点はちょっとひどかったけど、個性的な女性陣がおもしろいです。

木槿ノ賦-居眠り磐音江戸双紙(42)

木槿ノ賦-居眠り磐音江戸双紙(42) (双葉文庫)

佐伯泰英

双葉社

発売日：2013-01-10

ブクログでレビューを見る?

三部作の後始末と次巻以降の前振りがたっぷりある巻です。
奈緒さんを出すためか、やたら、不幸に襲われてしまうのがうーむ……。

悪道

悪道 (講談社文庫)

森村誠一

講談社

発売日：2012-10-16

ブクログでレビューを見る?

このスピード感はすごい。
結末を知っていたのが、残念だけど、それでも、読ませる本です。
こういう話をかけるようになりたいなあ。